以前
小さいナイフに書きました、鹿山利明氏に依頼していたベビーホーンがやっと届きました。
9月の初めにはできていたのに、ナイフマガジンの取材で貸し出してあって、やっとの返却、発送です。
仕様
鋼材:ATS-34、ホローグラインド、ヘアライン仕上げ
ハンドル材:ドライカーボン
刃体長:44mm
ハンドル長:60mm
刃厚:2mm
ハンドル厚:5.2mm
重さ:12g
大きさは、ビクトリノックスのクラシックを少し大きくしたぐらいで、
ムサシよりちょっとだけ小さい感じです。
小さいですし、カーボンハンドルですので、とても軽いです。
ハンドルの厚みはクラシックのアルミハンドル仕様の5.7mmより薄く、とても薄いです。通常のクラシックのハンドルが8.6mmですから、いかに薄いかが分ります。
鹿山氏の判断で、できるだけ薄く仕上げたとのことですが、とてもスマートで携帯性には良いものの、薄くて握りにくいのが気になります。
小さいナイフですので、軽さと携帯性を取るか、ややごつくなってもハンドルを厚くして握りやすさを求めるか、難しいところです。
仕上げはとても美しく、安いファクトリーナイフとは一線を隔します。
ハンドルが薄いのは、スマートでシャープな印象を与えます。
開閉もスムースで気持ちよいです。
配達伝票に「ナイフ」ではなく「工芸品」と書いてありましたが、まさにその様な感じです。
ひとり言
写真は気にらないですが、いつもねぇ。
ブレードは光るし全体にモノトーンだし、撮りにくいよ。
文字を入れて粗隠ししてみました。
おまけ写真も添付しますが、時間があればまた撮り直したいです。
おまけ写真の撮り方
深皿に氷の偽物を入れます。
深皿にラップをかぶせて、その上にナイフを乗せます。
ラップにしわができないように伸ばします。
(アクリル板で良いのですが、横着をしてラップを使いました。)
氷の偽物が輝くように、横からArc-AAA-P2本で照らしています。
ライトボックスですと光りが強すぎるので、今回はArc-AAA-Pを使いましたが、蛍光灯と色が異なるので、氷の偽物が紫色になってしまいました。
メインの照明は、蛍光灯で、例によってトレペを使っています。