喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今回の夏旅行は初の3泊4日もともとはUSJに行こうとしていたのだが夏は激混み+お金も激高ということで時期をずらそうとなり、元々行きたかった琵琶湖へ。いきなり琵琶湖といってもかなり距離もあるから、せっかくだし9年前に台風で満足な観光ができなかった福井県を経由していこうかと考えたが、足利からは福井に行っても琵琶湖にいっても距離は変わらないのであった^^;気になるのは台風7号の行方と、初のPC持ち込みで資料作りをこなしながらの旅行。1日目は芝政ワールドで遊園地とプールに入るつもりなので、台風の影響があったら前回の二の舞だが…



プロローグ(6:15出発)


朝起きて外を見ると、、空は暗いが雨は降っていないな。台風は概ね予定通り福井の西を抜け能登半島あたりを北へ進んでいる状態みたいだ。天気は台風が抜けたての午後あたりは雨も降らない予報だが、やはり台風の残した雲がところどころに雨を降らせ、完全な晴れにはならなそうだな。。まぁ行ってみないとわからないよな。



ばあちゃんにお別れしていざ出発!なぜかりっくんの持ってきたアンパンマンカメラで記念撮影。前日に足利入りすることで福井までは1時間短縮できる見込みなのだが、それでも到着するのに6時間弱(480km)。先日の岩手旅行と同じレベルやん。



思えば信越道は結構久しぶりか、、夏の信越道といえば虫の多さ!しかし今回は台風の影響か車にほとんど虫がつかなかった

(8:00-8:25 小布施PA休憩)


小布施PAで休憩と朝食を購入。小布施PAはもっといろいろあったかと思っていたが、、フードコートもあまりなかったな。テイクアウトで栗おこわと、おやき、フランクフルトなどを買ったみた。「あ、スズメバチだ!」この辺りならいますよねぇ。



栗おこわ、栗が甘くてなかなかおいしかったです。小布施PAより先の上信越道は、以前は2車線だったが、完全4車線化されていてかなり運転しやすくなっていた!しばらく来ないうちに進化してるな~。



北陸道に出てからも結構長い。テレビをつけたら「それいけアンパンマン!」が始まった。懐かしいな、昔はよく見てたもんだ。陽菜が、アンパンマン嫌いだから変えてと訴えかけていたが、どうしたよ?昔好きだったでしょw偶然にも雨降りアメちゃんが出ている回で、おいおい、台風行ったのに、縁起でもないキャラが出てきたなと思ったのだった^^;ようやく加賀ICに到着だ!

チェックポイント通過時刻
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6:15 出発
6:41 高崎JCT
7:49 更埴JCT
8:00-8:25 小布施PA
8:59 上越JCT
10:17 小矢部砺波JCT
11:04 加賀IC
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北潟湖を通過。このあたりには吉崎御坊もあるので、寄ってみたいところだが、子供が全く興味ないようでスルー。うん、今日は遊園地に時間を割くべきだよな。



①芝政ワールド(11:35-19:25)


やっと着いた~、長かった~、暑いわ~。ずっと来てみたかった芝政ワールド、ようやく叶った。パスポートは大人4200円、子供3000円となかなかだが、これで1日夜まで遊べるならいいもんかな。腕にパスポートを巻いて出発!



駐車場からは少し歩いて、初めて出てきたアトラクションは「脱出!芝政城」。こやつが一番最初に出てくるとは知らなかった’(調査不足)。予定では中間くらいで回ろうと思っていたが、いいだろう、最初はまずこやつに登ってやろうじゃないか。



武将の道と知将の道があって、パスポートがあればどちらかが1回無料というシステム。せっかくだから二手に分かれようということで、自分とりっくんは武将妻と陽菜は知将の道へ。武将の道は体力勝負って感じか?と思ったが、最初の方が迷路みたいになっていて、「ざんねん、振出しに戻る」的なトラップもあった。武将も知力は必要ですぜ。



それでも無事クリア!りっくんも宝箱を見つけたり大興奮でした。そして大人でも十分楽しかったです。知将の道にいった二人は??あれ、陽菜がいないぞ??なんでも途中にがいて、ギブアップの脱出口から出てしまったらしい^^;そんなに、怖がらなくても、、、刺激しなければ刺さないって。というわけで、陽菜以外の3人は宝箱のキーワードをゲットして無事クリアしたのだった。自分とりっくんはちょうど20分だったな。



キッズパラダイスを通過し、パイレーツエリアへ。12星座や干支の石像が並ぶ広場はB級スポットのにおいがプンプンでしたw

(12:25-13:00 パイレーツエリア)


これはいい!コーヒーカップもバイキングも乗り放題。まぁ、そう何度も乗るものでもないが、混んでいないっていいなぁ。写真には撮っていないが「トルネードスピン」がりっくんのお気に入りのようです。これだけ2回乗ったな。



パイレーツトレイン、これはちょっと期待はずれだったかな。パイレーツ感全然なかったwでもそんなところも良い。



これはパイレーツ感抜群!海賊船ハリケーンだそうです。船の中は暗くてちょっと迷路みたいになっていて、面白かった。



りっくんはこういうの好きだな。陽菜にはあまりはまらなかったみたい。高いところが苦手だからなぁ。



台風も大分遠ざかってきたか青空がきれい。そして夏らしい入道雲!数日前は台風の影響をものすごく心配していたけど、蓋を開けてみればこの天気。結果、この日で大正解じゃん。

(昼食@アンティークモール 13:10~)


小腹も空いてきたしあまり遅くなってもねと思い、ここで昼食。陽菜はポテトとチュロス、りっくんはポテトという、揚げ物づくし!自分は冷やしゴマ味噌ラーメン。ちょっと量は少ないが、さっぱりしていておいしかったです。それにしても広い食堂だ。昔は、この食堂がいっぱいになるくらい賑わっていたんだろうか??

(キッズパラダイス 13:50-15:20)


お次はキッズパラダイスへ。ここも結構遊びがいがありそうで、1階~3階まで子供向けのアトラクションづくしだった。パイレーツトレインよりも、室内の汽車の方が見ごたえあったなw



面白かったのが謎解き。「レベル3で大人が解けないくらい難しいですよ」とのことだが、あまり時間がかかり過ぎてもと思ったのでレベル2にしておいた。レベル2もいくつかあるが、自分が選んだのはキッズパラダイスの中で解けるお題にした。レベル2でも結構気づくまで時間かかったが、、、何とかクリア!モヤモヤしたままだと後味悪いもんな。無事とけてよかった!



ボルダリングに挑戦!キッズパラダイスだけでも数時間過ごせるだろうな。



さて、ここからは後半戦のプールに向けて一旦着替えをとってこよう!いっその事、時短で車の中で着替えちゃえ!ということで子供は水着にチェンジ。大人は、、、さすがにここで着替えるわけにはいかないですね。



芝政ワールドの丘からの一枚。ここから見える夕日はきれいだろうなぁ。そしてがなんときれいなことか。あ、だから芝政ワールドっていうのかな??



途中にゴーカートがあったので、チャンスがあれば乗りたいと思っていたが40分待ち位だったので、いよいよ後半戦のプールへ。芝政ワールドといったらプールアトラクションですからね。汗もたっぷり書いたし、プールで体を冷やしたい!

(芝政プール 15:55-19:10)


まずは場所を確保。結局今回はテントは持ってきませんでした。でも午後で日差しも弱かったし、荷物量を考えるとその選択は正解だったと思う。シートを敷いて、荷物を置いてプールへ。入る前にシャワーを浴びるが、なんと冷たいこと!外気が暑いだけに、GAPがすごいのか、リアルに冷たいのか。。いや、でも先日の真岡のプールはここまでではなかったから、実際水温低めなんだろう。



芝政ワールド名物、ウォータースライダー。たくさん設置されているが、ほとんどが無料で使える。しかもそんなに混んでいない!これは、全種類やれるんじゃない?



出てくるところをとるのは難しいですが、ちょうど妻とりっくんの出てくる瞬間の撮影に成功!陽菜は一緒にすべったので撮れなかったが。。ちなみに自分はこのウォータースライダは、お尻に抵抗があったのか摩擦で熱くなってあまり滑りませんでした。こんなこと初めてだな。



忘れちゃいけないのが、ザ・モンスター・スライダー。これは1人500円で有料ですが、ウォータースライダーとは違って何度もアップダウンがあるからモンスタースライダーの方が楽しめるかも!?6人乗りなので、4人でうまく乗れました。急な下りがあるが、通常は正面からおちるが、6人乗りだとどんな角度で急降下するかわからないからな、そのあたりも面白い。絶叫系が苦手な陽菜も、「また乗りたい!」と言っていたので楽しかったんでしょう。



またまたおやつタイム。ここでもポテトか!ここまで来たら俺も食べるぞ~。長いですね。一度マッシュポテトにして成型したものかな?あと、浮き輪に乗ってすべり落ちるウォータースライダもあり、最後の方はずっとそれに乗っていた。結構スピードが出るもので、しかも管の中を滑り落ちるから真っ暗で、ディズニーランドのスペースマウンテンを彷彿させるアトラクションだった。2人乗りの浮き輪を長い階段を上って持ち運ばないといけないのが大変だが、これが一番面白かったかも。

(18:35 日本海に沈む夕日)


そんなこんなしているうちに夕焼けの時間が。そして夕焼けにそまる空がなんときれいなことか!日本海の夕日はきれいというが、ここ芝政ワールドの夕日も秀逸!多くの人が海岸沿いに集まっています。





ナイトプールに向けて、イルミネーションも点灯してきた。



暗い雲があるからこそ、夕焼けが一層目立ちます。ある意味これは台風のおかげなのではないだろうか。この神秘的な景色が見れただけでもすごい価値のあるものだなと。



パノラマ写真でも一枚。芝政ワールドは本当に広く、芝が広がっているスペースも多いので景色を撮るにもいいですね。



海側から、芝政ワールドの名物ウォータースライダーとザ・モンスター・スライダーを臨む。



大分暗くなってきたし、アトラクションも十分楽しんだのでそろそろ出るかな。気温は最後まで高く、寒くなかったし、夜の時間からくる人も結構いるようで、賑わってました。完全に暗くなった状態も見てみたいが仕事もあるしな、完全に羽目をはずすのはそちらが落ち着いてからだ。



更衣室のロッカー利用料は400円と結構高い。荷物を出すと100円だけ戻ってくるので実質300円か。一番つらいのは100円玉4枚持っているってそんなに確率高くないから、崩さないといけないということだな。プールに来るときはかならず崩して持ってこよう。



芝政ワールド、とにかく広かった!パスポート4200円で、迷路や謎解き、遊園地にキッズパラダイス、プールといろいろ遊べたのでコスパも悪くなかったなと。他にもゴーカートやゴルフとかいろいろあるので一日まるごとかけて遊びつくすというのもよいですね。



夕日が沈み切って、まだほんのり明るい状態。こんな景色もまた良い。



ライトに集う夥しい数の虫。こんなに湧いているのはひさしぶりに見た。もう目で見てわかりますからね。でも昔はよくこんな光景は見た気がするなぁ。車のドアを開けっぱなしにしておくと入ってくるので注意!



②龍泉(チェックイン 19:45)


本日の宿はあわら湯のまち駅から近い、民宿の龍泉。芝政ワールドで遅くまで遊んでくる予定だったので食事なしのプランにしていました。2部屋続きでとても広い。これなら片方の部屋で先に寝てもらってもう片方の部屋で仕事していても大丈夫そうだ!まずは夕食も食べないとなと思っていたがあわら温泉はいろいろ食べるところもありそうだし、風呂入ってからでいいかと思っていたがこれは間違いでしたね(飲食店はどこもいっぱい!)。。



宿泊特典として、近くにある温泉施設「セントピアあわら」の入浴半額券をいただいた。宿のお風呂は温泉ではないとのことなので、ここは温泉に入りに行こう!芝政ワールドのパスポートも取らないと思ったが結構丈夫で外すのに苦労した。プールにも入るもんな、そりゃ頑丈でないとダメか。



ここでちょっと問題発覚!あれ、俺の財布はどこだろう??自分のバッグにはないし、手提げにもない!間違いなくプールのロッカーには持って行ったのだが、絶対落とさないように気を付けていたはずでどこに行ったのか??車の中にも探しに行ったが、妻のバッグの方に入っていました。ロッカーのところで、そのまま置くのも怖いからバッグに詰めたのかな、記憶が…。



とにかく財布が見つかってよかった。ここでなくしたら旅行どころじゃなくなってしまいますからね。セントピアあわらまでは徒歩で5~6分。途中の道も温泉街らしく旅館が並ぶきれいな道でした。



③セントピアあわら(20:20-21:25)


入ると提灯がたくさん点灯していて懐かしい雰囲気。あわら温泉はこれで2回目になるが、ここの湯はいかほどか!?宿でもらった半額券で入浴料を節約、でも貸しバスタオルでちょうど相殺くらいだったかな。もともと入浴料大人500円ととても安いですがね。

で、温泉ですがとてもよかった!泉質も良いけど、サウナに軽く入って外に出て涼しい風に当たった時の心地よさが最高だった。りっくんと一緒に入ったが、りっくんも「めちゃくちゃこの温泉いいね!」と。人はたくさんいましたが、この値段でこのレベルの温泉に入れるとはすばらしいな。



風呂上がりに牛乳をいただく。カルシウム強化牛乳とか、コラーゲン牛乳とか、牛乳だけでもいろいろな種類があった。牛乳もおいしいがやっぱり腹減ってきたな。一応、セントピアあわらでも食事処はあるが、ランチ営業のみっぽい。



ご飯は外で買うか~。いやぁこの温泉は良かった。さすが福井では一番有名な温泉だけありました。あわら温泉にくることがあればまた寄りたい施設となりました。



もう21時半か、あわら温泉の食事街である湯けむり横丁も満員だったし、こりゃ食べるところないな。仕方ない、コンビニでもいくか~。



駅前にちょうどデイリーヤマザキがあった。明日の朝食もついてないから、今日の夜に軽く食べるものと朝食を買っていくか~。自分はオムそばとおにぎり。みんなサンドイッチとか。ん?今日は朝から おやき・栗おこわ→ゴマ味噌ラーメン→オムそば。いやいや自分はまだいいが、子供(陽菜)は、アメリカンドッグ→フライドポテト→サンドイッチ。アメリカ人かよ!?



