プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

中山俊之

2020-08-06 15:09:38 | 日記
1975年

巨人は十日、東京・大手町の球団本部でドラフト2位指名の中山俊之投手(24)=172㌢、68㌔、右投げ右打ち、大昭和北海道=の入団発表を行った。推定契約金一千万円、年棒二百四十万円、背番号26。同投手は巨人・沢田スカウト部次長によると「投手として小柄だが、バネが抜群でタマの切れはノンプロ屈指。藤田元司(現大洋コーチ)二世といっていい」という実力派だそうだ。函館大谷高から北海道産業短大と投手一本で進み、四十八年大昭和北海道のエースとして夏の都市対抗全国大会には準々決勝まで進出した。同年秋、中日がドラフト3位で指名したが、入団に応じなかった。昨年は夏の都市対抗で優勝、秋の社会人選手権大会では三協精機に敗れたが、山口高投手(阪急)らとともに社会人オールジャパンの主力投手としてキューバに遠征、4試合に登板して8イニングで自責点3を記録している。

巨人・正力オーナーの話 中山投手は長島・巨人の即戦力として期待している。国内の補強はこれで十人とも全部契約、パーフェクトとなったわけだが、これに要した補強費は一億円をはるかに超えた。

中山投手の話 一昨年中日の指名を断ったのはもう一年ノンプロで腕をみがきたかったからです。巨人入りして期待にそむかぬようがんばるつもりだが、目標はこんどコーチになった宮田さんのようなピッチャーになりたい。現役のころの宮田さんをテレビでしかみていないが午後八時半の男としてピンチにリリーフしては沈着にさばいたあのピッチングにほれぼれしたものです。

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