ゴールデンウィークも、あと1日で終わりだ。
昨年に続き、今年も新型コロナの緊急事態となって、東京では外出自粛になってしまった。
そんな中では、近隣を散歩するか車で走り回るくらいが関の山で、あとは家にこもっている。
そして、パソコンでyou tube動画を見ることが多かった。
そこでみつけたものが、スーツさんの「東海道五十三次、電動アシスト自転車の旅1~16」である。
この人の動画は、これまでも色々見てきたが、五十三次は最近知ったものである。
スーツさんは、もう数年前から人気のあるユーチューバーだったらしいが、私が知ったのはまだつい最近で1か月も経っていない。
最初に知ったのは、大型トレーラーの運転動画「綾人サロン」を次々に観ているうちに、綾人さんがスーツさんをトラックに載せて走る動画を見たのがきっかけだった。
それから、今度は次々にスーツさんの動画を見始めて、この人は本当に面白い人だなあと思ってハマってしまった。
多くの人は数年も前から知っているのだろうけど、私の場合は、綾人さんもスーツさんも今年になって知ったので、これまでの過去の動画を遡って次々に観ているわけである。
そして、東海道五十三次は、その中でも今年の2月にアップされたものなので、そんなに古いものではないのだが、何十万人もの人は2月のうちに見終わっているものなのであろう。
(旅をしたのは昨年10月のこと。)
それを今頃になって発見したということで、私はちょっとタイムラグのあるファンである。
五十三次の1つ1つが、だいたい1時間以上もあるものなので、このゴールデンウィークの自粛期間に見るのに、ちょうど良いのだった。
そして、江戸時代の東海道五十三次の当時の道に従って自転車で走って行く道中が本当に興味深いものであった。
私は、毎日3個くらいずつ見て、今日ついに東京から京都までの五十三次の道程を見終えたのであった。
黄色い原動機付ママチャリで、よくぞ東京から京都まで走ったもんです。交通費が何もかからないで、行けるなんてほんとうにすごいもんだ。電気の力を借りたとはいえ、人間ってそんなことができるものなんだなあ。
それに、色々な宿場町や駅や川や山や峠や・・・様々なことがわかってよかった。
スーツさんが、おいしそうに料理を食べている姿や、お風呂にはいってあたたまったり、疲れ切って眠りにつく姿に、人間って本当にお腹が空いて食べること、疲れをいやすこと、眠ることが、必要で幸せなことなんだなあと感じるのだった。
三条大橋に着いたときに「目的のために頑張るって楽しいことですね」とスーツさんが言っていたけど、本当にそうだ。
新型コロナで家に閉じこもってテレワークをしているよりも、朝早く起きて自分の力で移動してエネルギーを補充して活動して夜になったら眠るっていうのが、いかに本来の人間の姿なんだろうか。
私も、こんなふうに旅行することはできないけれど、今日は身体を使って疲れたな、と感じるところまで働いてから休んだり、お腹が空いた~とさんざん思ってからやっと物を食べたりすることがいいことだなと感じるのだった。
ところで、実はまだ最後まで観たわけではなく、スーツさんの目的地は京都で終わらず大阪まで行くそうだ。だから明日、京都から大阪の分の動画を見るのである。
東海道五十三次は東京から京都までだけど、実は大阪までの道中が江戸徳川時代からあったものであり、五十七次になるのだそうだ。
今夜は遅くなってしまったので、最後は明日見せてもらうことにする。
昨日、お茶のことを書いたけど、静岡茶のほかに五十三次では伊勢茶というものもあった。
お茶と日本人の関係は強く、今でも「お茶しよう」とか「お茶のみにいきませんか」とか「茶飲み友達」とか、日本茶を飲むわけではなくとも、そのように言う。
昔の旅人にとっては、休憩にお茶は必要不可欠なものであり、疲れをいやし活力を与えてくれるものであったそうだ。甘酒・だんご・餅・あんこ・緑茶・蕎麦・・・そういうものも日本人の道中の食べ物としては重要なものだったようだ。
活動とお茶と食べ物と風呂と寝床って重要だな~~
人間は何かに挑戦しなくちゃいけないし、ちゃんと働いてちゃんと休憩して楽しく充実した日々を過ごしたいものだ。
2時を過ぎたので眠ることにします。
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