あわら湯のまち駅。23時くらいまで踏切の音が聞こえていたな(宿のすぐ近くに線路が通っている)。温泉街に響く踏切の音もいいもんだ。



こちらが湯けむり横丁。1つ1つの店は小さく、10人くらいしか入れない感じだった。こういうところで食べてみたいものだけどな。子供が居たらちょっと難しいかな??



部屋に戻ってきた。トイレや洗面所、冷蔵庫は共用なのだが、今日は台風の影響もあってキャンセルや日にちをずらしたお客が多く、自分ら以外には男性が1名のみ宿泊しているらしい。あまりに多いと冷蔵庫を使うのもちょっと躊躇されるが、利用客も少なそうだし、飲み物とか入れさせてもらうか。すると、りっくんが「トカゲがいる!」というので窓を見ていたら、確かに。ニホンカナヘビではないな。形からするとヤモリみたいな気も。こんなの妻がみたら飛び上がってしまう。。



さて、ご飯食べて寝るか。。ん?このオムそばは。。。おいしくないぞ。麺が硬すぎで卵はスポンジみたかった。これから仕事で気合入れないといけないというのに!頑張って食べたが半分くらい残してしまったな。ちょっと今日は食の楽しみは少なかったが明日から美味しいもの食べるとしよう。

そして、資料を午前2時まで作成。部屋が分かれていてよかったわ~。旅先で資料づくりというのも貴重な経験だ。意外とできるものなんだなと分かったのは収穫だった!でも、、まだまだ資料が固まらない。明日も移動しながら少し考えてみよう。メリハリつけていけばきっと何とかなる!

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弾丸ツアー岩手旅行もあっという間の最終日。ここまで来たら最後まで弾丸で走りぬこう!朝から遠野市内を散歩するぞ~。宿泊したあえりあ遠野から近いところに遠野駅と、南部神社があるのでそちらをちょっくら見てこようと思います。大丈夫とは思うけど、遠野では熊の目撃も多いからあまり山の方には近づきたくないな。




遠野市街散策(6:55-7:30)


ホテルを出てすぐに「おおてばし」を渡る。地元の人が犬の散歩をしてる、こういう日常感がとてもいいです。駅近だがのどかでいいところですな。



あえりあ遠野を振り返る。外から見ると旅館っぽいけど、中はホテルなんだよな。大きなホテルが少ない遠野ではここの役割は大きいでしょう。


㉒遠野駅(7:00-7:10)


歩いて程なくして遠野駅へ。外観はまぁ普通の駅だけど、ここは遠野の駅。。かっぱがたくさん隠れているに違いないぞ。



隠れているというか、かっぱを探していますのポスターが貼ってある。1974年の7月中旬ごろ、附馬牛町で目撃されて以降はカッパが目撃されていないらしい!目撃情報を基にカッパを再現した絵がこのフクロウみたいな顔をした生物。本当にカッパなのか?



遠野駅はこの時間はまだ無人の様子。7:52発の次は10時台か~。遠野に電車で来るというイメージないからなぁ。ホームに入れるようになっていて少し散策。



ロータリーにはスラっとしたカッパが談笑をしている。この河童は赤っぽいから遠野らしいな。しかし、さっきのポスターとは明らかに違うカッパに見える。カッパのオブジェもいろいろあるんだな。



街散策は普通に歩いているだけで楽しい。次はホテルの裏手にある南部神社へ。すぐ隣が博物館になってるんだな、博物館へはホテルチェックアウト後に向かう予定。

㉓南部神社(7:20-7:30)


長い石段を登って境内の方へ。七福神がずらりと。昨日の釜石観音でも7体ご挨拶してきましたからね。ところで南部というと、岩手の南部鉄器とか南部せんべいと関係があるんだろうか?後から調べたら、南部鉄器は盛岡市と奥州市が産地のようなので、この南部神社とは関係なさそうだな。遠野南部家を御祭神としてお祀りすることから南部神社のようです。



お参りした後に、鍋倉山をさらに登ると城跡があるようなのでそちらへ行こうか少し迷ったが。。



クマ出没注意の看板が!これはさすがに止めておくか。帰りは別のルートから階段を使わずに下る。さりげなくカッパ淵で見たカッパ像も。こういうのを見つけながら歩くのも遠野の醍醐味じゃないでしょうか。

(朝食 7:50-8:35)


戻ったら早速朝食。ホテルの朝食という感じだな、昨日のビン丼とかカツサンドなどがある朝食と比べると物足りないが、昨日の夕食は満足だったし値段からすればこんなもんだろうな。



ウニ椎茸が甘じょっぱくてご飯がいくらでも食べられる。それにしても朝食の時間は7:30~9:00だったが、ずいぶんと空いていたな、もっと泊っている人多いと思っていたが。みんな朝早くチェックアウトしてしまったのかな?



ここでも岩泉ヨーグルトが!昨日の朝食でもあったが、名前は同じでもなめらかさとか随分違った。こりゃ本場を食べてみないとどちらが本物に近いかわからん^^;帰りにテイクアウトコーヒーをもらって部屋でしばし休憩。

(9:20チェックアウト)


帰りの時間を考慮すると早めにチェックアウトしておきたかったので、適度に休憩後出発!と思ったが、金庫の鍵がないぞ!?どこだどこだと朝食会場まで探しに戻ったりしたが、ちょうど廊下で掃除のおばちゃんが、「これどこのだろう?」と鍵を持っていたので、それ私のです!と。危ない危ない、鍵が落ちてしまっていたのね。拾ってくれたのが掃除のおばちゃんで良かった=3



まずは先ほどの南部神社の階段を左に入ったところにある博物館から。ホテルの人が、見どころたくさんですよと言っていたので期待も高まります。


㉔遠野市立博物館(9:25-10:30)


博物館は遠野物語の内容から遠野の伝統的な行事や暮らしぶりまでさまざまなものが展示されていた。遠野物語についてもたくさん紹介されているので、ここで予習してから遠野を観光するというのもよいかもしれない。



遠野物語が遠野市のどの地域発祥なのかを地図を使って表現しているこの空間は、見た目もインパクトがあって雰囲気もよかった!



遠野の昔の暮らしぶり。よく見ると、大正という文字が見られるから、大正時代~昭和初期の暮らしぶりを表しているようだ。今から100年前か。そう考えると、長い歴史の中ではつい最近という捉え方もできる。最近の時代の流れが速すぎるんだろうな。



遠野物語については柳田国男や、佐々木喜善といった要人たちの生い立ちやどこで接点が生まれたかなどの解説が詳しくされていた。そして、二階には遠野物語の中からいくつかピックアップして、アニメ化された映画を見ることができた。カッパ伝説、おしらさま、ざしきわらしと有名どころを見ましたが、アニメだと改めて理解が深まるというかザシキワラシも2人いたのか、など新たな発見もありました。天気がよくても悪くても楽しめるスポットだし、時間をかけて見学していくのもよさそうだな。



映画を見ていて予定より大分時間が押してしまった!ホテルに停めてある車を取りに行って、人気の道の駅「遠野風の丘」へ向かう。


㉕遠野風の丘(10:40-11:10)


この後にクーポン使えるところがあるか調べられていなかったから、昨日のようにクーポンを使うところが見つからないという状態に陥らないように、この道の駅で使ってしまおう。ここで、昨日みた銀河鉄道が、間もなく運転終了となることを知る。記念グッズなんかもたくさん売っていましたね。もちろん乗ることはないですが、昨日写真が撮れたのはラッキーだったかも。そっかぁ、銀河鉄道といえば宮沢賢治が岩手出身(花巻)だから、それにちなんで運行していたんだな。



この道の駅は品数も多いし、飲食店も入っておりさすが人気の道の駅だなと感じた。とにかく人の数が多くてびっくり。昨日カッパ淵の近くでホップ畑があったのを見たので、せっかくだから遠野ホップを味わってみようと思い1本購入!に、苦い!アルコールは入っていないものを選んだが、ビールっぽい味でした。



ここまでくると岩手旅行もいよいよラストが近づいてきたな。高速道路に乗って、次の目的地に向かうまで非常にのどかな道が続く。ネットワークが通っていれば、こういうところでテレワークすることもできるんだよなぁ。数日住んでみたいと思うくらい、のどかで落ち着いた地域でした。


㉖正法寺(12:15-13:25)


この観光地は母がもともと行きたいと言っていて、組み込んだもの。結論としては想像以上に雰囲気があってよいお寺でした。日曜だが駐車場には全然車がなく、穴場スポットでもありますね。



門を抜けると、急な階段が。この階段はお殿様の乗った馬が登れなかったという話もあるくらい。大人でも大股で登っていく感じ。



今日は曇っていて、ぽつぽつ雨が降る時間もあったが、このお寺は雨もよく合うと思います。池にはハスの花が咲いていて、季節感も高い。何より空いているので、ゆっくり見れてよかった!



お寺の見学料は500円。なかには休憩場もあり、ドリンクとお菓子が提供されていてそこでくつろいだりできるのでこの入場料はむしろ安い方ではないかなと。先に御朱印を差し出して帰るまでに書いておいてもらいましょう。



ちなみにお寺の中は写真撮影禁止。本堂のりっぱな様子や、このお寺で修業する人の道場などが見学できます。本堂の屋根は茅葺だが、裏側は雑草がすごい!こういった屋根は定期的に変えているのかな?松の若木もところどころ出ていたし、管理がとても大変そう。近くには虻が飛んでいたので注意です。



休憩所では、サブレを食べたりお茶やカフェオレのサービスがあります。映像鑑賞や、座禅練習などができるようになっていて、ちょっとゆっくりするには落ち着いてとても良い空間でした。観光としてくると時間に追われがちですが、本来は十分な時間の中で、座禅など心を落ち着かせる目的で来てみるのもよいかもしれないな。

(13:25-14:00 月江庵で昼食)


正法寺を後にして、あまりお腹は空いていないが蕎麦屋が近くにあったのでそこで食べて行くことに。つい最近正法寺の隣に設立された新しい建物だった。ガーデンハックルベリーのジャムが売っていたな。結構な値段だったから、自宅で育てている我が家も、いい値で売れるのか!?



メニューは、きつねうどんと、ざるそばのみ。なんてシンプルな。自分はざるそばを注文したが、大盛にしてもそれほど量が多くなく、男なら大盛でちょうどいいくらいだろう。日曜というのにお昼時人があまりにいないのも気になるが。。正法寺、いいお寺だからもっと人が来てもいいと思うんだけどな。店を出ると雨が強くなってきた。最後の毛越寺が外歩きなので、大雨はもう少し待ってほしいところだが。


㉗幽玄洞(14:15-14:50)


正法寺から一関に向かう途中、幽玄洞を通るので、一度行ってみたいと思っていたこともあり迷わず寄ることにしていた。日本最古の鍾乳洞で、化石も豊富に含んでいるんだとか。ただしつくころには大雨で、人気は全くなし。日曜の午後だしもう少し賑わっていても。。傘を置いていきたかったが、入り口と出口が違うので洞内に持っていく必要がありそうだ。荷物が増えてしまったな^^;



料金所から少し離れたところにあるようで、途中に展示室なども。母はそろそろ疲れてきたか?この旅行、一昨日から結構歩いてるからな。



入り口が見えてきた。龍泉洞は10℃くらいとかなり寒かったが、幽玄洞はそこまでは寒くなく普段着でも大丈夫だった。この鍾乳洞の気温の違いはどこから来ているんだろうな。



幽玄洞は龍泉洞とは異なり、基本的には狭い空間をくぐりぬける(少し頭を下げたり体を横にしたり)感じ。しかも階段も多く、まさに洞窟を歩いている感じだった。個人的にはこういうのが如何にも鍾乳洞っぽいというか好みです。



ここでもコウモリが登場!しかも結構多いし狭いからスリルもある。途中に「老齢・高所恐怖症の方は左へ」という看板があったが、高齢2人に、高所恐怖症の自分ということで人数構成では間違いなく左だが、きっと右の方がワクワクするコースになっているだろうという期待で右へ



右の道は、これまでの道よりさらに狭いところを抜けていく感じ。あまり高所恐怖症という要素はない気もするが地底湖入り口で合流ということは、おそらく左に行くと平坦な道、右に行くと高いところから下っていく感じになっているんだろう。



ここが地底湖かな。水深は10m。龍泉洞の98mに比べたら1/10だが、普通に考えたら10mだって相当なもんだ。



そして、この地底湖にはハシゴがかかっている!当然一般観光客のための者でないが、このはしごを使ってメンテナンスとかをしていると考えると、これを運用している人ってすごいなと。



地底湖のあたりは大分空間的には広がっていてバラエティに富んでいるなと。



後半には、この鍾乳洞が日本最古だと思わせるような化石を含んだ鍾乳石が。他に、ノッチと呼ばれる水流の跡が残っていて、かつてはこの洞内が水流の中にあったことを示していた。今は水が引いて地底湖にたまっているくらいとなったが、長い歴史の中でこの鍾乳洞も少しずつ変わってきたということだな。



100mくらい離れたところに出口があり、近くには売店が。洞内がせまくてかなり手をついたから、まずは手を洗いたいところだ。結局、自分らがいた時間帯は、後から1人旅のような方が1名きたくらいで、他には見かけなかったなぁ。この鍾乳洞はすれ違うこともできないくらい狭いので空いているのはありがたいが、もっと人気があってもいい鍾乳洞だと思いましたね。



いよいよこの旅行も最後の観光地か。車の中では、年金生活が始まって、これから無駄遣いしないという話とか、無駄遣いしないなら、ヤクルトとかまずはルーチンで使っているものを見直そうよとかいろいろ議論したが、基本的には年金以上の金を使わなければ、貯金が尽きることはないわけなので、年金以内でうまく抑えてもらいたいところだ。


㉘毛越寺(15:30-16:30)


結局雨が止むことは無く傘をさして突入。でも日本庭園なら風情が増すし、雨もありでしょう。



毛越寺は世界遺産にも登録されているんだが、実は事前の予習ができておらず、どんなところが評価されて世界遺産となったのか理解していない自分。そこを理解してこないと、広い庭園とお寺の跡が多いなぁという感想になってしまうので注意!



