プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

1958年 阪神 戦力外選手

2019-08-25 13:51:42 | 日記
1958年

一昨年のお家騒動で名選手必ずしも名監督ならずといわれた藤村は、今シーズンは監督から一選手に下がり心機一転代打者としてグラウンドに姿を見せていたが、二十四試合に出場、26打数、3安打のかんばしくない成績でついにさる三十日、正式に引退発表、ユニホームを脱ぐことになった。昭和十一年阪神入団いらい「ミスター・タイガース」として活躍、通算打率・300、昭和二十四年には最高殊勲選手に輝き、二十五年首位打者、本塁打王二回、打点王五回と輝かしい足跡を残している。引退後はタイガースの功労者として背番号10は永久欠番とし、球団顧問として残ることになった。現在のところでは松浦投手、捕手の西、西岡、内野手新田、外野手では大木、三原、板垣の二線級選手が整理されているが、松浦、新田は鐘化カネカロンに就職が内定している。三年前高校球界の№1投手とさわがれ鳴りもの入りで入団した井崎投手も六日の契約更改の席上で退団の意思を表明しており、成り行きが注目されている。
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1958年 南海 戦力外選手

2019-08-25 11:20:16 | 日記
1958年

投手では円子、浅原、平山、外野手では末森の退団が決定している。コーチ陣の刷新をうわさされていたが、村上の退団中原がユニホームを脱いで松井捕手とともに同球団スカウト陣強化のため、スカウトとして活躍することになっている。円子は三重交通、末森は日炭高松入りが内定しているといわれ、浅原も門鉄入りが濃いようだ。
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1958年 大洋 戦力外選手

2019-08-25 10:21:51 | 日記
1958年

若がえりを期していち早く大量整理を発表した。大物は青田、児玉、小林のベテランだが、青田はまだまだ働ける選手で、ユニホームを脱ぐとは思えず、その動向が注目されている。しかしこの青田の場合もまだまだ表だった動きはないようだ。発表された名簿によると、投手では神田、豊田、下島、西岡、捕手では目時、吉成、本田、内野は山村、勝浦、外野は椙本、友川、川島らで、コーチの江田、有村も退団、迫畑監督もすでに去っている。このなかで友川は国鉄入団が決まり、十年選手の目時は球団との話合いでトレードに出されるもよう。小林は東北電々の監督に就任。迫畑は吉成をつれて日立にカムバックをうわさされている。
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武内和男

2019-08-25 09:09:09 | 日記
1958年

千葉監督を迎え、チーム強化に踏切り大洋とともに両リーグ通じ十七人の大量整理を行った。投手陣では武内、田中、小林、永井、佐藤、柏木、西野、青木、藤田、榎原、捕手は山田、内野では兵頭、君野、外野では木村(勉)伊川、日下の十七人。荒井は二軍マネ。永井は南海入りが濃い。田中も常盤炭鉱に就職が決まっている。十四年間プロ球界で活躍した木村はこれまでの経験を生かして高校、ノンプロあたりで監督でもやりたいようだ。変わりダネとしては大映から近鉄と九年間在籍した武内投手でプロ入りで中退した松山南高に復学する。また多田コーチは審判員に復帰の話もでている。現在のところは以上のような状態だが、来シーズンから支配化選手のワクがこれまでの五十人から四十五人にしぼられ、ワク内からはみでた選手は練習生ということで、残る選手もでてくるわけだが、まだまだこれから数多くの選手がユニホームを脱ぐことになりそうだ。
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