プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

依田政彦

2022-01-21 15:04:17 | 日記
1984年


大リーガーを目指していた男が、日本球界に飛びこんできた。生まれは大阪、和歌山で5歳まで育ったが、家族とともに渡米。レークウッド高からアーバイン大(2年中退)と温暖の地、カルフォルニアで過ごしてきた。その性格ものびのびとして考え方もアメリカ式。だが、なんとか日本に慣れようと懸命の努力だ。「あのチェンジアップはすぐにでも実戦で使える」テストで首脳陣を惚れこませた左腕。貴重なサウスポーの中継ぎ、ワンポイントとして一軍で登板する可能性は十分にある。


1985年


メイド・イン・USAの左腕が、いよいよ花を開こうとしている。秋の日向キャンプで先輩打者をキリキリ舞いさせた魔球ナックルボールの威力には、岡本監督もア然。「中継ぎでスタートさせれば、面白い存在になるかも」と一軍入りの期待を寄せている。

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川原昭二

2022-01-21 14:56:01 | 日記
1979年
恵まれたからだを利してのストレートの速さと大小二つのカーブ。昨年秋の教育リーグでまた一段と成長した。荒けずりなピッチングは将来楽しみな逸材。合宿の寮長として若手選手の信頼も厚いよ。

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江崎毅

2022-01-21 14:54:14 | 日記
1981年


オール三菱の全国大会で四試合連続完封。軟式会の星が、硬式の世界にチャレンジして来た。社会人時代は「宴会課長」の異名を取ったほど明るい性格だが、細身の体に宿す闘魂はすさまじい。「硬式でもこれだけやれるという所をお見せします」とキッパリ。天性の球離れの遅さとアンダースローの長所を生かし、照準はピタリ一軍だ。

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谷崎浩二

2022-01-21 14:50:01 | 日記
1982年


九州では「産交に谷崎あり」といわれた本格派。「1メートル85の長身から投げおろすストレートは角度があり、加えてバネが強い」と、首脳陣もその素質を高く評価。胸元にくる速球は、140キロ台をマーク。プロ3年目の今季は、カーブ、シュート、スライダーにも磨きがかかりぐんと成長。一軍入りのチャンスは大いにある。

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花房健

2022-01-21 14:47:11 | 日記
1981年
中央球界では無名に近かったが「九州に花房あり」と恐れられた本格右腕。187センチの長身から繰り出すストレートは威力十分で、大学四年の春は6勝1敗、秋は2完封を含む7勝0敗で防御率はなんと0.3。福岡大のエースとして、九州六大学リーグ二連覇の立て役者だ。花房は幼い頃からの念願かなっての近鉄入り。「それだけに大学出で、年も食っているので、今すぐにでも一軍で働きたい」と意欲満々。第二の井本目指して連日玉の汗の練習ぶりだ。母校兵庫・高砂高からの近鉄入りは神部以来二人目。「母校の名も神部さんの名も汚せないし、責任は重大です」というが、自らは「右の本格派です。ストレート一本勝負です」と度胸の方もピカ一。二、三年後の成長ぶりが楽しみな投手だ。


1983年


183センチはチームでも5本の指に入る長身。福岡大では4年生のとき13勝をマーク。九州六大学リーグ二連覇の立役者となった。現在「コーチにいわれたフォーム改良に注意しながら、ゲームに出て自信をつけたい」と汗と泥にまみれる毎日である。「右打者に対して外へ逃げるスライダーはいいが、なかなかふところを攻めきれない。いいときのゲームを振り返ると、インコースを強気で攻め抜いたとき」という。今年は、グラウンドで強気一辺倒のピッチングで活路を見い出すと心に誓っている。


1985年


勝負の年だ。もう待ったなし。花房自身も「プロ生命をかけたシーズンだ」と口にする。プロ入り5年目。かつて九州六大学リーグ連覇の偉業をなしとげた右腕にひと花咲かすためにも踏ん張りが肝心。「今年はフォークを武器にしてマウンドに立ちたい」新しい球種に意欲を燃やし、一軍の出番を夢みる九州男児。ドラフト3位の意地がムクムクと頭をもたげてきた。

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荻原修

2022-01-21 14:10:29 | 日記
1982年
野球に打ちこむ姿勢がいい。速球に加えてチェンジアップ、ナックル、フォークまで駆使するという多彩さ。昨年の教育リーグの好投はことしに夢をつないだが、器用貧乏になってはダメだよ。

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三木茂

2022-01-21 14:06:22 | 日記
1979年


昭和34年7月8日生 1㍍83、78㌔、右投右打 福岡市中央区出身
ドラフト外。大阪高校球界の強豪北陽出身だが、軟式出という変わりダネ。軟式出身といえば元東映のエース土橋を思い起こすが、かつてその土橋とバッテリーを組んだ安藤育成部主任はひと目そのピッチングを見て「入団当時を比べると、土橋よりもっとバランスがいい」というほどだ。第二の土橋が誕生するか、注目の大型右腕である。


軟式野球出身で、昨年の多摩川テストの合格者。


1981年


一軍のレギュラー陣相手に黙々と投げ続ける毎日。一球一球に「いつかぼくも…」の気合をこめて。遠征先ではいつも木田と同室。スーパールーキーも、ノンプロ入社当時は打撃投手だったんだよ。


1982年


球威がもちろんコントロールがすばらしく良くなった。一線級のフリー打撃に投げるのが楽しくて仕方がない毎日。ぐっと上昇したチーム打率にも大きく貢献してくれたんだ。


1983年


軟式出身でも、もう堂々たるものだ。一軍の主力打者を相手に投げこむ姿にも自信がみなぎっている。ただフリーバッティングの相手役をつとめているだけではない。いつの日かマウンドに立てるようにー。その1球1球に精こんがこめらているのも当然なのだ。