そんな予習をしていない中でも、大泉ヶ池と呼ばれる中心にある大きな池は絶景だった。金のしゃちほこのような船がたくさん浮いているぞ!そして木の根が地面に浮き出ているのが目立つ。庭園の中には雨の中でも一生懸命掃除や整備をしている人が目立った。世界遺産だからな、手入れが相当されているんだろう。



菖蒲園は2分咲き。場所によっては半分くらい咲いていて、見頃な所もあった。結構奥の方まで続いていて、ぐるっと回ると結構菖蒲園だけでも広いです。園の中?外?っていうところまで広がっていました。



後半は、~跡みたいな、跡地が続く。予習をしていないので単なる空き地にしか見えないのが残念。これには父母も想像よりも何もないという印象だったろうな。遠野もそうだけど、背景を十分調べておかないと、単なる場所にしか見えないからこの辺りはもう少し背景を知ってから来た方がよさそうだ。



帰りに御朱印をもらって、あまり出るのが遅いと、帰るのも遅くなるのでこの辺りで行きますか。最後に宝物館に行くのを忘れていたのを門を出た時に気づいたが、まぁ今見ても価値がわからないでしょということで。



駐車場に建っていたお土産やさんで、ずんだソフトを購入。あと、帰りながらつまめるよう煎餅や、名物だというがんづきを買っていった。岩泉のコーヒーもおいしそうだ。



帰りの高速も父が運転する気満々だ!3日目は全部父が行くつもりか?その前にガソリンを。。と思ったがなかなかガソリンスタンドが見つからない。見つかっても、別の場所をご利用くださいという看板がでていたり、苦労したな^^;挙句の果てに、ガソリンスタンドを見つけたはいいが、父がクレジットカードをお札を入れるところに入れてしまい出てこなくなるというハプニングが起きて、スタッフさんに助けてもらうなど、高速に乗るまでに結構ばたばたしたのだった。。

(16:52 一関ICイン)


でも何とか一関ICから乗り、そこからは順調。途中1車線になる工事のところで渋滞があったが、父も大分余裕で運転していた。結局自分は1日目の高速以外と、2日目の大部分を運転したくらいなので、距離でいうと父が頑張ったというところだ。まだまだ乗れそうだなと思う一方、無理はしないように頼むよ。

(19:50-20:20 那須高原SAで夕食)


那須高原SAに寄って夕食。豚スタミナ丼おいしかったです!

(21:40 自宅着)
こうして総走行距離1300kmを超えるビッグ旅行が完了。3日間弾丸旅行で走り抜けたな~。充実感は十分です。父と母は既に次の旅行の話もしているが、どこに行くんだろうか。沖縄、北海道、熊野古道など前から話していたところはもちろん、すぐに実行しやすいところだと新潟の佐渡島かねぇ。秋には京都にも行きたいと言っていたな。自分もお供できるところは行ければ行きたいと思うし、北海道や熊野古道は三世代旅行の予定も組んでいたところだからぜひ近々予定していきたいところ。父も引退して、計画は組みやすくなったから早めに予定たてて全国制覇したいと思います!

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■今回のベスト5
久しぶりに投票制による、この旅で良かったところベスト5を決定!

1.浄土ヶ浜と青の洞窟散策(⑫、⑬)
2.龍泉洞(⑦)
3.御所野縄文公園・博物館(①)
4.遠野伝承園(⑰)
4.釜石大観音(⑮)


ということで、1位は全員が1位に挙げた浄土ヶ浜・青の洞窟!文句なしの1位でしょう。青の洞窟も初めての体験だし、浄土ヶ浜は2回目だけれどやっぱり白くて奇麗だった!
2位は龍泉洞で父母が2位に挙げてます。個人的には2回目で新鮮さには欠けたのと、探検している感としては、幽玄洞を推したいところですね。(まぁ初めて行ったときの感想で比べたら龍泉洞が少し勝つと思いますが)
3位は父と私が3位に挙げた、御所野縄文公園・博物館。正直想像以上の味わいがある観光地でした。竪穴式の住居から上がる煙や、博物館も印象的だったな。
同点4位の遠野伝承園も想像以上によかったし、元々はプランに入っていなかったことを考えると、行けてよかったなと。個人的には釜石大観音は大満足でした。トップ5は1日目と2日目で占めていますが、6位~8位は3日目の観光地が並ぶところを見ると、どの日もしっかり見どころがあって、いいプランだったなと。



■グルメ賞ベスト3
1.2日目夜 あえりあ遠野の会席料理
2.2日目朝 休暇村の朝食 ビン丼
3.1日目昼 山海里 海鮮丼


終わってみればおいしいものはたくさんいただいたが、岩手に来たんだからウニをもっと食べてみたかったな。


■残念だったで賞
・黒崎灯台と北山崎
 →天気がよければ絶景間違いなしなのに、雨で視界が悪かったのは残念すぎる。。
・道の駅 仙人峠
 →道の駅が残念だったというより、ここでお土産を買いこんでしまったのが失敗(クーポンの使いどころ間違えた)


■旅の忘れ物
正直今回のルートであれば見たいところはほぼ見たが。
・陸前高田まで足を伸ばして 奇跡の一本松
・久慈の北限のあまの実演
・晴れた日の北山崎
・安家洞
・猊鼻渓の舟下り


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【関連ブログ】
2013/4/5 岩手旅行一人旅~遠野・宮古~
2013/4/6 岩手旅行一人旅 2日目 ~本州最東端(魹ヶ埼)・浄土ヶ浜・龍泉洞・盛岡~

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一日中ぱっとしない天気だった昨日と変わって、今日は晴れ間が見れそうな予報です。ルートは宮古から釜石へ南下して、遠野に泊まるという三陸海岸と山に囲まれた自然を巡ります。せっかく岩手まで来たんだから、朝の時間も有効に活用したい!ということで、朝早く起きてホテルの周りの遊歩道を散策だ。


⑪休暇村 陸中宮古 ウォーキングコース:展望台巡り(5:50-6:50)


このホテルはかなり海岸に近いところに建っているため、遊歩道コースが整備されていて、途中に展望台もあり良い景色が楽しめるのが特徴。昨日は天気が悪くせっかく黒崎灯台や北山崎にいっても視界がイマイチだったので、その分ここで絶景が見られればなと思っていたが、、朝から結構靄がでている!後から知ることになりますが、宮古の海岸沿いは霧がかることが多いようです。やませの影響なんだとか。キャンプ場から海沿いの道を歩くルートを選択。



キャンプ場を抜けると、自然遊歩道っぽい道になってきて階段まで出てきた。プチ登山しているかの気分にさせてくれますw



1つめの展望台は姉ヶ崎展望台。見晴らしはよさそうだけど、この霧です。肉眼だともう少し見えますがね、これなら昨日の北山崎の方がマシなレベルか。



ヤマボウシなんかも咲いていて、自然が飽きさせません。加えて時々聞こえる、ウグイスの声。視界の条件は悪いですが、朝の散歩としてはとても心地よい時間だな。時間が経つにつれ、少し霧が晴れてきたような。崖が急で、波が岩にぶつかる音が聞こえ、なかなかの迫力。



2つ目の展望台は、浄土ヶ浜展望台。角度的にも雰囲気的にも昨日の北山崎にちょっと似ているような。。



展望台を過ぎると、そのまま宿に戻る近道もあるが、せっかくなので野鳥観察小屋まで足を伸ばしてみることに。枯れ木にはキノコが生えていたり、相変わらず自然にあふれた道だ。父はキノコを平気で触っているが、毒かもしれないから軽々と触らないでほしいところだ^^;



野鳥観察小屋に入ってみた。印象に残ったのが「トリは環境を測るものさし」というポスター。そこに住んでいる鳥の種類でその周りの環境がよいか悪いかわかるようだ。カラスとかいたらあんまりいいイメージはないけどなぁ。蛍がいる川はキレイとかいうのと一緒かな?



広い芝生の広場を抜けてホテルへ。ちょうどいい運動になったな。昨日の夜もお腹いっぱい食べたので少し歩かないと体も心配ですからね。戻って早速朝食にするか。

(7:05-8:00 朝食 )


朝食は7時から9時の間で自由に取れるが、このホテルの朝食は何と言っても目玉商品があるんですよ。



それがこの宮古の新ご当地グルメと言われる「ビン丼」の具。下の方はめかぶになっていますが、鯛の刺身やいくら、ウニが入っていて、それがバイキングのメニューに並んでいるのがすごい!道の駅とかで値段見ると1杯1000円くらいはしますからね。



ここでも母は、欲に負けていろいろと大盛で取ってきていた。朝にたくさん食べる分には一日の活力源になるわけだから悪くはないですがね。他に岩手の短角牛入りハンバーグや、カツサンドなどちょっと変わったメニューが盛りだくさん。ビン丼もおいしかったし、朝から大満足の食事だったな。



今日はまずは浄土ヶ浜に行くので、少し早めにチェックアウトしておきたいのだが、なぜかここでポケモンが始まる。ポケモン仲間に電話し始めるし何してるんだ!?自分は今のうちに全国旅行支援のクーポンをRegionPayにチャージ。平日の宿泊なので3人で6000円分と非常にお得だったのだが、この後発覚するが、意外と今日はRegionPayが使えるところが少なく、変な意味でお金使いに苦戦したのだった。。。

(9:05 チェックアウト)


ホテル前で記念撮影。ホテルの看板が植木でちょっと隠れている。


浄土ヶ浜(9:30-11:30)


せっかくだから、浄土ヶ浜は昨日のナイトツアーと同じルートで回ってみようと思いビジターセンター(第一駐車所)へ。昨日は暗くてよく見えなかったが、全然雰囲気違います。ビジターセンターへ入ると、昨日のツアーガイドさんが受付をしていた。「昨日はお疲れさまでした」と声を掛けられて我々も確信。建物の中から外へ。そうそう、昨日はこの坂が雨でぬれていて滑って危ないなぁと思ったのだった。昨日と比較しながら歩けるのって結構楽しいな。



海の透明度もすごい。暗くて雨が降るシーンと、明るくて晴れているシーン、まさに対極ですからね。明るくて晴れている浄土ヶ浜は本当にきれいで引き立ちます。でも波打ち際ではちょっと不気味なくらい泡立っている。



遊歩道を俯瞰する一枚。ビジターセンターから浄土ヶ浜まで15分ほどの遊歩道。せめて片道はバスを使わず歩くことをお勧めしますね。


⑫青の洞窟(9:45-10:35)


ちょっとここで心惹かれるアクティビティが。青の洞窟ざっぱ舟です。実は時間の都合上、青の洞窟に行く予定はなかったのだが、思い起こせば10年前の岩手旅行一人旅で、青の洞窟に次は行きたいと考えていたことに気づき、これは乗っておかないとと思った。



どれくらい待つのかが気になったが、聞いてみると15分待ち位ですと。しかもGWの時は2時間待ちだったという話も聞いて、いつ乗るの?今でしょ?と覚悟を決め申し込み。一人1500円で、手続きすると救命胴衣とヘルメットを渡されたので、さっそく装着して待機。最終的には20分くらい待ったかな。





いよいよ乗船。ここからは壮大な景色が続くので、基本大写真で。こちらは浄土ヶ浜方面。手前の岩山がドクロに見えるそうだ。あとはライオンのように見える部分があるという話だったかな。ライオンの方はわからなかったです。



正面に見える岩場。白い岩が特徴的。流紋岩というようだな。



この岩場の上には子安地蔵が祀られている。よく見るとお堂があるな。天然記念物だから一般人は降りることはできないだろうが、こういう岩場をちょっと散策できたら面白そう。



いよいよ青の洞窟へ。遠くに青の洞窟の入り口が少し見える。



洞窟に近づく。RPGなんかだと洞窟に切り替わるシーンだ。意外と天井が狭いけど大丈夫か??



洞窟の奥には、定期的に波が吹き出す穴があった。この穴は青森の八戸まで続くと言われており、八戸穴という名前のようだ。この穴に迷い込んだ犬が、八戸で発見されたのが由来だとか。犬よ、泳ぎすぎだろう。。



振り返ると、そこには青の洞窟たる所以である、青い水面が。初めて見ましたがきれいだなぁ。青の洞窟だけでなく、それ以外の景色もすごくきれいだったので、ざっぱ舟に乗っている間、感動の連続でした。父は「ずっと乗っていてお尻が痛くなったよ」と、的外れなコメントをしてましたが、母は「サイコー」と言ってましたね。


⑬浄土ヶ浜散策(10:40-11:15)


いやぁ、時間はオーバーしてしまったけど、青の洞窟はやっぱり行って正解だった。そして浄土ヶ浜へ。やっぱり昼間は白いな~。そして驚いたのが、あれ、陸がつながってる??昨日は浄土ヶ浜の岩までは海で行けなかったのだが、干潮なのか岩場まで歩けるようになっていた!



