ハナミズキ
作詞 一青 窈
空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が百年続きますように
夏は暑過ぎて
僕から気持ちは重すぎて
一緒に渡るには
きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい
僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと止まりますように
君と好きな人が百年続きますように
ひらり蝶々を
追いかけて白い帆を揚げて
母の日になれば
ミズキの葉、贈って下さい。
待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が百年続きますように
僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと止まりますように
君と好きな人が百年続きますように
君と好きな人が百年続きますように
フルート用ニューミュージック曲集の中に入っていて、メロディが気に入って時々吹いていた楽曲でしたが、娘が家を出てからというもの歌番組は見ないので、歌手も歌詞も知りませんでした。
先日、たまたま見た徳永英明の特集番組で、この曲は9.11テロをきっかけに作詞されたことを知り、読んでみると…こんな素敵な詞だったんですね。
動機を知らないでこの詞を読むと幾重にも解釈できてしまいそう。
分かるような、分からないような部分もあるけれど、
どうぞゆきなさい、お先にゆきなさい。僕の我慢が…云々
ここ良いですね~。
なんて優しくて切ないんだろう。
[ハナミズキ]
別名、アメリカヤマボウシ。落葉高木。4月下旬~5月上旬、白や薄ピンクの花を咲かせる。
その昔、東京からワシントンへソメイヨシノを贈った際、返礼として贈られた。
花言葉:私の想いを受けてください。返礼。