プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

大沢勉

2013-12-10 20:52:04 | 日記
1971年

・種茂をおびやかす大型捕手として期待されているルーキー大沢が、オープン戦3月28日の中日戦で待望の初安打を右前に放った。「あまりに期待をかけすぎて一度にあれこれ教えすぎた。少し混乱しているようだ」・・・田宮監督・・・
という事で、関西遠征には行かず多摩川で二軍暮らし。「これが、よかったです。久しぶりにキャッチャーとしてのカンを取り戻せましたからね」と本人は一挙に消化不良を解消したようだ。20日からの中日戦から一軍に帯同、マスクも5度被った。
しかし、打つ方はからっきしダメだった。それだけに、この日の初安打には大喜び。ニコニコと顔はゆるみっぱなし。
毒島コーチも「あれくらい余裕あるバッティングをやってくれれば、いうことなし」と、愛弟子の打ちぞめを喜んでいた。
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藤倉一雅

2013-12-10 20:51:01 | 日記
1980年
・「ハイ、このヒットは生涯忘れません」。プロ入り初打席が感激の初安打。チームメイトの大型新人・岡田でさえ果たせなかった夢を堂々とやってのけた。10月5日、ヤクルト25回戦「甲子園」8番ショートで名を連ね、3回に先頭打者として、左腕・神部に向かった。「いい球だったら、初球から思い切っていこう」と自分にいい聞かせた。ハッシと叩いた打球は三塁左を破りレフト線へ。「ヒットとわかったのは、一塁ベースを回った瞬間です」藤倉は興奮気味。「まっすぐ・・・いや、
スライダーかな」球種も定かでないあたりが、ルーキーらしくていい。藤倉の一軍ベンチはタナボタ的だった。掛布、真弓、
渡辺純が相次いで故障。内野陣が払低してチャンスがきた。加えて榊原もダウンし待望のスタメン、そして会心のヒットである。4回には加藤とのコンビで併殺も鮮やかに。「ヒットも打てたし、守りもボロが出ず・・・。安心しました」とニッコリ。10月11日出発の米フロリダ教育リーグのメンバーにも選ばれ目を輝かす。中西監督も「きょう1番の収穫は藤倉」と手放しで喜んだ。
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