十年目エース山崎に期待(日拓)
法大のエースから鳴り物入りで入団しながら、一軍戦よりファームでの登板が長かった日拓の山崎が調子を上げてきた。すでに対ヤクルトオープン戦で初勝利(五回を無安打、5三振)をあげているが、今年から上手と横手の両方から投げるため、ピッチングに幅が出てきた。それも右打者には上手、左バッターには横手という変則投法。「ボクの腰の回転はもともとサイドスローに向いているんです。左バッターに横から投げるとヒザ元に食い込み効果が上がるんです」と山崎。日拓には金田、新美、森中ら右の
好投手はいるが、左は中原勇、小坂、保坂とドングリの背比べ。「今年は入団以来、最高に調子がいい。きっといいピッチングを見せますよ」という山崎に十年目の左のエースを期待したいもの。法大の同期でロッテへ入団、その後プロボウラーに転向した龍隆行前投手が、一流のプロにのし上がっているだけに、山崎も、この辺でひと踏ん張りして欲しいものだ。
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