もちろん普段は見ることのできない地点からの写真は必須!ただ岩は天然記念物なので触ったり登ったりしてはいけないそうです。近くへ行けても見るだけにしましょう(後で、登ろうとしている人が居て監視人に注意されてました^^;まぁ知らないと登りたくなる気持ちはわかるが)



浄土ヶ浜の白い石は流紋岩で、平べったいのが特徴。浄土ヶ浜自体が火山噴火でマグマが吹き出してできた地形のため上から見ると、丸く、波による海蝕で今の形になったんだとか。監視員さんに浄土ヶ浜の看板の前で写真を撮ってもらった(Top写真)。監視員さんの写真の掛け声は、「イチ、ニ、ゴ!」となぜか3と4を飛ばしていたのが謎だった。



浄土ヶ浜を高いところから俯瞰するのもまた格別です。10年前に来た時も白い浜と青い空を見て、なんてきれいなところだと感動しましたが、10年ぶりに2回目の来訪でも感動させてもらいました。やはり岩手の名所の名は間違いありませんな。



既に周遊バスが到着してますね。15分と45分発ということで、11時15分出発のバスでビジターセンターへ。乗車客は我々だけ。移動中はガイドさんが話しかけてくださって、今日は遠野に泊まることを伝えると、「遠野の河童は普通の河童とは違うんです、どこかわかりますか?」。答えは色が赤いということ。さすがガイドさん、近隣にも詳しいんですね。バスからも絶景が見えるポイントがいくつかあるが、霧がかかっていてよく見えないところがあった。これが"やませ"による影響であることもここで知ったのだった。



ということで、大満足の浄土ヶ浜でした。やませの霧も、見え方によってはかなり幻想的できれいだな。車のナビが三陸道に対応していなかったので、看板を頼りに三陸道へ。うーん、ナビ任せだとこういうとき大変。三陸道に乗っても、分岐点があったり油断できない。釜石に着くまではどこで降りるか含めて気が抜けなかったな。


⑭いのちをつなぐ未来館(12:25-13:10)


お次は釜石の鵜住居にある鵜住居・トモス。この旅行の1つのポイントである震災の記憶をたどる観光地。まずはいのちをつなぐ未来館へ行ってみます。



津波が着たタイミングで停まった時計。津波の後から出てきた品々。生々しい。。広島の原爆資料館を彷彿させます。三陸を襲った津波って自分が思っていた以上に回数が多くて、江戸時代くらいから数えると、10回くらいは起きている。東日本大震災は当然その中でも大きな地震ではあるが、デジタルに残せる時代だからこそ、被害をしっかりと伝えることができているのだと再認識しました。



ゾッとしたのが「津波が二階の天井近くまで押し寄せ、引いた後には重なるような遺体があった」という実録。
・大津波が来るということで、鵜住居地区防災センターに196名が逃げ込んだ。
・しかし建物の2階の天井まで津波が押し寄せ、必死で息をするために人は天井ぎりぎりで息づきをした。
・天井を壊すために、天井を搔きむしる人も居た。
・しかし多くの人が力尽きた。生き残ったのは196名中34名だった。

生々しすぎです。当然、イベントがあってたまたま鵜住居に帰省なり来ていた時に被災して亡くなった方も大勢いらっしゃいます。人生ってなにがあるかわかりませんね。変わらない日常のありがたみを改めて考えさせられました。



外にはメモリアルパークが。原爆ドームとは規模こそ違えど、それと同等の気持ちで見学させてもらいました。



高台から鵜住居の街を臨む。今はまだ復興道半ばで、ほとんど家も建っていませんが、時間が経てばまたここに家を建てる人が現れ、街ができていくのでしょうか。遠くに見える小学校も安全な場所に再建されていますが、もう二度と被害を受けることがないことを望むばかりです。



そろそろお昼を食べるなら食べないと!正直朝食の量が多かったので、自分はあまり腹が減っていない。一方でさすがに夕食までは何も食べないのも、、、と思い結局セブンイレブンへ。自分のお昼はあんぱん1個ですwしかも、ここでもRegionPayが使えなかったとは。時間も押しているし、釜石観音へ向かおう。


⑮釜石観音(13:45-14:50)


釜石観音は、この旅で行ってみたいと強く思っていた場所の1つ。ここも白い観音と青い空・海のコントラストがきれいなので晴れていて本当に良かった。閑散とした商店街を背中に見て、赤門へ。



観音様は結構遠くに見えるなと思っていたが案の定道のりも長い。エスカレーターまで出てきたぞ。



あと一息!どんどん上るので、海も一望でき景色はどんどん良くなってくる。これは楽しみだ。



観音様を前から臨む。後光が差しているかの様だな。穏やかな表情で魚を抱えている姿が印象的。豊漁を祈るという想いが込められているのでしょう。



海をバックに父と母の2ショット。赤い橋と、青い空と、やませによる霧と、山の緑といろいろ組み合わさってまさに極楽浄土。



線香は1本20円と、バラでこの値段で売られているのは見たことがなかった。1本お供えしていよいよ胎内へ。



入るとすぐに御芯観音の20分の1像が。伝説のロープが横に置いてあり、これを使っていろいろ写真を撮れるようになっているようだ。若者だとインスタ映えを意識していろいろやりそうだ。



ここから階段数200段。往復時間約11分という螺旋上の階段をのぼりながら七福神めぐりが始まります。父は小銭を母から受け取っている。まさか全部賽銭をあげるつもりか!?



2階~10階の七福神巡りをしたら、11~12階で観音上部へ。螺旋階段は太くなったり細くなったりを繰り返しながら進みますが、行きと帰りは同じ道なので混んでいるときはすれ違うのが大変そうだなと思った。12階で胎内から外へ



胎外からの景色も素晴らしい!昔これに近い観音様を見たことあったなと思ったが、千葉の東京湾観音だ!同じく外に出ながら写真を撮ったりしたなぁ。と懐かしいことを思い出しましたね。



一応、胎内の螺旋階段は続いていたが、すぐに行き止まりになりました。この先もちょっと行けそうだけど罰が当たるもんな、引き返しておきます(どこまで登れるんだろう)。そして、来た道を戻って入り口へ。一応御朱印がありますが、直接書いてくれるわけではなく、あらかじめ書かれたものをもらう形。でもせっかく来たんだし買って貼り付けておくか。



ということで、釜石観音も期待を上回る感動でした。2日目の観光地はどこもグッとくるものがあります。見ごたえあるわ~。さて、課題はここまでRegionPayが全く使えていない。さらに有効期限は今日中ということもあるので、万一宿で使えないとアウトだぞ(まぁ使い切らないと死ぬわけでもないんだが)。と思い、予定にはなかったが道の駅に向かうことにした。途中で列車に遭遇。ずいぶん特徴的な列車だなぁ。後にこれが間もなく運転を終了するSL列車だったといことに気づく。もっとじっくり見ておけばよかったな。


⑯道の駅 仙人峠(15:15-15:35)


で、道の駅に言ったはいいが、ここの道の駅はあまり品揃えがいまいちだなぁ。お菓子でも酒でも、グッズでもこの際いいのだが、どれもいまいち欲しいと思えるものがなかった。とはいえ、買わないといけないのでお菓子関連のお土産をチョイス。この日初めてのRegionPayを使ったのだった。いやぁたまたま2日目だけ使う機会が少なかったなぁ。そして次の目的地は「旧釜石鉱山事務所」だったんだが、なぜか道を間違えて高速に乗ってしまい、遠野に向かわざるを得なくなったという。。まぁ時間が浮いた分、時間の都合上省いていた遠野伝承園に寄ってみようかな。



遠野も10年振り。ちょっと怖いのは最近熊の目撃情報が相次いでいるということかな。そして遠野IC着。降りると、「ようこそとおのへ」のアートが出迎えてくれます。遠野物語の始まりだ!


⑰遠野伝承園(16:10-16:55)


遠野を楽しむには、遠野物語を事前に知っていると、その場所に行ったときに感慨深いものになるかもなと、前回の旅行で感じました。遠野伝承園は当初は予定に入っていなかったけど、ここを最初に観光することで遠野の雰囲気と伝説をいくつか知れるのはいいかもしれません。そして、なんとここの入場料やお土産やはRegionPayが対応していた!道の駅で無理に買うことなかったんじゃんorz



この先にかっぱはいないようです」。遠野物語57~59話はかっぱの話になっていて、河童の子どもをみごもった女がいたとか、馬を川に引きずりこもうとしたなど、いくつか伝説が残されています。



板倉は、「壁がすべて板で作られている納屋」のことで、農作業を行う場所のようです。味があっていい建物だったな。奥にはおしらさまとカッパの絵が。



母も含めた1枚。「カッパの絵が不気味だ」と言っていましたが、カッパとおしらさまがいることで遠野らしさが出ていますね。



そのままおしら堂へ。オシラサマのはじまりの話は69話で語られており、「馬と結婚した娘に、娘の父が激怒し、馬を殺したら、馬の首と一緒に娘が天に昇って消えたと。」馬と結婚したり、かっぱの子を身ごもったり、非常にオープンなストーリーが続きますが、それで、馬と娘が着物を着て並んでいるわけですね。



おしら堂へ。途中には蚕の展示



一番奥の部屋には、願い事が書かれた布がすごい数展示されていました。様々な色がありカラフルでなかなかのインパクト。真剣な願いから、ちょっと笑いが入ったようなものまでいろいろ書いてありました。よくある旅日記的な役割もあるのかな。



遠野物語にちなんだオブジェもいろいろ展示されていました。びっくりしたのが、娘入浴中の風呂桶。あけてみると、娘が入ってました!母はこれを見て、トイレの蓋をあけるとこの仕掛けを連想してしまうようになったんだとか。そんなの洗濯機でも冷蔵庫でも同じですやん。



伝承園、なかなか見ごたえがあってよかったです。ここからは実際に遠野物語に登場している場所を巡っていくが、逆に遠野物語を理解していないと「ふーん」で終わってしまうところが多い^^;そろそろホテルにつかないといけない時間なのでスピード出して回っていきますwまずは伝承園からすぐのカッパ淵へ。畑では遠野ホップを育てており、ビールの原料にされているようだ。



この時間は常堅寺が閉山されていて、お墓の横から遠回りして、カッパの小路からカッパ淵へ向かう。すごく太い木があったりカラスが死んでいたり何かと不気味な雰囲気。


⑱カッパ淵(17:05-17:20)


カッパ淵は前回来た時も夕方で、葉と葉がこすれる音を聞きながらの川辺の散歩が心地よかった記憶があります。ただ前回は橋の工事中で川の水が停められていて、カッパが棲んでいるとは思えない状態だったので、今日の水がたっぷりあるカッパ淵が見れてよかったですね。



前回来たときはなかった、カッパを釣る釣竿や、きゅうりの用意が!常設されているのは、カッパ釣りのプロ用で、一般用に釣竿もたくさん用意されているので、大人数でカッパ釣りもできそうですwざっと見た感じカッパはいなかったけど、川魚の群れはいました。きゅうりで釣れるとは思えないですがね^^;



かっぱの祠。祠の中には初代のカッパおじさんが飾られていますが、今は2代目のかっぱおじさんがいるんだとか。



集合写真。母はずっとカッパ淵に行ってみたいと言っていたが、背景を知らないとこんなものかと思うだろう。だからこそ、遠野物語を事前に知っておいて、ここで馬とカッパが戦ったのかなとか想像しながら回ることで感情を場所に移入していくことが大事。個人的には2回目に見るカッパ淵は、観光要素も増えていたし、水も増えてカッパがいそうな雰囲気もあってなかなか面白かったです。


⑲山口の水車(17:35-17:40)


この水車は2015年に修理され、実際に使える水車として復活したようです。過去は脱穀や製粉のために昼も夜もフル稼働していたようですね。遠野物語との関係は?と思って調べてみたが、水車が出てくる物語はなさそうでした。遠野の田園風景の象徴として残されているものですかね。



田園風景に水車小屋。こういうところの古民家に一泊してみたいものです。ちなみに、水車小屋の裏にはとびらがあって、そこは鍵がかかっていないので、中を見ることはできるようです。真っ暗なので入るのは止めておきましたが。。

番外編 遠野物語に関わる場所(17:45-17:55)


遠野物語18話で出てきた、ザシキワラシが2人出たという孫左衛門の旧家跡。ザシキワラシがいなくなったことで、一家全員がキノコの毒で死んでしまったという、ザシキワラシはいれば栄えるが、いなくなると滅ぶというちょっと怖い話の舞台。



ちかくにはカッパ淵200mという看板が。カッパ淵ってさっきのところだけではないの??と思い向かってみる。



その先には橋と川が。この辺りは熊も目撃情報があるしこれ以上は進めないな。解説の看板があって、遠野物語58話では、ここ姥子淵にいたカッパが「新屋」という屋号の家の馬を川に引きずり込もうとしたんだとか。ん、ということは、さっきのカッパ淵とは別のカッパなのか。土淵という地名もあるし、xx淵が多いということで、どうやらカッパはいろんな川に住んでいたということですね。



手元のスマートウォッチでは歩数は既に12000歩を超えています。母もそろそろ疲れてきたか?ちょっと後ろから熊がこないか心配な1枚


⑳デンデラ野(17:57-18:10)


お次は姨捨山伝説が残るデンデラ野。遠野物語111話によると、60歳をこえた人を、このデンデラ野へ追いやる習わしがあったという。なんて罰当たりな風習。うちの母は70歳になりましたが、このようにおんぶして連れてこれるほど痩せてはいないので、今回のように車で来てもらうしかないでしょう。



デンデラ野にあがってみてびっくり。10年前は単なる草原でしたが、今は畑が作られて、おじさんが何かを出荷準備している最中でした。父が「ここは本当に姨捨山だったんですか?」と堂々と聞いていたが、おじさんの返答は「いや、わかんねぇ。そうは言われているけどな」と。煙のないところに火は立たないので何かしらそういう話があった可能性あるが、その火が、しっかりと文書で残されていたのか、ある人のうわさが基になっていたのかで大分変りますからね。119話ある遠野物語。そのうちの幾つが事実なんだろうか。



あがりの家は健在。デンデラ野に戻ることをハカアガリと呼ぶらしく(逆にデンデラ野に居る人が里に戻ることをハカダチという)、あがりの家もそこに由来しているのかなと。



デンデラ野からの見事な田園風景。夏になると、セミやひぐらしの声がすごそう。



デンデラ野は心霊スポットとも言われていますが、その様子も大分薄れている感じがしました。もはやあがりの家がなかったら、普通の畑ともいえます。さて、予定していたチェックインの時間も少し過ぎてしまいましたがそろそろ宿に向かいましょう。体力も限界でしょう。


㉑あえりあ遠野(18:25 チェックイン)


遠野というと民宿などが多いイメージだが、あえりあ遠野はビジネスホテル仕様。到着が遅かったということもあり、夕食は19:30~ということで少し時間があるから先にお風呂に入ってくるかな。ちなみに、18時から語り部が遠野の昔話をしてくれるというイベントをやっているが、今日はちょうど間に合わなかったな。

(18:50-19:15 風呂)


風呂は沸かし湯。この旅行では温泉は入らなかったな。みんな食事中なのか、この時間なのに1人しか他に客がいなかった。ほぼ貸し切りのような感じで快適!

