山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

したかわら

2013年10月26日 | 蕎麦

秋田の観光パンフレットに載っていた「十割そば」が気になり、初訪しました。

農業法人の奥様方が2~3人でお昼に営業しているお店なのだとか。

地元産の蕎麦を施設敷地内にある製粉施設で製粉し、十割蕎麦を出しているそうです。


店内では、お米の他に蕎麦の乾麺も販売されていました。

こぢんまりとしたシンプルなテーブル席のお店でした。

メニューは、蕎麦とかき揚げとおにぎりのみ。

蕎麦つゆはこだわりがあるみたいです。 

これで600円なので、お得感がある~、と思いきや、かき揚げは中心部がグニャリと生っぽく、サクッと経歯触りもなく、食材の香ばしさもない。

じゃ中身はなんなの~?と分析すると、玉ねぎが入ってるのは解るのですが・・・揚げ玉を丸めたような、侘しい一品なのでした。

サービスで出された沢庵は、保存料の味が気になり食べ残してしまいました。

十割蕎麦は、つるつるした舌触りの細打ちでした。

蕎麦の香りはするものの、蕎麦独特の甘味もあまり感じず、単調な味わいで手打感がしませんでした。 

蕎麦湯はジャーに入っていて、セルフサービスです。

おにぎりはお米の味が濃くて美味でした。

 

■したかわら

住所 秋田県鹿角市花輪字赤川69


奥々八九郎温泉

2013年10月25日 | 温泉

wikipediaによると野湯(のゆ、やとう)とは、自然の中に存在する温泉が自噴しており、かつその源泉を利用した商業施設が存在しない場所のこと。その形態は様々で、地元自治会や愛好家が定期的に手入れを行っている所、利用者自身がシート・土嚢・ショベルなどを用意して行かなければならない所もある。一部の野湯には硫化水素ガスなどの火山ガス発生地帯のため入浴に生命の危険を伴う場所や、自然保護の観点・所有者の許可が必要などの理由により立ち入り禁止となっている場所がある。

秋田県鹿角郡小坂町の野湯へ。

途中の林道を右に進んだら、どんどん道は険しくなり、結局は建設現場でした。

ということもあるので、ご注意ください。

林道脇にある「奥々八九郎温泉」にやっと辿りつくことができました!

野湯の雰囲気が漂う浴場。

温泉好きにはたまらない穴場です!

おお!この大地のオレンジ色。

ワイルド感も素晴らく、最高です!

まわりは、山と緑だけです!

この湯だまりは、いい感じのひとり風呂。

写真では伝わりにくいのですが、寝湯の感じでちゃんと身を沈めることができます。

しかも、長湯できるほどの適温のイイお湯です~♪

ほかにも湯だまりはあり、それぞれに湯温が違います。

自分の好みの浴槽を探してみるのをお勧めします!

広めの湯だまりに行ってみます。

勿論混浴ですから、温泉好きならお互いに素晴らしい野湯を共有し合えるよう、譲り合いの精神が大事です。

画像右側の浴槽からは、足元から温泉がボコボコと、勢いよく流出しています。

天然のジャグジーでもあり、大地のヘソともいえます。

このヘソの上は結構深くなっていて、立ち湯の感じになります。

足元からは、小石を巻き上げながら温泉がシュワシュワボコボコと・・・

そのエネルギーを全身で受け止めたなら、思わず「ワオ、凄い~(パワー)!」と言葉と共に、笑みがこぼれてしまいました。

これぞ究極の温泉です!

空を見上げると、お月様が顔を出していました。

国有林のため、立ち入ったことの全ては自己責任です。

あまりの素晴らしさもあってか、夕刻にキャンピングカーで乗り入れ、一夜のうちに野湯を独占する方もおられると地元の方が嘆いておりました。

皆が長く利用できるよう、マナーを守ってご利用ください。

また、夏場はアブやブヨが湯だまり周辺に集まるのでご注意ください。

傍には小川も流れ、自然のBGMも魅力的です。

私が今まで入湯した温泉のなかでも、今まで体験した野湯のなかでも、思い出の残る温泉。

大地のパワー、絶え間ない自然のエネルギー、その効能を裸で感じられる素晴らしい温泉でした。

秋田は温泉天国です~♪

心から、この温泉に感謝!

 

 

 

 


八九郎温泉

2013年10月24日 | 温泉

私にとって誰にも教えたくない温泉があるとすれば「八九郎温泉」がそれに相当すると思います。

そこは、小坂町某所。

内湯から流れ出た温泉は真っ赤な色をしていました。

この温泉は無人で、寸志を箱に投入します。

ビニールハウスの温泉ですが、泉質は素晴らしい!

