プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

松元繁

2019-02-08 21:08:59 | 日記
1989年(高校時代)

十八人、レギュラーの平均身長172㌢と小さなチームながら、「最後まで試合をあきらめない粘り強さが出てきた」と宮内誠弘監督も目を細める。気がかりなのは松元がひじのじん帯を痛め、一ヶ月半も投球練習できなかったこと。だが、開幕には間に合いそうで、豪腕復活が楽しみだ。この春の松元は初速143㌔をマーク。要所は低めでカウントをかせぎ、効果的な高めのつり球とカーブを織り交ぜ三振の山を築いた。抜群の制球力も光る。今月から投げ込みを再開したが、やはり復調具合に不安が残る。序盤戦は控えの岩瀬がひと踏ん張りしたい。

防御率1.14を誇る大会ナンバーワン投手の右本格派松元を軸とした優勝候補の一角。松元のほかにも右の岩瀬、左の小林と投手陣が充実。打線もつながりが出てきた。
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高橋幸二

2019-02-06 21:37:44 | 日記
1987年

主戦高橋は、県内随一といわれる速球と重いシュートが武器。

盛工・高橋は直球、カーブともよく、八回まで2安打に抑える好投をみせたが、勝ちを意識してか投球が単調になったところを狙い打たれた。

速球を武器のエース・高橋は、県内屈指の大型本格派投手で、コントロールも安定してきている。
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高橋幸二

2019-02-05 22:24:57 | 日記
1987年

また、この日高木スカウトは盛岡工高を訪れ、高橋本人、千葉部長、村松監督を交えて交渉、契約金三千万円、年棒四百二十万円(いずれも推定)で合意した。高橋は右の本格派。「好きな小松さんと一緒のチームに入れてうれしい。速球で三振のとれる投手になりたい」と抱負を語った。
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前間卓

2019-02-05 22:08:39 | 日記
1989年

九州に待望のスターが現れた。昨年は福岡第一の前田(現ロッテ)、津久見の川崎(現ヤクルト)、熊本工の村上(現ダイエー)と大物クンがたくさんいたのに、今年は粒も小さく少ないといわれていたのだ。そこへすい星のように出現したのが、鳥栖の前間投手だ。前間が一躍スポットライトを浴びたのが5月、大分で行なわれた春季九州大会だった。それまでも噂にのぼってはいたが、佐賀商、佐賀竜谷の陰に隠れ、勝ち運にも恵まれなかった。それが九州大会では、それまでのウッ憤を晴らすように快投ショーを演じて見せた。初戦は沖縄の興南だった。9回を投げ散発の4安打完封。奪った三振は二ケタの14個。興南に全くスキを見せなかった。1日おいた2回戦は鹿児島れいめいが相手。ゲームは7回コールドで鳥栖が勝ったのだが、前間は6イニングで9個の三振を奪う力投。準決勝の佐賀商戦では1点を取られたが、これまた9奪三振。1日2試合目となった決勝の鹿児島商工戦でさすがに疲れたのか、4点を献上して敗戦投手になった。しかし、三振は6つを取った。4試合33回を投げて三振数は実に38個。1イニング1・15個と素晴らしい数字を残した。まさにストライク・アウト・アーチストだ。「でも、三振はそんなに意識してないんです。できるだけ守る時間を短くして、打線がリズムに乗るように、と考えて投げているだけなんです」と控え目な前間。チームを思ってのことだが、三振を狙ったピッチングをしたら、どれだけ取れるかわからない。逆に意識してないから三振の山を築くことができるのかもしれないが・・・。どちらにしても、すごいことは確かだ。185㌢、71㌔のスリムな体のどこにこんなパワーが潜んでいるのかと思われるほど。球種は130㌔台のストレートと落差の大きいカーブの3種類。上背があるだけに、わかっていても打てないのが縦のカーブだ。このボールは高校生ではちょっとやそっとで打てない。夏の予選ではライバル視される打撃のチーム・佐賀商は左打者が中心なので、前間のカーブには手こずるはず。もし、竜谷と対戦するようなことになれば、前間ー中井の左右両投手の投げ合いも予想される。「今年の佐賀は強いチームが多いですからね。もっと足腰を鍛え、連投が効くようにスタミナをつけます」とランニングに励む前間。オフの間、学校近くの朝日山でクロスカントリーを繰り返して、強くたくましくなった下半身をさらにパワーアップさせた。当然ながら目標は憧れの甲子園。鳥栖は6年前の58年に出場したことはあるが、その時の1回だけしかない。二度目の甲子園出場は前間の出来次第だ。「あいつがどれだけ投げてくれるかにかかっている。スライダーも良くなってきたし、きっとやってくれると思います」と、平野監督も前間と心中する覚悟だ。ここ数年、いいところまで進みながら、なかなか代表になれないだけに、指揮官の前間にかける期待は計り知れない。九州大会後の練習試合でも強打の宇部商を最少得点に抑えるなど、本番が近づくにつれ前間の調子は急ピッチに仕上っている。「自分が打たれたければ勝てるんです」エースとしての自覚も出てきた九州№1左腕は甲子園での勇姿を頭に描いている。
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福地経人

