先日12日の土曜日に、朝友人から電話があり、豊田市にある
恩真寺へ行ってきました。
朝刊に湿地が紹介されていたとのことです。
山深いところにあり、駐車場から少し登るとその寺はありました。(表題写真)
更に奥へ進むと湿地があるのですが、ここがそう??という所で、狭いし、一部油は浮いているし、電柱は立っているし・・・。
新聞で紹介されたところとは思えず、更に奥へ進みましたが、どうやらもう奥にはなさそうです。
ラムサール条約湿地の新規登録候補地ということで期待して行ったのですが、ちょっとがっかりしてしまいました。
その代わり、ギンリョウソウを見ることができましたし、
森の中の散歩は静で心地良く、
カワトンボも見ることができました。
ほかに、オニヤンマやシオカラトンボも飛んでいました。
ギンリョウソウは、別名ユウレイタケとも言い、全体に白く茎は少し透き通っていて、名前の通りちょっと不気味でもあります。
名前は聞いたことはありますが、初めて見ました。
カワトンボも初めて見ました。とても綺麗な瑠璃色をしていて、止まると羽を畳みます。飛ぶ時は、普通のトンボよりチョウのように舞うような感じでした。
散策から戻り、寺の縁側で休憩をしていると、イチョウやカエデなど木々の緑が鮮やかで、風の音、鳥やカエルの声のほかには何も聞こえず、まさに静寂。
この静けさと、木々が風に唸るのを見聞きしていると、神々しさを感じます。
残念ながら、写真では表現できません。
景色が特別良いわけではありませんが、この静寂の中でコーヒーを飲みながらゆっくりしていると、とても心地よいひと時でした。
昼をとうに回っていたので、弁当を持って来ればよかったと思いました。
また、寺の麓の田んぼや側溝には、メダカ、トノサマガエル、アメンボ、ミズスマシ、オタマジャクシなどもいて、とても懐かしい思いでした。
もっとゆっくりしたかったけれど、お腹がすきました。
近くにコンビニや食事のできるところはなさそうです。お店を探しに出かけました。
つづく