夕食(19:30-20:40)


夕食は会席料理で遠野名物のジンギスカン。会場の雰囲気もよく、1泊12000円くらいで会席料理がつくんだからこのご時世ではかなりリーズナブルなプランだと思う。



どの料理もおいしかったんだが、残念だったのはご飯がすぐに食べられなかったこと!ごはんは銀河のしずくというかっこいい名前なのだが、釜炊きになっていて火をつけてもらったのが一番最後!蒸らす時間をいれると30分くらいかかるので、ご飯がなくても食べられるものから先に食べて行ったが、、やっぱりご飯は最初から出してほしいと思う!



献立の一覧。量はかなり多い方です。お昼をほぼスキップしておいてよかった!一般女性だと食べきるのはかなり大変だと思うが、母は70歳にも関わらず完食していた。すごい!



デザート盛り合わせも種類が多くてよかった。満足満腹!結構味の濃い酒のつまみ系も多かったので、お酒つけても楽しめそうです。



ロビーを見ながら部屋に戻る。天皇陛下が宿泊されたようで写真が飾られていました。伝承園に行って、ここに泊まられたのかな。



今日は大分疲れもたまっていたが、夕食を食べてすぐ寝るわけにも行かないので、せっかくなので伝承園で購入した遠野物語の本を少し読んでみることに。最初は気合入れて119話全部読んじゃうかと思っていたがウトウトしながら気づいたら日付が変わる位になっていたので結局寝ることに。カッパは見るものでなくて会うものだとチラシに書いてありましたが、まぁ遠野に来てカッパ淵に2つ言って、いろんなところでカッパという言葉を見たり聞いたり、なおかつ遠野のカッパは赤いなんてことを知ると、不思議とカッパを想像したりイメージしたりするものです。そういう意味だと遠野に来てカッパに会うというのはその通りだなと。もう少し時間があれば遠野物語の舞台をさらに回ってみても楽しいんですがね。奥が深い場所だと思います。

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母がずっと行きたいと言っていた岩手旅行。一方父も高齢で岩手までは旅行できるかわからないということで、自分が連れて行こうということになり実現。岩手は本州で一番大きな県ということもあり、とても2泊3日では回り切れないが、母が行きたいという場所を中心に極力名所を回れるようプランを作成したが、内容は超ハード。久々の弾丸旅行だ。あいにくちょうど梅雨入りのタイミングということで、初日は大雨が予想されているが、、、高速道路は気をつけていかないとな。



プロローグ(3:12発)


2泊3日で30カ所近くの観光地を回るため、初日は3時出発がマスト。2時半に起きて、準備して14分遅れで出発!我が家で14分遅れというのはかなりマシな方で、みんなかなり気合いが入っていたということだろう。



梅雨入りのタイミングだけあって、朝からすごい雨。これは予定通りの速度ではいけないことが想定されるな。平日だからか工事も多く、対面通行も多い。渋滞していることはないのでそれほど問題ないが。



東北に行くときは利用率が高い長者ヶ原SAで休憩。ここで朝食も取ってしまおう。自分はそばで軽めに調整。父は車の中でせんべいも食べていたが、普通に朝食も食べきっていた。70歳近くでこの食欲はすごいな。



東北道は長い。大雨でスピードも出せないので到着も遅れるかと予想していたが、予定より10分程度の遅れで一戸ICに到着。父が見せてくれました。ICを降りれば今回最初の観光地、「2021年に世界遺産に登録された御所野縄文公園」はもうすぐ。今回は母の「サイコー」が何回出るだろうか!?

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3:26 岩舟JCT
4:27 白河IC
5:55 村田JCT
6:37-7:07 長者ヶ原SA休憩
7:56 北上JCT
8:56 安代JCT
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①御所野縄文公園・博物館(9:20-10:35)


この観光地は世界遺産に登録される前は知らなかったのだが、実は旅行の直前(1週間前くらい)にWebで見つけて、面白そうと思って急遽久慈のもぐらんぴあと入れ替えたのだった。縄文時代中期後半の集落遺跡ということで、竪穴式の住居がたくさん再現されているようです。世界遺産だけあって駐車場もきちんと整備されています。「きききのつりはし」というトンネルを通って公園へ。



このきききのつりはしが、中々味があっていい!下を川が流れていて、蛙の声が聞こえてきて自然の中を歩いてるなという感じがした。ここを抜けてタイムスリップする秘密が隠されていると書いてあったが秘密とはいったい何だったのだろう。。

キキキを抜けると博物館があったが、この後少し雨が弱まる時間があったので、先に外をみてから雨が強まる頃に博物館に入ろう。こんな日はアメダスも見ながらスケジュールしないといけないから大変だ。



外は西の村、東の村といった感じで複数の村に分かれており、それぞれ竪穴式の住居に入れるようになっていた。中には火も焚かれていて煙が出ているものも。パノラマ写真の1枚。



竪穴式住居の中は暖かく、一軒一軒がきちんと作られていた。煙がいぶいところもあるが、煙が抜けるように工夫されていて、天井に通気口が空いていた。



観光客は金曜だからかほとんどおらず学校の団体さんがいるくらいで、ほかはほとんど見かけなかったな。見学する分にはラッキーだが、世界遺産がこの様な感じだと寂しい気も。



東のむら、中央の村を見て時間も結構経ったので、博物館にいくか西村も見ていくか迷うが、母が西村も見ていきたいようなので全部見ることにした。西村の近くには火災実験跡があり、平成9年に再現した竪穴住居を実験的に燃やしてそのままにしているそうだ。もう30年近く前になるわけで、くぼみが目立つだけだった。たった30年でこうなるのだから、何千年前となるとどれだけわからなくなってしまうか想像に難いところだ。



やはり雨が降っていることもあり、草むらを歩いているとつま先が濡れてくる。そろそろ博物館へ。この博物館は世界遺産登録により新設されたのかな、すごく新しくてきれいな博物館だ。



出土した土器とか展示だけでなく、図や映像など、建物の構造を活かした造りで見応えがあった。



縄文時代の春夏秋冬を表現したシアターが10分おきに開始。縄文時代の生活は本でしか見たことがないが、映像で見ると、冬はこれで寒さを実際凌げていたのか、病気になったらどうしていたのか?とかいろいろ気になるな。今は娯楽も充実しているが、当時は鬱になったり自殺する人なんてのも少なかったんじゃないだろうか?どちらの生活が幸せなのかは比べることはできないだろうな。



展望室からの景色。周辺が開発されていない岩手だからこそ、なんとなく当時の生活がイメージできるのだろうな。北東北の遺跡群は他にもたくさんあるので、近くに行く機会があったら行ってみたいな。
ということで見どころがたくさんで、予定より40分くらいオーバーしてしまったが、価値が高かった!



お次は久慈の琥珀館。時間オーバーした分取り戻さなきゃというのもあったが、とにかくこの辺りの道路は信号がない!雨も弱まってきたし一気に進もう。



②久慈琥珀博物館(11:30-12:15)


琥珀って、宝石の一つくらいかと思っていたが、久慈は琥珀の産地のようで、ここで琥珀のことをたくさん知ることができた。国内唯一の琥珀博物館のようだ。入館すると、新館と本館があることを伝えられる。ここも見どころたくさんのようですね。



まずは新館から。いきなり大きな琥珀が迎えてくれると思ったら中に入れるようで。中に入るとギラギラしてます。まさに宝石のタイムカプセルや!きききのつりはしといい歴史を感じる旅になってます。



琥珀は天然素材で燃えるということ、初めて知りました。琥珀のにおい体験、すごく素敵じゃないですか。ハーブみたいな香りでしたね。樹脂が原料だから虫を巻き込むことが多いようで、アリや蚊を含んでいる琥珀も展示されていました。白亜紀のものらしいからその当時の虫が残っているってすごいことだ。さっきの縄文時代が霞んでしまうよ。



琥珀により、岩手の世界遺産、金色堂を表現した作品。こんな感じの作品もたくさん展示されていた。琥珀は産地によって色の濃さに違いがあり、久慈のものはやや濃いらしい。英語ではアンバーというそうな。



中にはシュールな作品も。野外太古の森博物館という扉があったので、楽しみに開けてみたら、外は普通の森で、恐竜の写真が置いてあるだけとはwまぁ岩手の森の中は確かに太古と通じるものがあるから恐竜が居そうではあるが、写真ってのはね^^;



新館を出てもう一つの建物に向かっていると、琥珀の採掘跡があるではないか!大正7年ごろに採掘した場所のようですが、久慈では他のところで現在も採掘がされているようですね。坑道は見学時間5分くらいとあったが、歩くだけならぐるっと回って2、3分かな。



八木沢くんのこほっぱ跡。「くんのこほっぱ」とは琥珀採掘所のこと。これを知らないと、八木沢君の、こほっぱ跡と読んでしまいがちだろう。八木沢君ではなく、八木沢の琥珀採掘所跡ってことですね。



本館はずいぶんとカラフルな外観。古いのかなと思ったが、プロジェクションの部屋もあり、乗ると絵が変化するという面白い仕掛けもあった。



基本的には琥珀を使ったアートが多数展示されています。久慈の恐竜の化石など琥珀以外の歴史に関わる展示もありますね。海のイメージが強いが、琥珀や化石などもたくさん採れることがわかりました。



休んで行ってくださいと書かれていた扉の先にはまさかの先客が!爆笑の一枚でした。琥珀館だけあって、ちゃんと猫の色も琥珀色でしたね。



ここも見どころたくさんでした。時間がやっぱり押しているので、水族館のもぐらんぴあは飛ばして、道の駅くじへ行くことに。


③道の駅くじ(12:25-13:35)
昼食 山海里(12:30-13:05)


まずは、昼食。はじめ久慈がどれくらい混んでいるかわからなかったのだが、店に着くと全然混んでいなかったので、さすがに平日であれば空いているのだなと。昼食が混んでいると後の予定がずれるのでこれだけは心配だったんですよね。注文は「三陸ずっぱり丼」!岩手まで来たんだから、上位の海鮮丼にしようと。ごはんは大盛にしなくても十分な量。満足な一杯だった。



久慈の名物「まめぶ汁」も追加。これは、すいとんのようですが、団子の中にくるみと黒砂糖が入っていて、汁は結構とろみがついているのが特徴。「まめまめしく健康で暮らせるように」という先人の想いが込められているのだとか。郷土料理を食べるのも楽しみですからね。いい体験ができました。父は酒を飲んでしまったのでここから先は自分が運転するのが確定ですな。



軽く道の駅を観光。立派な山車ですね。祭りの時に出動するのでしょうか。



久慈というと海女と、やはり震災の時の展示などが多いですね。今回は海や、海女関連(小袖海岸など)は特に観光予定はないですが、またくる機会があれば海岸沿いも見てみたい。


④昭和レトロ館(13:15-13:30)


この道の駅の中に併設されている昭和レトロ館へ。受付は少し離れたところにあるのだが、入場料を払うと、特典のシールのようなものを大量にもらった。めっちゃ余ってますやん^^;手前のパスタ屋は満席。ここ気になるな。



いきなり銭湯の暖簾が登場し、男湯と女湯で違うところに行くのかと思いきや、行先は同じだった。どうやら銭湯で使われていた資材をそのまま展示しているようですな。そうそう、小袖海岸とつりがね洞も行ってみたかったんだけどね。



髪が伸びる人形だったり、レトロ神社など変わったものもおかれていた。レトロの神とは一体?



こんな感じでレトロなコレクションなどがたくさん展示されているところでした、平成のものもありましたが、もはや平成もレトロなものになってしまったのですね。昭和~平成~令和を生きる自分としても時間の流れを感じますなぁ。最近こういうレトロなものへの興味というか引き込まれ方が強くなってきたと思います。



レトロ館を出て1Fは物産館になっていました。岩手の地酒飲み比べ。これいいですね、父が早速購入。



さてここからは、海岸を通って北山崎など景勝地へ向かいます。ただこの天気だとなぁ。。ここまでは降ったりやんだりの不安定な状態。雨が止むことを祈りつつ三陸道を南下。ガソリン給油も忘れずに。北山崎の少し手前に陸中黒崎灯台とあったので、ついでにそちらに寄ってみよう。


⑤黒崎灯台(14:30-14:45)


駐車場に着くと、誰もいない!こんな天気だし平日だとこんなもんか。北緯40度のシンボル塔、カリヨンの鐘、灯台と天気がよければすごくきれいそうなんだけどな。



北緯40度のシンボル塔。ということは、ここが北緯40度なのか。灯台も遠くに見えるが長い階段が。。



母は「これまた登るのやだなぁ」といいながら降りていく。この後の北山崎はもっと長い階段があるぞ。とりあえずカメラを手摺におけそうだったので、全員で写真。風が結構強い上に、雨がぱらついているのでずっといると濡れますね。



長い階段を上り、カリヨンの鐘を鳴らして、これで全部チェックポイントは見れたかな。北山崎はここからすぐのところなので、同じような天気なのだろうな。


⑥北山崎(14:50-15:40)


こちらも駐車場を見る限りほとんど人はいなそう。北山崎は駐車場からも展望台まで結構歩くが、途中にお店がたくさんありました。レストハウスは後で寄っていこう。



さぁ、展望台へ。うわ、クマ目撃情報があるぞ。最近ニュースで岩手の熊の出没情報はチェックしてましたが、割とどこでも出てるからなぁ。。第二展望台へは300段以上下るのでちょっと熊が出るとなると、、辞めとくかな。ちなみに第二展望台へは第一展望台の左手から下っていく感じ。



こちらが北山崎の景色。ここからの景色は多くの海蝕洞と200m級の断崖が連なる様子が見え、全国観光資源評価で最高評価も得ている絶景なのですがね。ただこの天気でも、すごい景色だと思いましたし、天気が良い時と比較することもできるので、天気が悪くても足を運んでみる価値はあると思いましたね。



ビジターセンターで休憩。ここでは田野畑のアイスクリームが売っていたので3つ購入。地元の牛乳を使っているということで、ホームランバーのアイスに味は近いですが、おいしかった。ビジターセンターの裏手にはシロバナシャクナゲの群生地になっているそうな。



面白いのが、毎年観光者がどこから来たのかシールを貼ってもらうことで見える化しているようだ。遠方から三回目以上来ている人も多いようですね。ぜひ熊がいない時期に第二展望台や海岸に降りて景色を眺めてみたいものだ。もちろん快晴の時で!



