プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

八木孝

2019-08-14 22:29:48 | 日記
1962年

広島カープは十九日、広島市民球場内の球団事務所で明大のエース八木孝投手(22)の入団を発表した。同投手は昭和十五年九月十六日生まれ、佐伯鶴城高出身、身長1㍍75、体重65㌔、左投げ、左打ち。左の本格派投手で、今秋の東京六大学リーグでは39回2/3の連続無失点を続け、防御率は、0.54で一位となっている。五人兄弟の長男。

八木投手の話 高校時代はプロ野球へはいるなど考えもしなかったが、大学で自信と希望がわいてきた。大学リーグでは二年の時(秋)はじめて公式戦に出てKOされた。三年になってからやっと調子をとりもどして今秋のできは一番よかったと思う。決めダマはやはりシュートです。最近、東映から入団のさそいはうけたが、広島のチーム・カラーが好きだった。先輩もいるし個人的にも尊敬する選手が多い。プロ野球はテレビで見るぐらいで、あまりくわしくないが、大いにがんばりたい。趣味は散歩ぐらいです。

父栄造さんの話 卒業したら家業(富士火災保険佐伯支部長)をつがせるつもりだったが、本人がプロへ行きたいというし、小学校時代、先生から「スポーツでのびるタイプ」といわれたこともあるし本人の思いどおりにさせた。

広島カープ白石常務の話 カープには左投手が不足している。力から見ても第一線で活躍できると思うし、戦力的に大きいプラスだ。
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大宮健資

2019-08-14 21:57:19 | 日記
1960年

一年生大宮投手の好投で大河原が押し切った。大河原は三回四球で出塁の先頭加藤がバントとボークで三進、古山のスクイズが内野安打となって生還した。さらに五回古山の二塁打と長谷川の適時打で一点、八回にも古山、高橋の連続三塁打などでダメ押しの二点を加えた。一方亘理農は小山投手、青田遊撃手がよく活躍したが、後がつづかず大宮の速球と緩いドロップをまぜたうまい投球に二塁を踏む者がただ一人と完封された。九十二球という少ない投球記録で制球力のあるところを見せた大宮と、守っても七回小山のヒット性打球を好捕した古山二塁手が一際光っていた。
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杉尾富美雄

2019-08-14 21:48:41 | 日記
1959年

日炭高松

問題の投手陣はまだ安定性に乏しい。完投能力のある投手は日鉄北松から移籍の杉尾だけ。伸びのある速球が武器だが、フォークボールとカーブの使い分けが巧い。打ち込まれてくるとムキになるクセを出さなければ十分信頼できる力を持っている。
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