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山下浩二

2022-01-18 21:18:36 | 日記
1973年
県下ナンバーワンといわれる好投手山下とチーム打率3割の打力で優勝をねらっている。180㌢の長身山下はこれまで防御率は1.36。スタミナ要請のため連日長距離トレーニングと二百球の投げ込みを続けており、連投にも自信をつけてきた。


エース山下。県下一の好投手といわれる通り力強いピッチングを続けている。毎日、十五㌔のランニングを積み重ねたせいか、たくましさを加えた。オーバーハンドから繰り出すボールは速くて重い。最近は制球力もつき、一試合の四球は一、二個。「どんなチームと当たっても二点以内に抑える」とたのもしい。


注目される選手では第二の山下ー野村のバッテリー。とくに右の本格派山下は超高校級といわれる。恵まれた長身(182㌢)から投げ下ろす速球には威力があり、それも打者にとっては一番の泣きどころの外角低目に矢のような直球を投げ込む。昨年活躍した八代一の中島(現、太平洋ライオンズ)に比べ、フォームでは劣るが、スピードは山下の方がありそうだ。かつての大分商のエース河原(現、太平洋ライオンズ)を思い出させる。


右腕山下は182㌢、75㌔と恵まれた体。長身から投げおろす直球には、高校生ではちょっと手の出ない威力がある。


専玉打線は山下の速球を捨てゆるいカーブに的をしぼり、8安打を奪ったのは立派。


久々の本格派投手といわれるのが熊本二の山下投手。182㌢、75㌔の体をフルに使った右上手からの快速球。一日三十㌔のランニングをこなし、着実に調子を上げてきている。六月のGK杯決勝では鎮西に6点を奪われたが、この春からの防御率はわずか1点台。カーブの切れも大きくなった。


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鳥原公二

2022-01-18 21:18:36 | 日記
1979年
「サイドからのクセ球が面白い。秘密兵器になるかも・・・」と、早くから注目を集めていたヤクルトの鳥原(2年目)が終盤戦で一軍から呼び出し。小林と入れ替わり26日から待望の一軍ベンチ入りした。宮崎商からノンプロ東洋紡、日立製作所を経てドラフト5位で入団した25歳のこの鳥原。日立製作所時代、年間防御率1・52をマークしたことがあるように、波に乗るとマトが絞りにくい上に変則投手独特のシンカー、カーブが冴えてなかなか打ちづらい。2年目の今季は序盤戦から主力投手で活躍、8勝3敗(防御率2.97)と、いまやヤング・ヤクルトのエース格。そんな好調ぶりを変われて神宮行きとなったわけだ。「少ない残り試合に関係なく、ボクにとっては絶好のチャンスだし、毎日がテストみたいなもの。来年の一軍定着を目指して頑張りますよ」とヤル気満々。昨年も一時期、一軍へ呼ばれたこともあるが、たったの3試合(18イニング)。これといった実績を残せずじまいだったけに、はやる気持ちもわかるが、イースタンの優等生、大事な期末試験に無事合格となるかどうか。

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富島五郎

2022-01-18 21:18:36 | 日記
1955年
エース富島は典型的オーバーハンドの投手。サウスポー独特の内角低く目に食い込む直球とインドロップで相手を寄せつけぬ。早くも南海、西鉄などから交渉もあるほどで、腰さえ安定すれば県下№1。


ことにエース左腕富島投手の典型的オーバーハンドの好投に期待をかけている。病気もすっかり全快、腰さえ安定すれば県高校球界のナンバーワンといわれている。やや小柄であるが山口捕手とのコンビもよい。至宝富島には早くも南海、西鉄、ノンプロ等から入団勧誘の評判が出ている。

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岩尾孝幸

2022-01-18 21:08:49 | 日記
1959年


主戦投手の岩尾はシュートとドロップに定評がある。

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宮本孝男

2022-01-18 20:57:05 | 日記
1968年
エース宮本は1㍍80の長身投手で、内外角低目をつく快速球は一段と威力を増してきた。練習試合では一試合平均三振を14、15奪い、1-2点に押えている。問題の制球力さえつけば万全。


主戦宮本は身長180㌢、体重76㌔で本格派投手。カーブの切れはよいが制球にあと一歩というところ。

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篠田荘平

2022-01-18 20:53:15 | 日記
1959年

一方、投手萩のワンマン白井と並ぶ左腕篠田剛球投手がいる。まだ二年生ながら球質の重い速球、シュートを内外角にびしびし投げ込む。しかも手元でホップし、好調なときには打たれる心配はないという、ただ春先肩をこわしまだ十分回復していない点が気遣われるが、「大会までには完全に復調する」と太鼓判を押している。

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中谷光生

2022-01-18 20:41:28 | 日記
1959年 

速球、ドロップ、シュートと変化球に富む中谷投手は四番を打ち攻守ともにチームの大黒柱。
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阿部澄男

2022-01-18 20:41:28 | 日記
1960年

本格派投手阿部を中心に打力もある県北の強チーム。調子に乗れば優勝も夢ではない。投手の阿部は速球とブレーキのきくカーブですでに昨年から注目された存在だったが、ことしは欠点のコントロールもよくなり非常に安定してきた。六月末足を負傷しての練習不足が気づかわれるが、球が重いので低目に集まりさえすれば乱打を浴びる心配はまずない。

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