月と月見草 2013-07-20 22:14:11 | 動植物 今夕7時過ぎに撮影。 裏の斜面に伸びてきた月見草、ちょうど月が出ていたので収めてみました。 夕方に開花し翌朝には萎んでしまうことから、こんな名が。 オオマツヨイグサと習い、大松良い草だと思ったのは子供の頃。 別名、大待宵草の所以も納得ですね。 竹久夢二の宵待草 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき 想ふまいとは思えども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな 西条八十が追記した二番 暮れて河原に星一つ 宵待草の花のつゆ(花が散る) 更けては風も泣くさうな 花言葉:ほのかな恋
海の日によせて「歴史と音楽のひととき」 2013-07-20 07:36:07 | 鑑賞 海の日によせて「歴史と音楽のひととき」 ♪チェンバロの奏でと共に いにしえの響き、心の歌とのひとときを♪ チェンバロ演奏:明楽みゆき 2013年7月16日(火)13:00開演 場所:室蘭八幡宮 拝殿 無料 プログラム「海に捧ぐ竪琴の響き」 ◆いにしえの響き アヴェマリア J.S.バッハ パバァーヌ W.バード 懐かしき木陰にて(ラルゴ) G.F.ヘンデル 舞曲 J.ph.ラモー 百合の花咲く F.クープラン ◆こころの歌 椰子の実 作詞:島崎藤村 作曲:大中寅二 歌:立野了子 浜辺の歌 作詞:林 古渓 作曲:成田為三 歌: 〃 ロンドンデリーの歌 アイルランド民謡 スカボローフェアー スコットランド民謡 ◆チェンバロ つれづれ ハナミズキ マシコ タロウ 涙そうそう BEGIN アヴェマリア G.カッチーニ パッサカリア G.F.ヘンデル アンコール からたちの花 北前船主を先祖に持つ奏者が立ち上げた「現代版北前船プロジェクト」コンサートを北海道内の神社仏閣などで展開中。 30年ぶりに訪れた室蘭八幡宮は10才までこの近くに住んでいたので、物心つく前から訪れていた馴染み深い神社。 長い石段の中腹。よくこの手すりを滑って降りたっけ… 至る所にこの蕾、なんの? 手水舎。竜ですね、若い頃は目がいかなかった… もっと石段を登った記憶だったけれど、意外に早く本殿に到着。 馴染み深い神社なのに拝殿に入ったのは初めてかも。 160人限定のコンサート。 北前船が活躍していた同時代のヨーロッパと比較しながらのお話しはとても慣れた様子で楽しめるものでした。 演奏はあっさりという印象、装いは袴姿。 障子窓を少し開けたままの心配は、歴史ある木造建築の共鳴が払拭、大好きなチェンバロの音色、そして神社独特の香り、簡易の椅子に背もたれはなかったけれど、心身共に癒された感。 このチェンバロの蓋に書かれているラテン語の意味は、 音楽は喜びの友、悲しみの薬。 音楽は労苦の慰め。