プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

豊永隆盛

2013-03-20 21:51:26 | 日記
戦力には遠い豊永(中日)

中日のルーキー豊永が五月中旬から戦列に復帰した。四月末にヒジを痛めて以来十日ぶり。ようやく本来のピッチングを取りもどし、最近になって本格的な投球練習を開始した。ウエスタン・リーグにおける豊永の投球内容は、2試合に登板して11回2/3、11安打7三振無四球、防御率3.57。近鉄戦で1敗を記録している。投球内容で一見してわかるのは、無四球で示されるコントロールのよさ。この制球力と安定感を首脳陣が買っている。「からだ(1メートル、75キロ)の割りにスピードのないのが欠陥。腕の使い方がシャープでないのが原因だ」中山二軍コーチは期待と不安が五分五分だという。豊永はスライダーとカーブに加え、最近フォークボールを研究中である。まだ試合で投げられる状態にはなっていないが、これもスピード・ボールをマスターしてこそ効果が出るであろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相本和則

2013-03-20 19:11:22 | 日記
少数精鋭主義で効率よく運んでいる伊東キャンプで日拓のルーキー相本内野手の株が急上昇中。強肩とシャープなバッティングは文句なしの二重丸というわけ。「高橋博の出来いかんによるが、場合によっては阪本を三塁に回してショートで使って見たい。癖のないバッティングはどこもさわる必要がない。それに大橋(阪急)より球筋が素直。あれなら少々深いゴロでも十分殺せる」と、田宮監督もぞっこんの惚れよう。相本はドラフト三位でノンプロ三菱キャタピラ出身。中肉中背でナインの中では目立った存在でないが、野手組十人の中へ大抜てきされただけに、攻守の動きは抜群。目下は「カットプレーやサインプレーの型を覚えるだけでクタクタ。精神面でもの凄く疲れます」と音を上げているが、第一線出場の話になると意欲満々。「左投手は大好きだし、もし使って貰えれば代打でも何でも文句は言えません。カーッとくるといい結果が出るんです。今からボックスに立つのが楽しみです」とホープさんらしい口ぶり。鉄砲肩と好打で日拓名物の内野手になる楽しみな一人だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新屋晃

2013-03-20 14:02:44 | 日記
新屋(日)は小粒でもピリリ

一軍選手の森中が常連になったり、投手の日高(広島商、四年目)が三塁を守ったり・・何やらツギハギだらけの感がある日ハムにあって一人気を吐いているのが、二年目の新屋内野手(鹿児島・照国高)。1㍍70と小柄で下位打者ながら、目下2割9分(二十八日現在)、14打点でベスト10上位に頑張っている。地味な存在だが「バッティングに確実性が出てきた」と、首脳陣も着実な進歩ぶりにはタイコ版。「快足が売り物」という割りには盗塁は物足りないが、山椒は小粒でピリリ・・というところ。外野手の島津、大室らと並んで日ハム・ヤングの中のホープさんには間違いない。終盤戦の活躍ぶりが楽しみな一人である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷哲男

2013-03-20 11:53:15 | 日記
心臓男谷投手への期待

二年生の谷投手が、キャンプの紅白戦でも、ドシドシと登板して、なかなかいいピッチングをやっている。シュート気味に、内角へ決まる速球、外角へスライド気味に入る球は、かなりのスピードがあり、くせがあるので打者にとっては打ちにくい。「おいっ、どうした。そんなにコントロールが悪くてはとても一軍で投げられないぞ」ときどき、ボールの数が多くなると近藤コーチがど鳴りつける。すると、うしろを向いた谷は、赤いシタをペロリと出し、なにいってやがんでえといった顔で負けていない。コントロールがもう一つよくならないのは、多分に彼の性格にあるが、たしかに谷は若手選手のなかでは、ヒョウキン者で通っている。彼がいるあたりはいつも、笑い声が絶えず、にぎやかなので若手選手の間では人気者。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乗替寿好

2013-03-20 11:36:09 | 日記
防御率第一位は乗替(太)か

ところで防御率第一位投手への最短距離にいるのは乗替(太平洋)だ。四日現在、防御率0.53で断然トップに立っている。もともと左腕の稀少価値を買われてドラフト二位でプロ入りしたホープだが、球威不足から伸び悩んだ。「でも、いまはスピードがすべてでないことがわかりました。カーブと落ちる球をうまく生かし、内角の速い球を効果的に使うようにしているのがいいでしょう」こういって自信を取り戻し、好投している。奥田直(中日)五十嵐(近鉄)らが追いかけているが果たして・・・。最多勝利投手では、一軍入りした宮本(阪急)の7勝を岡田(近鉄)伊藤(南海)有田(広島)らが抜き去ることが出来るだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸勝之

2013-03-20 11:03:04 | 日記
大洋の新人の岸が、二十七日の川崎球場での対サンケイ戦の対サンケイ戦に、サンケイの中心打者に打たれて、散々なデビューぶりを見せた。この岸、歳は十八才で、1メートル八十二、七十四キロの体格は抜群として、もうひとつ抜群なのな、年齢に似合わぬ髭男で、とても高校出だてとは思われぬ面構えで、「オッサンくさいルーキー」といわれているほど。そのくせ、気は至って弱く、「徳武さんや豊田さんの顔を見たら固くなっちゃって・・」と、みじめな初登板の感想も弱気まる出しである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする