右のナンバーワン投手はまず藤目だろう。177センチ、67キロとからだもまず恵まれている。春の大会まではバックスイングから投球に移る時、ちょっと間をおき、二段モーションのような投法を取っていたが、持ち味のスピードボールを生かし、さらにスピードを増すため、スムーズな投法に変えた。この投法によって体重がスムーズに移動し、タマに体重がよく乗るようになったのでタマに重みが加わり、一層スピードが増した。このスピードがどこまで大会で通用するか。このスピードボールにカーブをうまくミックスすれば内容のあるピッチングが出来よう。ただ一人相撲を取るきらいがある。冷静にじっくりと攻めることが必要だ。それと向かっていく気迫が望まれる。・・・