飲湯もできる新鮮なお湯がかけ流しされています。

お湯は炭酸を含み、入浴すると肌に気泡が付きます。

湯加減も丁度よく、このお湯なら長湯もできそうですが、炭酸効果で体がポカポカと良く温まります。

女湯では地元の方とおしゃべりをしながらの入浴。

東日本大震災の影響で、湯量が以前より増し、さらに湯温もぬる湯から適温になったとか。

冬になれば近隣の民家さんが温泉までの道のりを除雪するなど、地元の方々に守り愛されている温泉なのだそうです。

 

近年webからの情報により、県内外からのお客さんも入浴しにくるようになったそうですが、このような温泉は、「入浴させていただく」気持ちを大事にしながら温泉のマナーを守り、譲り合いの精神を持って入浴し、いつまでも大事にしていきたいものです。


矢立峠周辺の温泉

2013年10月23日 | 温泉

矢立峠の周辺は豊富な温泉に恵まれ、日景温泉や矢立温泉、相乗温泉をはじめとする1軒宿の温泉や、碇ヶ関温泉郷などの小さな温泉郷が点在しています。

浴室の床には温泉成分の析出物により千枚田状の模様が作られている一軒宿の「アクトバード矢立」は「矢立温泉」。

古めかしく色香もない外観が残念ですが、赤湯とも呼ばれる温泉はきっと素晴らしいと察します。

すぐそばにある「道の駅やたて峠」でもあり「大館矢立ハイツ」内にある「矢立峠温泉」もオレンジ色の強い赤湯でした。

露天風呂に内湯、サウナと水風呂まで完備され、硫黄の香りがほんのり漂い、オレンジ色も綺麗で、ポカポカと温まる良いお湯でした。

 

そこから北上するとすぐ青森エリアの「相乗温泉」は、かつて比較的大きなレジャーランド的なホテルがあったそうですがバブルの崩壊後閉鎖され、廃墟になった大きな鉄筋コンクリ造の建物が今でも残されていました。

その隣の敷地に数年前に老人ホームとともに、平屋の旅館「羽州路の宿 あいのり」として復活しています。

また、「道の駅いかりがせき」にも、「関の庄温泉」と呼ばれる温泉入浴施設があります。

 

冬季はなかなか観光客の引き込みが難しいエリアかもしれませんが、素晴らしい温泉が多い地帯です。

この矢立エリアの素晴らしい温泉をいつまでも絶やさぬよう、守り続けていってほしいものです。

 


日景温泉

2013年10月22日 | 温泉

矢立峠にある「日景温泉」は、日本秘湯を守る会の会員宿です。

青森との県境も近く、この宿の駐車場から矢立遊歩道も整備されています。

日景温泉の歴史は、明治22年、磐梯山の噴火に伴う地殻変動により湧き始めのがはじまりでした。

明治26年になると、大館地方の自由民権運動家でもあった日景弁吉さんによって、温泉宿が作られました。

温泉名は、創業者の苗字に由来しています。

館内は昭和の色香があり、魅惑的でした。

宿泊者には温泉卓球場も。

浴場までは、長い廊下が続きます。

女性の脱衣所に「露天風呂」の看板がありましたが、現在は内湯を経由しなければ露天には行けないようです。

露天風呂はこぢんまりしており、男性の内湯とつながっています。

つまり、混浴です。(宿泊者には女性時間帯あり)。

露天のお風呂はぬるめでした。

しかも、この乳白色の温泉ですから いくらでも長湯できそうです。

女性の内湯は、二つの仕切りがあり、画像左の浴槽は浅めで寝湯にもってこいのぬるゆでした。

寝湯のポーズをすると、視線に外の緑も美しく、硫黄の香りに包まれながら、湯温や湯触りも心地よく、最高にリラックスして温泉を愉しみことができました。

ジャバジャバと含硫黄-ナトリウム-塩化物泉の新鮮な湯が浴槽に注がれる、完全なかけ流しの温泉です。

秋田杉をふんだんに使った内湯は、わびさびがあります。

日景温泉は成分の多い湯で、その効能の高さから「東北の草津」とも呼ばれ、3日入れば治ることから「三日一廻りの名湯」として知られてきました。

特にアトピーなどの皮膚病に対する効能は高いそうです。

湯上りに、広々としたロビーで暫しの間、まったり過ごすのも良いと思います。

このロビーの向こうには、自炊棟があります。

こんな素晴らしい温泉が近くにあったなら、私なら毎週でも通うと思います。