二番の座へ挑む三年生後原
松木御大期待の実戦向きのバッター
「出来たら今年は二番を打たせたい。実戦向きの選手だし、きっと期待に応えてくれると思う」と松木監督に大いに買われているのが外野の後原(せどはら)である。伊藤キャンプでも連日張本、大杉の中心選手に負けずシャープなバッティングを見せている。この後原、駒大から入団した三年生。一七〇センチ、七五キロと小柄で二年目まではそれほどパッとしなかったが、昨年イースタンで二割八分五厘(四位)三ホーマー、二十四打点をマーク、これが認められて終盤一軍戦でも活躍、一時は五割近い高打率をあげ皆川(南海)からプロ入り初ホーマーするなど若手の有望株として売り出してきたホープさんだ。後原は「プロ選手はチャンスが欲しくてもなかなか巡ってこないもの。その点ボクは恵まれている。今年を逃したら、野球生命は終わりだと思って頑張る。ファイトなら誰にも負けないつもりだから、死に者狂いでやりたい。絶対このチャンスはものにしてみれる」と二番の座に賭けている。「とにかく二十二日(対大洋、草薙)から始まるオープン戦に勝負する」という後原が、どんな打ちっぷりを見せるか、ファンにとっては見逃せないもの。
松木御大期待の実戦向きのバッター
「出来たら今年は二番を打たせたい。実戦向きの選手だし、きっと期待に応えてくれると思う」と松木監督に大いに買われているのが外野の後原(せどはら)である。伊藤キャンプでも連日張本、大杉の中心選手に負けずシャープなバッティングを見せている。この後原、駒大から入団した三年生。一七〇センチ、七五キロと小柄で二年目まではそれほどパッとしなかったが、昨年イースタンで二割八分五厘(四位)三ホーマー、二十四打点をマーク、これが認められて終盤一軍戦でも活躍、一時は五割近い高打率をあげ皆川(南海)からプロ入り初ホーマーするなど若手の有望株として売り出してきたホープさんだ。後原は「プロ選手はチャンスが欲しくてもなかなか巡ってこないもの。その点ボクは恵まれている。今年を逃したら、野球生命は終わりだと思って頑張る。ファイトなら誰にも負けないつもりだから、死に者狂いでやりたい。絶対このチャンスはものにしてみれる」と二番の座に賭けている。「とにかく二十二日(対大洋、草薙)から始まるオープン戦に勝負する」という後原が、どんな打ちっぷりを見せるか、ファンにとっては見逃せないもの。