相馬市の「たこ焼き 大翔」さんで焼きたてのたこ焼きを待っている間、「相馬でパワースポットあるかな?」と思いつき、調べてみました。
南相馬市にある寺院「円明院」さんが、福島県のパワースポット5選に入っていました。
「行ってみる?」
たこ焼き屋さんから50分程度で到着するようなので、行ってみることにしました。
15時50分に到着。
「円明院」さんは、 明治5(1872)年に太政官布告で修験宗が廃止されるまでは、羽黒山を本山とする羽黒派修験に属し、旧中村藩領本司華輪山日光院末だったそうです。
廃止後、改宗して比叡山延暦寺の天台宗派となり現在に至っています。
目の前が海であるにも関わらず、東日本大震災の際に「円明院を津波が避けて通った」ことから、世界一のパワースポットとも言われているそうです。
カメラで撮影すると不思議な光が写る、円明院奥の院に結界として張られているロープが無風でも振動する、といった不思議な現象が見られるそうで、UFOが降りたという場所もあるらしいのです。
参拝客はどうやら私たちだけのような雰囲気に焦り。
山門はありません。
入ってみると、何か特別なルールがあるような雰囲気が漂っているので、とりあえず社務所へ。
閉館時間は16時だとのこと。
「これからお参りするので、ご朱印帳をお願いしておきます」というと、「お寺専用のご朱印帳があって、筆で書いたりしないのです。ご朱印は自分で押して行ってください」(100円)と言われました。
そのため、自分でご朱印を押しました。
ただのスタンプです。
ちなみに右のは、仙台秋保の「大滝不動尊」で頂いたご朱印です。
まずは、この「大浄化塔」で鐘を2回鳴らして、言霊を唱えます。
「パワー蛙」が隣にあります。
お堂へ。
龍や金魚が描かれた三和土、立派です。
本堂で住職の講和を聞いてからでないと立ち入ることができない、奥の院が特に強いパワースポットらしいのですが、今回はあきらめなければなりません。
「ウマくいく」を祈願して帰ることにします。
布巾で撫でるのがルールとなっています。
今年は四国遍路を結願した私にとって、お線香もお蝋もない円明院さんは「生きている方のためのお寺」であって、ご住職さんの土曜か日曜の時間厳守の講和を聞かないと本堂に立ち入りできないなんて、不思議な経験でした。
ご住職さんのお話を聞いた先にある何か?
東京では、この円明院さんへの日帰りバスツアーなども人気のようですので、最強のパワースポットで何を感じるのか、好奇心がくすぐられますね。