ちなみにアイスを食べている間に第三展望台へもアプローチを試みたが、、結局こちらも熊に注意の看板があって、引き返したのだった。みちのくトレイルを歩く人は常に熊に気を付けながら歩く感じになるのか。熊なんとかならんかねぇ。

続いては日本三大鍾乳洞である龍泉洞。自分は2回目の来訪。日本三大鍾乳洞も制覇したことだし、二巡目と行きますかw


⑦龍泉洞(16:15-17:10)


駐車場がわからなくなったので、新洞科学館の駐車場へ駐車。予定より大分時間が押しているので新洞科学館に行く余裕はないが、岩手に来たら龍泉洞は外せないですね。



龍泉洞はWebのクーポンを印刷して見せると1100円のところ930円で入れました。洞内は9.3℃か。今日は外気も涼しくそんなにギャップはないが、お年寄りが入るときは体調管理も気を付けないといけないですね。



入り口から急激に気温が下がってきます。上着を着てきたので問題ないですが、夏場に汗をかいてそのまま入洞するとキツイだろう。



入洞して右手に川が流れ、その川が超透明できれいなこと。以前来た時よりもLEDのギラギラ感というか派手さが少なくなって、落ち着いて観光できるようになった気がします。本来こうあるべきですね。



前回も見た地蔵岩。何千、何万年とかけて造られたものが、10年で変わるはずがない。



地底湖見学へ。第一地底湖が深さ35m。写真だとどうしても奥行きが見えないのが残念。スマホやカメラを落としたら確実に回収不可だし、大事な文化財を汚してしまうことになるので最新の注意を持って撮影してます。



第三地底湖は98m。第三地底湖前で集合写真。今日は混雑していないので、余裕で撮れます。



案外フラッシュを使うと水の感じがきれいに映った。



ここから第二の見どころ、登り階段165段、下り階段107段の縦移動山ぶどうワインの貯蔵庫があり、ミニ写真展があったが、入れず。。



後ろを歩いていたら蝙蝠が!危ない危ない、びっくりして足を滑らせたら危ないですからね。しっかり手摺を持って進みます。



三原峠を過ぎて、高いところから第一地底湖を覗けるのもチェックポイント。龍泉洞の調査は現在も進められていて、2019年時点で4088mを越えているとのこと。現在は第三地底湖までの公開ですが、第八地底湖まで発見されている様子。夢がありますね、岩泉町にふるさと納税したら、龍泉洞の開発に貢献できるならぜひ納税したいところだ。



やっぱり素晴らしい鍾乳洞でした。洞を出て、飲料水を空きペットボトルに汲んで、地下連絡道を通って駐車場へ。ちなみに、父と母もこれで日本三大鍾乳洞を制覇。ただやはり一番は山口県の秋芳洞で、あの広さは忘れられないとのこと。秋吉台も含めてもう一度行ってみたいところです。



今回は時間がないので後にしますが、遊歩道やミネラルハウスなど面白そうな見どころがありますね。コーヒーなんかも飲んでみたいし、もう少し時間をとってのんびりしたいところではあります。さて、今日は宿についてから浄土ヶ浜のナイトウォークツアーを控えているので、夕食を考えると18時半には宿についておきたいのですよね。自分は運転なので、父に宿に電話したところ、「今のところ決行する予定です」と。ちょっとくらいの雨なら傘をさしてやる感じなので、ほとんど時間がないということで、震災の遺構を1つだけ見て宿に行くことにします。


⑧津波遺構たろう観光ホテル(17:50-17:55)


田老は津波の被害が大きく、今なお家はほとんど建っておらず空き地が多いように見えました。そんな中にぽつんと佇むこのたろう観光ホテルは2階まで津波で流され、津波の恐ろしさを伝えていました。逆に言うと4階や5階は残っているのでここに避難した人は助かったということでしょうかね。ここに逃げ込んだ人は幸いだったのかもしれません。周りには何も高い建物は残っていませんでしたから。



新しくて高い堤防が遠くに見える。ただ自然の力は想像をはるかに越えてきますからね。どんなに頑丈な堤防ができてもやはり絶対安全ということは無いのだと思います。


⑨休暇村 陸中宮古チェックイン(18:15着)


田老から宮古へはすぐ。とにかくほぼ予定通りにつけてよかった。龍泉洞のあたりではさすがに厳しいかと思いましたがね。普段なら宿について一息だが、今回はここからの予定もハード。19:30に浄土ヶ浜行のバスが出発なので、19:20までに夕食を食べて、準備をして19:25へロビーへ行かないと。



部屋は302号室。目の前は山であまり景色は期待できないが、朝も早いしどちらにせよ景色を楽しんでいる時間はないからな。昔ながらの旅館という感じの部屋でしたね。

(18:30-19:15 夕食)


さぁ夕食だ。北山崎で食べたアイスクリームが重かったからか、母は「あのアイス食べなきゃよかったんだけどな~」と言っておきながら、ずいぶんと大盛で持ってきましたw言ってることとやってることのギャップがでかい!海鮮焼きやステーキや刺身などタンパク質はラインナップが豪華で片っ端から食べているとすぐ満腹になってしまうな。



デザートも充実。岩泉ヨーグルトはやはりおいしい。他にウニプリンなんかもあったが、醤油とのトッピングがおすすめとのこと。でもやっぱりプリンは普通のプリンが一番だな。父はここでもアイスクリーム!2段重ねにして、食べ方は子供と一緒ですw



さて、そろそろ出発の時間だ。部屋に戻ると布団がなぜか2つしか敷かれていない!自分らで1つ出すのも面倒なので、フロントに電話してツアー中に敷いておいてもらうことに。



ロビーに行くと、自分らの他に2名のおばあちゃんが参加するようで、よろしくですと。あまりに少人数で夜の浄土ヶ浜ツアーも不気味ですからね。人は多い方がいいに越したことはありません。ホテルの外に送迎車が停まっており、早速夜のツアースタートだ。



⑩浄土ヶ浜ナイトツアー(19:30-20:45)


ホテルから浄土ヶ浜までは15分くらい。ビジターセンターに停まると女性のガイドさんが居てその人が案内してくれるようだ。これ人数構成によっては危険じゃないか?今日は全部で6名。これくらいいれば問題ないけどなぁ。



ビジターセンターから浄土ヶ浜までは徒歩で15分くらい。最初は坂も階段もあるし、雨の日だと少し危ないかな。途中からは海辺の遊歩道を歩くのだが、なんといっても津波の被害も大きかったところですからね、心霊現象とか起こっても不思議じゃない雰囲気です。



夜の浄土ヶ浜に到着!自分は2回目だが、前回来たときは砂浜が白くて、空は青くてまぶしくて、まさに極楽浄土という感じだったが夜でしかも雨が降っているという対極の状況で見る浄土ヶ浜はすごく新鮮。



レストハウス前で、ガイドさんに当時の状況をいろいろ聞くことができました。
・浄土ヶ浜ビジターセンターは、地下が半分くらい浸水してエレベータが壊れたが、スタッフやお客さんは全員無事だったこと。
・観光船が3隻あったが、うち2隻は市内に流されてしまったこと。
・このレストハウスも天井近くまで津波が来て、壊滅的な被害だったが、津波で浄土ヶ浜の形が変わることは無かったこと。

やっぱりガイドさんの話を聞きながら観光すると深く状況が知れるのでいいですね。ここでツアーに参加しているおばあちゃんが小山在住でいることがわかる。同じ栃木県民でしたか。そうこうしているうちにホテルに戻る時間に。浄土ヶ浜は明日もまた来るので、その時に今日通った道を歩いてみて対比しながら楽しんでみようと思います。

(21:25-22:30 風呂)


ホテルに戻ったのは20:55でした。さっそく風呂へ、ここは温泉ではないがラジウム人工泉とのこと。露天風呂はないがサウナがあったのでのんびりできました。いやぁ今日は朝3時からハードだったなぁ。父と運転を分担できたので何とか乗り切れましたが一人で運転していたら持たなかったでしょうね。分担できると移動中寝れるのがやっぱり大きい!



風呂上がりに父はビール。一日中食べたりのみすぎだろ。自分は疲れてしまったので今日はもう寝よう。ということで、自分は早めに寝たが、私の家族の恐ろしいところはみんなイビキがすごいこと。最後に寝るということは、他の人のイビキの中寝るわけで下手すると寝られないことも。今回最後になることになったのは母。案の定いびきがうるさくて寝にくかったとのこと。「nbtも結構うるさかったよ」と後から言われたが、私も陽菜やりっくんにうるさいとよく言われてますからね。運転で疲れた私と父のイビキがうるさかったのは言うまでもありませんね。

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今日は一日雨の予報だったが、、、あれ意外と朝は晴れているな。基本的には一日雨が降っている前提で観光地をインドアに設定していたのだけど、これだったら割とアウトドアも行ける??ということで、朝から寝ているだけも勿体ないので、早朝散歩に出かけることに。そして、この宿では自転車貸し出しが2時間無料ということもあるので、昨日行けなかった土肥の観光地もいくつか回れるかなと打算。




子供も8時くらいまでは起きないだろうし、その頃に戻ってこれればよいかな。おっと、その前にひとっ風呂浴びてくるか。

(7:20 自転車で土肥へ出発)


フロントで申請書を軽く書いてレンタル完了。非常にシンプルで良いですね。しかも自転車はすべて電動。たしかにこの宿の付近は坂も多いし、これは非常に助かります。



寒くもなく快適な気候。宿の窓から見ると青空が見えたが、死角だった場所はやはり灰色というか確実に天気の下り坂を感じられたな。今日1日何とか持ってくれ!左写真は始業前の土肥金山、今日も混むでしょうね。右写真は土肥の名物、世界一の花時計。しかしメンテ中だった。自転車だと小回り聞くしいろいろ寄れて楽しいです。



町を回っていると、枇杷の木が多いことに気づく。どれも大きくてたくさんの実をつけていますね。後から調べてみると、全国で土肥地区にしかない、白枇杷というものがあるようで、5月末から6月で食べ放題のイベントもやっているらしい。さっきからよく見かける枇杷が白枇杷なのか?


⑧安楽寺(まぶ湯)(7:35-7:45)


では、まずは昨日行けなかった安楽寺のまぶ湯から。入り口からすごいご神木が立っていますね。樹齢1000年の楠の木だそうです。電動自転車で来たから、返って駐輪スペースがどこかわからなかった。盗難に遭ったら大変だからなぁ。



このお寺の見どころは間歩の中から湧き出ている温泉。間歩の中は蒸気が充満しているのか?



と思ったら意外と普通。温泉はそんなに高温ではないようだった。早朝だったからか電気はついておらず、拝観料150円は境内の賽銭箱に入れて下さいといった注意書きがあったのでそちらへ入れてきたが。。温泉はともかく、間歩は奥に続いていたがあまりに暗くて入り口から先は進みにくかった。ゲジが落ちてきたら嫌だもんな~。どこまで奥へ進めるのかが気になった。


⑨土肥神社(7:50-7:55)


既に8時近くになってきた、サクサク見ていこう。お次は安楽寺のすぐ近くになる土肥神社白い鳥居が目印です。ちょうど住職さんが本殿を開いていたところだったが、、サラリーマン風な服装だった。よく見るとこの神社ちょっと変わっている、あんまり神社っぽくない雰囲気です。



タイとか外国の寺院に似ているような。土肥神社自体は1158年に社号ができたようだが、この社殿は1958年に建てられたとのこと。確かに新しい方だがどうしてこのような社殿になったのだろうか。



謎の錨(いかり)が。どうしてこんなものが?ディアナの錨といってロシアから持ってこられたようだ。解説をちゃんと読んでいきたいが、、時間がないわ~。この不思議な神社、再訪する可能性は低いだろうが土肥の雰囲気とは少し異色な感じがしたので何とも気になる場所だった。



土肥山川に架かる橋からの一枚。帰りは川沿いの遊歩道から戻ります。ホテルまでは長い登坂だが、電動自転車なので楽々。朝の土肥の街散策はとても楽しかったが、一番の発見は電動自転車ってやっぱり便利ということだったかもしれない。これがあれば自転車でどこでも行けそうだ。購入を検討したいところだ。

(8:30-9:30 朝食)


部屋に戻っても子供がまだ寝ていたので、そろそろ朝食行こうと起こす。昨日疲れたんだろうな、寝ていてもよいのだけど朝食の時間は決まっているから食べられないのは困るからな。西伊豆といったら朝食はやっぱり干物だろう。アジとししゃもが出ていたがどちらも美味しかった。



