プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

上条皇裕

2018-12-02 21:30:39 | 日記
1958年

大毎オリオンズはこのほど東京足立高のエース上条皇裕(たかひろ)投手(18)の入団を内定、近く正式契約する。同投手は、東京の右腕投手№1といわれる速球投手で夏の全国高校野球甲子園大会の都予選で準々決勝まで進出。日大二高に惜敗したが、予選五試合に奪三振50個を記録し、巨人、国鉄、大毎、東映をはじめとするプロ球団、石川島造船、大和証券、東鉄などのノンプロからもさそわれていた。さきに巨人入りした王選手とは今年オープン四試合に顔を合わせ、二安打をゆるしたが、4三振を奪っている。打撃もよく足立高では四番を打っていた。同投手の義兄が元毎日監督若林忠志氏と同じ(ペプシ・コーラ日本支社)ところから同氏のすすめで大毎入りが内定したもの。1㍍72、68㌔、右投右打。

上条投手の話 「早大か立大へ進学するつもりでしたが、家庭の都合でプロ入りすることにきめました」

大毎・松村代表の話 「上条君がウチに入団するよう二、三の方面から交渉していた。素質のある優秀な投手だそうで、ぜひ欲しい。まだはっきり決まったわけではないが、片岡スカウトの話によると東映は断ったそうだし、国鉄も影がうすくなったので九分通りウチへ来てくれるだろう」

足立高・中島野球部長の話「プロ球団のなかでは大毎がいちばん熱心に入団をすすめていました。上条はプロ選手としてはやや上背がないのが心配だが、球速とコントロールでは他のどんな高校生にも負けないでしょう。いいコーチがつけばもっとのびる選手です。学校の成績も二年生のときはクラスで二番、一学期は六番でした。むしろ進学させてやりたかったのですが・・・」
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大石清

2018-12-02 07:50:52 | 日記
1958年

広島カープでは板東投手獲得に失敗したので投手陣補強を急いでいたが、このほど清水商の大石清投手(18)=1㍍73、66㌔、右投右打=と日大一高大場進投手(18)=1㍍70、70㌔、左投左打=の入団が内定した。大石投手は清水商野球部後援会と立大校友会静岡支部の推薦で立大進学が決まっていたが、家庭の事情でプロ入りとなったもの。また大場投手は国鉄からも勧誘されていたが、広島の示した条件がそれを上回り、広島入りとなった。
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田中喜八郎

2018-12-02 07:42:19 | 日記
1958年

西鉄ライオンズでは二日、東洋高圧大牟田の田中喜八郎投手(22)=1㍍78、68㌔、右投右打、津久見高出=と正式に入団の契約を結んだ。同選手は今夏の都市対抗大会に日鉄二瀬の補強選手で出場した、速球投手。昨年から九州地方で注目されていた。

三原監督の話 「田中君のピッチングはまだ見ていないが、速球投手として評判は聞いている。体もよく、本格派投手だけに期待している」
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