1970年
・大洋きっての異色ルーキー松枝がイースタンの東映戦「5月14日」に勝って早くも2勝目をあげた。183センチ、84キロの巨体は大男ぞろいの大洋ナインの中でも、ひときわ目を引くが、この、ごつい体の上に乗っかっている顔が、人一倍にらみがきくもので愛称は「シャイアン」。
熊本第一工高出身「トヨタに3年在籍」の九州男児らしく、ピッチングも速球でグイグイ押して行く荒っぽさ。「カーブの他、特に球種がないかわり、あのいかつい顔で打者を威圧しているのだろう」というのが専らの評判。
今年、刊行された大洋イヤーブックにも「ヘイズを思わせる投法はダイナミックで柔軟な体と上背を利しての速球は威力十分」と紹介されてる。
年々、個性派が少なくなっているプロ球界だけに、松枝のような豪快なキャラクターの台頭は大歓迎だ。
・大洋きっての異色ルーキー松枝がイースタンの東映戦「5月14日」に勝って早くも2勝目をあげた。183センチ、84キロの巨体は大男ぞろいの大洋ナインの中でも、ひときわ目を引くが、この、ごつい体の上に乗っかっている顔が、人一倍にらみがきくもので愛称は「シャイアン」。
熊本第一工高出身「トヨタに3年在籍」の九州男児らしく、ピッチングも速球でグイグイ押して行く荒っぽさ。「カーブの他、特に球種がないかわり、あのいかつい顔で打者を威圧しているのだろう」というのが専らの評判。
今年、刊行された大洋イヤーブックにも「ヘイズを思わせる投法はダイナミックで柔軟な体と上背を利しての速球は威力十分」と紹介されてる。
年々、個性派が少なくなっているプロ球界だけに、松枝のような豪快なキャラクターの台頭は大歓迎だ。