2019-02-05 21:39:15 | 日記
1980年

今大会のダークホース的存在。二年生投手福地が著しい伸びを見せ、一昨年に続いて甲子園出場も夢ではない。福地は冬場の走り込みで体重も七㌔ほど増え、187㌢、78㌔とたくましくなった。長身から投げる直球は威力があり、カーブ、シュートを織り交ぜる。連日二百五十球の投げ込みにも黙々と耐え、精神的にも成長した。

小城・福地は187㌢、78㌔。直球、変化球とも角度があり打ちづらい。ただ制球に難がある。

八回まで散発2安打の力投の小城・福地経人投手

内角シュートと外角のまっすぐがよかった。でもコントロールがもう一つで六十点の出来、この次はもうちょっといいピッチングをしなきゃいけないですね。

小城は投高打低だ。エース福地は鳥栖工戦で五回に降板したが、それまでは30イニングス無失点と安定していた。187㌢の長身から投げ降ろす球はコントロールされている。だが、鳥栖工戦では投球が単調になり、痛打を食った。力で抑え込むタイプではないだけに、投球の組み立て方が問題となってくる。

1985年

近鉄がドラフト5位で指名した小城高出身の九産大・福地経人投手(22)=187㌢、82㌔、右投げ、右打ち=の入団が二十九日内定した。近鉄のドラフト指名六選手の中では初めて。契約金二千八百万円、年棒四百万円(金額はいずれも推定)梶本取締役がこの日、福岡市内で本人、両親、九産大の池田監督を交えて二度目の交渉。初の条件提示でまとまった福地は「点数をやらない、ここ一番で踏ん張れるピッチャーになりたい」と抱負を語った。正式契約は十二月半ばごろになる見込み。
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江口孝義

2019-02-05 21:26:16 | 日記
フォーム・・・右の本格派 球種・・ストレート、スライダー、カーブ。

1987年

大会屈指の右の本格派、佐賀工・江口は、東海大甲府の早矢仕に中前打を許したが、外角へのスライダー、カーブで二者を空振りの三振に取り無難なスタートを切った。
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奥原為雄

2019-02-04 19:47:44 | 日記
1952年

大町南も奥原投手のシュートがよくきまれば川村、小宮山を除く野沢北は打てなくなるので菖蒲は面白くなってくる。

辰野の打線は大町奥原の左腕からくり出すシュートを打ちあぐみ、安打三本を散発しただけで得点できず。
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山口晋

2019-02-02 08:15:14 | 日記
1989年

広島に5位指名された島田商高の山口晋投手(18)=178㌢、75㌔、右右=の入団が二日、内定した。契約金二千五百万円、年棒三百六十万円(いずれも推定)入団交渉は同日午後三時から島田市本通六丁目の万露亭で、山口投手側と同球団の渡辺、竜両スカウトとの間で行なわれた。「指名された時点で入団の決意を固めた」というだけあって交渉はスムーズに進み、即座に合意に達して仮契約した。母親の和子さん、島田商高の寺尾監督の同席で交渉を済ませた山口投手は「うれしいですね」とまず、ホッとした表情をのぞかせた。ドラフト同日、「一日も早く第一線で投げたい」と話していたが、この日は「下積みが少しくらい長くてもじっくり鍛え、力をつけて一軍に」とプロ入りを現実にしたことから、足元を見据えた決意を披露した。山口投手は甲子園の土こそ踏めなかったが、東海地区屈指の本格派で鳴らした。渡辺スカウトは「高校時代は素質だけで投げていたので、可能性十分。体に切れが出ればもっともっとスピードは増す。投打に柔軟性に富んでいるので、長所を生かして大きく育ってほしい」と、実力を高く評価していた。
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伊藤真・小畑幸司

2019-02-01 22:08:11 | 日記
1991年

広島がドラフト6位で指名した伊藤真投手(22)=八千代国際大、182㌢、76㌔、左投げ左打ち=と、同7位の小畑幸司捕手(18)=埼玉・所沢商高、180㌢、85㌔、右投げ右打ち=の入団が二十七日、決まった。伊藤は切れのいいカーブが武器。この日、東京都内のホテルで渡辺スカウトが入団交渉し、契約金二千五百万円、年棒四百万円で契約を交わした。高校通算30本塁打をマークした小畑は、高鍋監督、両親とともに学校で苑田スカウトから条件提示を受け、契約金二千万円、年棒四百万円で契約した。
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