部屋に戻ってトラブル発生!このホテルはチェックアウトは11時。あまり帰りが遅くなってもと思い、10時半にはチェックアウトする予定だったが、なんと金庫の鍵が見つからないorz部屋中探してもないので、フロントに電話したり、食堂まで探しに行ったがない。そうこうしているうちに11時になってしまったので困っていると、掃除のおばちゃんが何やら「これはどこのだろうねぇ」とつぶやいている。それはなんと金庫の鍵!それ、うちの部屋のだろうと思い、実際部屋の金庫が空いたのだった。廊下に落ちてたらしい。自分がポケットに入れていて落としたのかもしれない。。。危ないわ~

(11:10 チェックアウト)


そんなこんなで11時を過ぎてしまったが、、とにかく無事にチェックアウトできてよかった。このホテルはオーシャンビューも素敵だし、料理もおいしく電動自転車レンタル(使っていないが他に無料カラオケや卓球、ビリヤード)もあり非常にコスパがよいです。今日は帰路につきながらいくつか観光地による予定。まずは帰路と言ってもホテルから車で2~3分の龕付天正金鉱へ。


⑩龕付天正金鉱(11:15-12:30)


土肥に来たからには「金(きん)」を体験していきたいものだが、土肥金山は何度も行っているので、今回はより現場感を体験するためこちらを選んだ。ここでは、金の生成方法や土肥の歴史をガイド付きで学べて、実際の金鉱に入りつつ、最後にはくぎとハンマーで金の含まれた石を採掘できる体験つきという、実際には金をみることはできないがその前工程を感じ取ることができるのが良いところ。



ガイドは80歳を超えたおばあちゃん。子供の相手も慣れているようでユーモアたっぷりで対応してくれた。陽菜もりっくんも質問をちょこちょこ挟むので少し時間がかかってしまったかもしれない。。なぜ土肥で金の採掘が始まったかの理由など丁寧に説明いただき理解しやすかった。いろいろな条件が重なったからなのですね。

1.目立たない場所だったから
龕付天正金鉱の前の道路までは海だったそうで、金を掘って生成するには泥棒対策で目立たないところということで、山に囲まれていたこの場所が立地的にもよかったそうです。
2.塩が取れやすいから
金は融点が1000℃以上と高い。そこで、生成するために高温にする必要があり、その温度に達するために塩が必要(調べたら塩化ナトリウムの沸点は1400℃以上のようです)
3.そしてもちろん金を含む鉱脈が存在した

現在日本で稼働している金山は鹿児島の菱刈鉱山のみだそうです。菱刈鉱山って初めて聞きましたが採算が取れるほど金が取れるってそんな場所が日本にもあるのですね。地球は不思議だらけだ。でも最近は金も歴史的な高値になって1g 9000円を超えているとか。であれば、この状況がずっと続くわけではないが金山の価値も高まっていると思います。1周まわってまた日の目を見ることが来ると面白いが。




大人800円、子供400円だが、ほとんど授業料みたいなものだな。こどもはさすがに解説をずっと聞いていられないので周辺で遊んでいると、筍が生えている!近くに竹林があるから当たり前だが、りっくんは道に生えている細い筍の先端をちぎって皮向いて大事そうに取っておいたのだった(次の観光地まで持っていたな)



ここからが本番?間歩の中へ。



間歩では、もちろん明かりとして松明を燃やしていたが、そうとなれば換気も重要。こういうところを掘ってるうちに崩れたりしないのかね。でもそういうリスクをはらんでも儲かるから金が採掘されたということなんだろうな。一番奥には「」と書かれた看板と共に石の塊が。5つの動物が隠れていて、見る人によってそれは異なるという。自分はに見えたが、という人も。

そして帰り際、天井にでっかいゲジがくっついているのを見てしまった^^;色がえげつなかったなぁ。。突然天井から落ちてこようものなら、、恐怖ですな。



最後に、希望者には金鉱の通った石を採掘させてくれるようだ。釘とハンマーを持って自由に削ってよいらしい。ただ、この石をどんなにとっても精錬はできないし、十分なお金になるだけの量は取れないから、採算がとれるということはないようだ。石は硬くて、大人でもなかなか削るのは難しい。昔の人は自力でこれをやっていたのか。。昔話も、間歩見学も、採掘体験もできてとても楽しかったですね。土肥金山は、完全に観光地化していて、砂金体験もできるので、両方行ってみるとより土肥金山の歴史が学べると思います。

続いて伊豆の地獄めぐり「伊豆極楽苑」へ。


⑪伊豆極楽苑(13:00-13:45)


過去に土肥に行ったときに、伊豆極楽苑の前は何度も通っていて、その時に明るい感じでピースする鬼が気にはなっていた。最近ではテレビでも取り上げられているようで、GWはおみくじとか好きな鬼投票などのイベントもやっているようだ。ただりっくんの様子が変だぞ。。車から降りたがらないし、入り口についても入りたがらない。どうやら怖いようですな。受付の人も「子供向けに作ってあるから大丈夫だよ」と。とりあえず進みましょう。まずは人が死んでからどうなるかの説明を、スタッフの方から座学で5分くらい受ける。今日解説多いな~w



死んだら三途の川へ。三途の川を渡るにはいくつか方法があって、最近では自力で渡らなくとも6文銭を払って渡ることができると。文という単位がねぇ。。江戸時代の通貨単位ということはその時代からそういう考えができたんだろうから、今ならDXを使ってより効率的にわたる方法とか取り入れてみてもいいのではないかな?そして三途の川は一度渡ったらもう戻れない。奪衣婆に服を脱がされると、、なんて変態野郎だ。



閻魔大王様の間。結構迫力があります。りっくんは怖がるかと思ったけど、一旦は行ってみると大丈夫みたいだった。



懺悔台があって、そこにノートがあり懺悔をするようだ。結構シリアスなことを書いている方もいたが、りっくんも書かないとね。りっくんが書いたのは「お姉ちゃんにいたずらしません」と。余計なちょっかいを出して喧嘩するのはやめてね。



こんな感じでいろいろ悪いことをした人が苦しむ様子を見て回るが、どんなに正しく生きていても誰しも1つや2つは悪いことをしているものです。そういう人が思いつめないためか、最後の方は「極楽行き決定!」とか「地獄とは縁なし」のような励ますメッセージが続きます。今の時代、メンタル重要ですからね。懺悔台でしっかり反省して生まれ変わった気持ちで出てこられればよいでしょう。



下が鏡になっている廊下は、どこまでも広がる青空の様。なかなか楽しい地獄めぐりでした。



よくあるパターンだが地獄を超えたあとは極楽へ。室内というのもあるが、これほどきれいに再現された地獄極楽は初めてかも?学べることも多いしいい観光地です。



GWのおまけでおみくじを引いて終了(2人とも小吉)。受付のおじいちゃんがいろいろ話してくれたが、傘地蔵と閻魔様はとても深い関係があるからぜひ調べてほしいと。先ほどの観光地と言い、見るだけでなく人の温かさにも触れられるのは伊豆だからでしょうか!?最後に、鬼さんと一緒に記念写真を撮って後にしました(Top写真)

この後は当初の予定だとサイクルスポーツセンターに行こうと思っていたが、時間も大分おしてしまったし天気もどこまで持つかわからないから、あと1つくらい観光して帰ろうかなと。韮山反射炉に行ったことがないので行こうと思ったが、道の駅でおみやげも買いたいので帰り道にある道の駅 伊豆のへそへ。


⑫道の駅 伊豆のへそ(14:10-15:15)


駐車場には反射炉っぽい鉄塔が。イチゴの看板が多いですが、この辺りはいちご狩りを多くやっているみたい。ベリーファームもあって賑わっていました。



朝大量に食べたとはいえ、この時間だと小腹が空いてきたので焼きそばの屋台があるので寄ってみる。伊東温泉やきそばといって、伊豆のソウルフードの位置づけの様だ。伊東でとれたアジの粉を使っているんですね。長男、次男、三男の3つが大中小を現わしており、量の多さも人気の1つらしい。4人いるし、長男2つ買っておけばいいかな。



お店もいろいろあったので、ついでに見てきた。サンドールという周辺のパン屋のパンがおいしそうだったので追加購入。あとは、肉厚でおいしそうな椎茸があったので買ってみました。これはさすがにここでは食べられないから帰ってから焼いて食べようかな。伊東温泉やきそば、具はきゃぺつだけですがダシがきいていて細麺で食べやすかった。長男2つ、ペロっといただきました。サンドールのパンもおいしかったな。

では帰路へ。やはりGWの終わり付近ともなると気になるのは渋滞。御殿場付近はさすがに渋滞しているし、熱海付近もやばそう。そんな中、箱根を通って帰る道が一番空いていて、しかも距離的にもよさそうだった。箱根って混んでそうなイメージあるけど大丈夫か?ナビを信じて箱根から帰ってみます。



三島スカイウォークの付近を通って、ターンパイク箱根から小田原に抜ける道は確かに空いていた。信号全然ないんだな。最後にターンパイク箱根では一部渋滞はあったが、間違いなくこの道を通るのが早道だったなと思った。他のルートなんて真っ赤なラインがながーく続いてましたから。


16:36 箱根口ICイン /18:42 自宅着


箱根口ICで高速に乗ってからは、渋滞らしい渋滞はなく(海老名JCTで一瞬停まるのは仕方ないとして)、そのおかげでまさかの18時台に帰着。いい抜け道を見つけたな。今日は午後は天気が崩れる予報だったが、結局最後まで良い天気でした。この旅行も最初は両方雨かななんて思っていたけど、終わってみれば、快晴・晴という、天気についてはほぼ満点に近い形で終われてなんだかんだで5月5日の晴れ特異日って強いなと思ったのだった。

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■今回の観光地ベスト3
1.柿田川湧水群
2.大瀬崎 ビャクシン樹林
3.龕付天正金鉱

もう何度も伊豆には来ているが、今回は初めて巡る観光地で固めた結果(旅人岬だけは行ったことがあったが)、まだまだ知らなかった伊豆の魅力を存分に知ることができました。天気が良かったからか、子供もみんな喜んでいたからかというのもありますが、家族全員の満足度を考えると、柿田川湧水地で、富士山の天然水を飲んだり、湧き水を見たり、豆腐アイスを食べたり、遊歩道を散策したのはとても印象に残りました。
そして、個人的に一番インパクトが強かったのが大瀬崎。夕日が見られたのもよかったですが、ご神木の太さ、大瀬崎から見える富士山と夕日のセット。そして目の前に海があって、神社に続く道と隣り合わせになっているというロケーション。これ最高でしたね。
龕付天正金鉱も土肥の歴史が深く知れたし、土肥金山とは違った楽しみ方があってよかったです。
4位で挙げるなら土肥の街を電動自転車で巡ってまぶ湯や土肥神社を観光したこと。5位は伊豆極楽苑かな。旅人岬もあっさりしているが西伊豆のサンセットがこれまでで一番きれいに見えたので感動でした。


■グルメ賞ベスト3
1.土肥ホテルの串揚げディナー(1日目夜)
2.伊東やきそば(2日目昼)
3.柿田川湧水地の豆腐アイスクリーム

沼津港で食べたなめろうもおいしかった。


■残念だったで賞
伊豆三津シーパラダイスは期待していたよりはそうでもなかったかな。ショーや水族館の割合に対してちょっと料金が高いなぁと。

■旅の忘れ物
・韮山反射炉
・サイクルスポーツセンター
・伊豆極楽苑の近くにある、究極のそば屋には行ってみたい。。

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【関連ブログ】
・2017/03/25 西伊豆旅行2日目 ~千貫門クルーズ・天窓洞・松崎なまこ壁・土肥金山~
・2017/03/24 西伊豆旅行1日目 ~三島スカイウォーク・三島大社・あわしまマリンパーク・黄金崎遊歩道~
・2012/03/03 西伊豆旅行 2日目
・2012/03/02 西伊豆旅行1日目
・2010/03/21 下田・修善寺旅行 3日目

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GWの旅行は6年ぶりに西伊豆へ。事前の予報では天気が悪かったが、朝の時点ではいい天気。これはいよいよ西伊豆のきれいな夕日が拝めるか!?GWの渋滞に巻き込まれないように朝6時15分と早めの出発です。

コンビニで買い物して6:25 高速イン


圏央道は大分4車線化が進んできた。対面通行はやっぱり怖いし、事故が発生したら完全に停まってしまいますからね。まだまだ対面車線のところは残っているけど、R7~8年度全線開通見込みとのことであと2~3年でますます便利になりますね。

8:23 海老名JCT通過


八王子JCTあたりで渋滞。さすがにNo渋滞というわけにはいかないが、それでも予定よりずっと早く進んでます。やっぱり元々天気が悪いと言われていただけに予定を控えていた人も多いのだろうか!?



