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某金融機関が発行している五月号の小冊子に載っていて、たまたま知るところとなった。
学徒出陣で23歳で散った詩人竹内浩三の「筑波日記」の中の詩。
五月ガ来テモ
四月モ終ル。
ヤガテ緑ノ五月ガ、アア、緑ノ五月ガ、来ル。
ドウナルカワカラナイ。
今ノキモチハ、ナントモワカラナイ。
ワリキレナイ気持チダ。
五月ガ来ル。
五月ガキテモ、ソレハボクニ何ノヨロコビモ、モタラサナイデアロウガ、
デモ、五月ガ来レバト、
何トナクヨイコトデモアリソウナト、
アワイノゾミヲモッテ、コノ日記ヲ終ロウ。
良イ日ガ来テ、良イコトヲシテ
ヨイ日記ヲ書ケルヨウニト。
筑波日記 冬カラ春ヘ 終リ
便利な世の中、昨夜この日記について検索していたら、この詩が書かれたのは昭和19年の4月28日、正に今日であることが分かりました。
何かの巡り合わせと思い、記しておきます。
平和の中で生きる自分のモヤモヤした気持ちなど、一笑されそう。
楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆
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