あの、たこ焼きの美味しさが忘れられず、「たこ焼き大翔」さんへ再訪。
前回は仕事の得意先が傍にあって、このお店のシステムを知らずに行ったので、20分弱車中で出来立てのたこ焼きを待ちました。
「次回は到着時間の20分くらい前に電話してくれたら、待たせませんから~」とおかみさんが親切にチラシまでくれたので、今回は電話してから訪店。
だけどその後仕事を辞めてしまい、プライベートドライブで寄り道をした結果、到着時間が読めず、少し早めに着いてしまいました。
「お店で食べていきます」というと、「玄関へどうぞ」と店主さん。
なんだか親戚の家に来たみたいな気分でしたが、玄関を上がりました。
「こちらへどうぞ」とお炬燵のテーブル席に案内され、冷たい麦茶ポットのおもてなしを頂きました。
個人宅なのに、なぜか落ち着く感じが不思議です。
店主さんがお台所でたこ焼きを焼いている雰囲気を感じながら、ドキドキして待っている私がいます。
子供の頃私のお父さんが、奮発して何か美味しいものを作ってくれているのを待っているような心持です。
「お待たせしました~。熱いからやけどしても私のせいにしないでねぇ~」と。
チーズたこ焼き(400円税込)
ノーマルたこ焼き(350円税込)
焼きたてのたこ焼きにテンションUPUP↑↑
見た目にチーズたこ焼きのほうが、ふっくらとボリューミーに見えます。
ひと口頬張ると・・・・・・・・・・ハフハフ・・・ボールの表面のチーズのパリパリ感と香ばしさ、中のとろふわ感と蛸の旨みとコリコリ感、後から控え目に来るソースの甘味と旨味・・・ああ・・・。
頭の中は完全に「まっ白」になってしまいました。
次はノーマルたこ焼きをひと口・・・といってもチーズ同様、ひと口では食べれない大きさです!
うっ、ソースが全面に濃厚さを強調してくるものの、紅ショウガの香りと蛸の旨味が三位一体となって、すごい主張してくるぅ~のに、とろふわりと消えて余韻だけ残していく・・・。
また頭の中「真っ白」。
夢中になって食べていくと、気付くものです!
夫のほうが多く食べたとかそういうことなんですけど・・・最後に残った一個は「恨まない条件」でGETしました私。
「恨まない条件」が出るくらいの、食の体験あんまりないんですけどねぇ~。
夫も「お土産用のも今食べてしまおうか?」と「恨まない条件」の後にさりげなく提案してきたほどでした。
本当に美味しく頂きました。
「今年食べた大坂のたこ焼きより美味しかったです」と店主さんに言ったら、「焼き立てが一番」なのと「福島でお店をやるのだから、地元(東北)の味覚を大事にしていかないといけないと思ってやっています」とおっしゃっていました。
焼き時間20分かけて350円~なんて、何か相当深い信念がないとできない仕事だと私は思いました。
材料費(原価)を引いたらと考えると・・・
無償の「愛」を感じるたこ焼きでした。
「また来ます~」と私。
「私が死ぬ前に来て下さいね」と店主。
「絶対来ますよ」と約束しましたよ♪
私も頑張りますから~!
■たこ焼き 大翔
住所 福島県相馬市沖ノ内2-21-14
営業時間 11:00~20:00
店休日
毎週火曜日・第1月曜日