2003年
地元・福岡出身の快速サウスポー。MAX147㌔のストレートが武器で、超高校級の呼び声が高い高速スライダーを使って三振を奪う。戸畑商からのプロ入りは、72年の南海5位・小川一夫、77年の近鉄5位・山本和範以来、3人目。外野手に転向し、球宴に出場するなど成功した「ドラ」こと山本に続く個性派になれるか、楽しみだ。
2003年
地元・福岡出身の快速サウスポー。MAX147㌔のストレートが武器で、超高校級の呼び声が高い高速スライダーを使って三振を奪う。戸畑商からのプロ入りは、72年の南海5位・小川一夫、77年の近鉄5位・山本和範以来、3人目。外野手に転向し、球宴に出場するなど成功した「ドラ」こと山本に続く個性派になれるか、楽しみだ。
2001年
チームでただ一人逆指名で獲得した即戦力。青森・光星学院時代は3年連続県大会決勝で敗退。東北福祉大では通算10勝1敗。横浜2位の吉見祐治投手の陰に隠れがちだが、最高145㌔の直球にフォーク、スライダーと球種も豊富。制球力も抜群で、開幕一軍入りが期待される。
2002年
台湾からの「逆輸入」として話題を呼ぶ。日産自動車を退社し、渡台。昨年、台湾プロ野球の兄弟を7年ぶりのVに導き、シリーズでもMVPになった。奪三振王になったMAX151㌔の直球、フォーク、シュートの威力はテスト参加したダイエーの秋季キャンプで実証された。28歳の即戦力だ。
1993年
選抜高校野球大会三日目の二十八日、横浜は第三試合で上宮(大阪)と対戦する。二十七日午後、横浜の選手たちは西宮市内のグラウンドで約二時間の練習を行い、本番に向けて最後の調整をした。四十球ほど投げ込んだ白坂勝史投手は「スライダーの調子がいい。バックがよくやってくれるので、独り相撲はとらないようにしたい」と話した。「この時点でやれるだけのことはやった」と渡辺元監督。上宮戦については、「自分を見失わず、一人ひとりが持ち味を発揮できればいいと思う」といっていた。
1997年
「捕手で盗塁王を狙います」、「将来は200勝」、「21世紀には中日の主力に」-今月中旬に開かれたドラゴンズの新人8選手の入団会見では、横に控える星野監督を意識してか、勇ましい言葉が並んだ。中でも注目を集めたのが、「来年の最多勝を狙う」と宣言したドラフト7位入団の白坂勝史投手(関東学院大)。140キロ以上の速球を誇るが、「毎年オールスターに選ばれる選手になりたい」とも話し、アピール度では一番だった。相次ぐビッグマウスに、星野監督はさすがに苦笑いしならがも「夢にチャレンジする姿勢がすばらしい」と目を細めていた。一方では、「ドームのマウンドやバッターボックスに立つまでが大変。だれも助けてくれないぞ」とクギを刺すのも忘れなかった。