富士山もこの絶景。昨年11月に静岡・清水に旅行に行ったときは雪が被っていなかったが、今回はしっかりと頭が雪で染まった富士山を拝むことができました。やっぱり富士山は青と白に限るな。まずは、伊豆の玄関口である、三島・沼津観光から。以前行こうとして行けていなかった柿田川湧水地から参りましょう。



①柿田川湧水地(9:25-10:30)


ここは富士山の雪融け水等が地下を通って40kmをかけて湧き出ている場所とのことできれいな公園になっています。人もたくさんいますね。バラ園も。水がきれいなところで育ったバラはやはりきれいです。



駐車場からすぐのところに早速富士山の湧き水のサービスがあり、空きそうだったペットボトルに補充。大きな給水タンクを持って並んでいる人もいました。



緑もきれいだし水もきれいということで、まず歩いていて気持ちいいですね。これは夏でもかなり涼しい気分で歩けるのでは?今の時期は新緑が青々としていてそれもそれでよいですが。



この公園は見どころたくさん。2つの湧水展望台神社に、散策路にとゆっくりまわると1時間くらい楽しめます。まずは第一展望台へ。ここからはボコボコと湧き上がる湧水が見れます。



・・・ぱっと見はわからないが、よく見ると泥が湧き上がっている!大小あわせて数十か所あるみたいだが、全部はわかりませんな。解説の看板によると、富士山から浸透した雪や雨が、ここまでたどり着くには26~28年かかると!私が小学生のころの水ですか。自然のタイムカプセルみたいだ。



続いて第二展望台へ。こちらは先ほどのように広い範囲で眺望が楽しめるというよりは、昔紡績工場が井戸として利用していた遺構をピンポイントで見学できると。



太陽の光と砂が作り出す「」は見ものです。天気が良いからなおさらきれいに見えるのかな。



ちょっと戻って、柿田川を横目に遊歩道を歩く。地元の人はこんな素敵な遊歩道をいつでも歩けるのか~、うらやましい。



いろんな生き物を見ながら散策して子供も楽しそうでした。陽菜はこの時期の散歩ならまだ大丈夫ということで、夏になるともっと虫が多いでしょうからそうなるとさすがにヤバそうです。



行きの時に気になっていた、豆腐アイスクリーム屋さんで休憩。豆腐アイスはいろんな味から選べて、しかもダブルの方が断然お得!?プレーン+抹茶プレーン+いちごの2つを注文。プレーン味、豆腐の風味でおいしいです。イチゴフレーバーが一番人気だったけど、個人的にはプレーンが一番豆腐の風味を楽しめるので好きですね。



一休みして、近くにまた湧水の汲み場があったので持っていこう。空のペットボトルが60円で売っているので、それを買って天然水を詰めて持っていくこともできます。コンビニで100円で買うくらいならここで買うのもいいと思う。
ということで柿田川湧水地、大満足でした。予定では30分の滞在のはずだったんだが、くつろぎ過ぎて1時間オーバーしてしまった、この後の観光が詰まってしまう~



②沼津港大型展望水門びゅうお(11:00-11:35)

お次は沼津の水門に併設されたタワーへ。これだけ天気がいいなら、海と沼津の街の景色もよいだろうなと期待したが、駐車場から劇混み!こ、こんなはずでは。。とりあえず駐車場に入ったが、通路がせまくて出るのも大変そうだなぁ。帰り大丈夫だろうか。。



びゅうおの前には、観光ガイドのおじいちゃんが居て、この水門のことをいろいろ教えてくれた。この水門が閉まる契機には3つのセンサがあって、一つが市役所にあるとかで2つのセンサが反応すると自動的に閉まるという話だったかな。ちなみに、いつもこんなに混んでいるんですか?と聞いてみると、このGWの人出は、普段の土日の10倍なんだとか。。そ、それは混みますよね。



エレベーターの上がって展望階へ。ここを渡って対岸に進むとそこに飲食店がいろいろあるらしい。車で行くと混んでいるから、びゅうおから行くと良いよと観光ガイド方にアドバイスもらったので、ここからお昼を食べるところに向かおうと思います。



この空中廊下はトリックアートの宝庫。この辺りは深海魚が多いようで、深海魚に関わるトリックアートでした。モンスターみたいで迫力がありますね。



もちろん見晴らしもよい。東側には10年前に行ったことのある香貫山も見られて、結構近いところにあるんだなと。夜景がきれいなんですよね。



③沼津港散策(11:35-13:15)


対岸側に降りました。戻るときはまた「びゅうお」を通っていくのか、冒険みたいで面白い。港へ進んでいくといきなりサメのヒレらしきものが干してある。フカヒレになるのか?でもこんな人目につくところに干しておくのは無防備すぎないか??



比較的すいているよとは聞いていたが、お昼前の時間で8組まちかぁ。でも他も混んでいるだろうから、ここにするか。と名簿に名前を書いたのは「沼津魚市場食堂」だった。

昼食 11:55-12:45


このお店、ご飯と味噌汁が食べ放題になっていて、好きな品を最低1品選ぶという、自分で定食をつくるスタイルという変わったお店だった。刺身5点盛りと、アジフライと、あじのなめろうを注文して、ご飯と味噌汁は大人2人で頼んで子供にシェアするというエコスタイル(このスタイルはOKらしい)。沼津はアジが美味しいというがアジフライとなめろう、美味しかったです!マグロ500g 2400円というのもあったけど、まぁ地場のおすすめの魚がやはりいいでしょう。りっくんは刺身点盛りにブリが含まれていて大喜び。鮮度良かったです。



食べ終わるころにはお昼も過ぎて、待ちがさらに多くなっていた。これは早めに来ないとなかなかたべられないぞ。。。ちょっと港の方にも行ってみます。車も相当な行列ができて入庫待ち状態。たしかにびゅうおから来たのは正解だったかも。



沼津港からの景色もきれいだったが、空にはハンターが。トンビです。なんだか低いところを飛んでいるなと思ったら、ハンバーガーを持っている人の近くに舞い降りて、食べようとしている。すごいのが、ハンバーガーを食べている人もトンビを全く気にせず普通に食べているから笑ってしまった。少しは怖がろうよそこは^^;周りで見ている人の方がびっくりしてました。既に時間も押してるので戻ろう。と思ったら、びゅうおの入り口でまさかの渋滞。駐車場は大丈夫だろうな~??

と心配になってましたが、駐車場はなんとかあっさりと出られました。



お次は伊豆三津シーパラダイスへ。途中6年前の旅行で来たあわしまマリンパークを通り過ぎる。お、変わらず船が出てますな。



④伊豆・三津シーパラダイス(13:55-16:30)


ここに来るのは初めてだな。入園料が大人2400円と結構高いのだが、じゃらんの遊びクーポンを使って、2100円引きで入れたので非常にお得だった。りっくんはかなり眠そうだが、、何とか歩ける?



入場に靴底を消毒とは。これは初めてのパターンw朝早くて、ここまで結構歩いたので眠くなっているところにいきなり水族館はきついか!?



最初の方は、水族館の中に滝があったり暗めのところが多い。やっぱり眠くなりそうだ。だがここで、眠気が一気に覚めるような出来事が。なんとりっくんがいなくなった!人が多いとはいえ、それほど大きな水族館ではないから一応くまなく探したのだがどこにもいない。



暗いから見逃しているのかなぁ、とかトイレの中かなぁとか、水族館を出て外のゾーンにいるのかとかいろいろ探したのだけど見当たらないので、これは迷子コールしかないのか。。と思っていた矢先、水族館の出口のところでりっくんと遭遇。「探したんだぞ~」と言ったがりっくんも「どこに行っていたの?」といった感じだった。もう少しで迷子になるところだったんですけど。そんなこんなで水族館を3往復くらいしてしまった。30分くらい探してたんじゃないかな。これほどGPSつけたいと思ったこともなかったな。



りっくんを探していたときに一通り水族館の中は見てしまったが、、気を取り直してショーなど見ていこう。この水族館はイルカ飼育の発祥の地として、日本で初めてイルカの飼育に手掛けたのだとか。今やどの水族館でもイルカがいますからね。歴史ある水族館なんですね。



りっくんが楽しみにしていたのが、ブリの餌やり。ガチャガチャに入っている餌を100円で買って餌をあげるだけですが、鯛が多くてブリが全然見当たらないぞ??



よく見たら深いところにいました。浅いところには鯛が多く泳いでいるので餌をブリにやるのは至難の業。まぁ普通の水族館の方がブリは見やすいし楽しめるかもですね。餌のガチャガチャがお金を入れても出てこなくなって店員さんが駆けつけるなど、何かとこの水族館はトラブルが起こるなぁ^^;



アシカショーは久しぶりに見たかも。子供はゲームセンタで遊んでましたが。うーん、座っていると眠気が。。。



伊豆三津シーパラダイスは、こんな感じで実際の海で生物を飼育しているので、より野性に近い形での姿を見られるのがよいですね。ペンギンとかも同じような感じで飼育されているが夏は暑くないんだろうか?よくペンギンって氷の入った部屋で飼われているが。



最後に入り口で写真を撮って次へ。個人的には入場料に対してはちょっと物足りないなと。ショーもイルカとアシカやオットセイだけだし、水族館ももう少し見どころが欲しいかな。



ここからは海沿いを走って、大瀬崎へ。ここで能登で震度6強の地震があったことを知る。揺れを感じなかったから驚いたな、妻の携帯は地震速報がなったみたいだが。。住宅倒壊でしかも明日は雨だから地盤が弱くなる可能性があると。5月5日なんて宿泊客も多いだろうし、石川県に宿泊する人は不安だろうな。本当無事を祈ります、伊豆には地震こないで~(津波とか本当怖いです)



⑤大瀬崎 ビャクシンの樹林(17:00-17:30)


そんな心配をよそに、どんどん坂道をくだって海抜1~2メートルくらいまで降りてきたか。。もう少し先端近くまで車で行けるかとおもったけど、だいぶ手前に駐車場がありそこへ停車。りっくんも眠そうなので、ここは自分1人で速攻見てくるか。



で、速攻見るかなんて思っていたけど、いきなり立派なビャクシンが現れ何だかすごい場所だなと。ここに行きつくまでは、完全にダイバーの聖地みたいな雰囲気でしたが、一気に厳粛な雰囲気に。



まず西伊豆歩道に入ってすぐ目の前に広がる駿河湾と、奥に富士山の光景にやられました。



少し進むと大瀬崎の看板が。神池まで50mか。



そしてこれが神池か。周りは樹林で囲まれているので富士山も夕日も見えないが、池には大量の鯉が。鯉だけでなく、約3万匹の淡水魚がいるとのことで驚き!これだけ海に突き出した地形なのに淡水なのですね。





遊歩道を過ぎると、さらに絶景が。灯台と富士山の2ショット富士山と夕日の2ショット。それぞれ拝ませてもらいました。ちょっとカメラのスコープの関係で3ショットは取れなかったが、、、今となってはパノラマ写真を使えよという話だ。。



そして、これまで感動のご神木。太いですねぇ。ご神木に手を当ててパワーをもらうイメージでタッチ。体の中が熱くなった気がしました。



最後に大瀬神社に参拝。かなりマニアックな観光地かと思っていたけど、観光客も何組かいましたね。個人的には大瀬崎からの富士山や夕日、雰囲気ととても気に入りました。なかなか来るのは大変なところからもしれないけど、また来たいですね。



さて、そろそろ戻りますか。ここでも観光時間は15分程度を予定していましたが30分と超過。みんな車で寝ちゃってるかな。時間が経つのが早かったです。もう大分時間も予定過ぎているので宿に向かいます。最後に少しだけ旅人岬で夕日を見て行ければと。大瀬崎の時点で、今日は夕日が見れると確信してましたから。



⑥旅人岬とサンセット(18:10-18:20)


大瀬崎から旅人岬まではずっとくねくねした道を通っていたので、後部座席は少し気持ち悪くなってしまったかもしれないが、いいタイミングで到着できました。まさにサンセットの時間旅人岬のオブジェからのぞく夕日が絵になります。




家族写真も数枚。西伊豆の夕日って、前回は何とかうっすら見えましたが、今回ほどきれいには見えていなかったので、いい写真が撮れてよかったです。ちょっと雲はあるので、快晴で、少しだけ雲があるくらいのシチュエーションで撮ってみたいかな。



⑦伊東園ホテル土肥(18:30チェックイン)


ということで、ホテルへは予定より大幅に遅れて到着夕食は19:50~21:00という一番遅い時間帯になったので、一応時間に余裕はできた。浴衣をもらって部屋へ。4階がロビーになっているので1階下ります。



部屋は305。ちょっとエレベータが異臭がありましたが、廊下は各部屋に明かりがセッティングされていてきれい。



古い施設ではあるが修繕できるところはしっかり修繕されていて見た目はきれいな部屋でした。お茶菓子として、じゃり豆という、ヒマワリの種やカボチャの種をチーズで包んだ焼き菓子があり、それが子供に大人気でした。酒のおつまみにも良さそう。



何よりこのホテルで素晴らしいのはオーシャンビュー!夕日は沈んでしまったがこの部屋から眺める夕日もさぞ良いだろう。このホテルは全室がオーシャンビューということで、口コミの中でもこの点が一番ポイント高いですね。広い窓から外を眺めているだけで癒されますなぁ。

(風呂 19:10-19:50)


で、夕食が19:50からとなると、やはり時間があるので先にお風呂に入ることに。西伊豆「最古」土肥温泉とのことで、肌がすべすべになった感じがしました。前回はりっくんが妻と女湯に入りたいとわめいていたが、今回は自分と一緒に楽しく入ることができました。よかったよかった(また女湯に入ると言い出したらどうしようかと思っていたもので。。)

(夕食 20:00-21:00)


そして風呂からあがって、夕食の時間になっているのですぐ準備して食事会場へ。この時期はちょうど串揚げフェアをやっていて、海鮮や旬野菜の串揚げが食べられるという。油ものは避けたいが、、今日は食べちゃえ!



串揚げフェア、非常に楽しめました。カキにエビに旬のタケノコととても美味しい食材が満載で何本もお替りしてしまった。刺身なんかもバイキングとはいえちゃんと鮮度もあって、美味しかったです。



飲み放題もついているけど、食べ放題だったらあまり自分は飲まないからなぁ。デザートの種類は少なめだったけど、さすが伊東園ホテル、値段に対してコスパは相当良いなと思いましたね(GWの真っただ中で1泊大人12000円くらい)。



お腹もいっぱいになったところで、ちょっと遊びでもと思ったが、卓球は22時からしか空いていないし、ゲームセンタもちょっとレトロ感と、UFOキャッチャーもあまり欲しいものがないということで、見るだけで。部屋に帰ったらりっくんが日記を書くと言って、メモ帳と鉛筆をもちだして日記を書いてました。ホテルに泊まること自体はかなり楽しいようですね。小さいころから日記をつけておくと意外と大人になって振り返ると楽し事もあるものですからね。



もう1回くらい風呂に入ってもよいかなと思ったがさすがに疲れがたまっていたのか、仮眠を繰り返していたら、いつの間にか日付が変わっていた。窓からの景色はほとんど明かりがないが、水平線あたりに大きな明かりが見え、漁船も出ているようだった。海辺のホテルの夜って癒されますね。一杯行きたいところだが、次の日もあるので寝るとしましょう。

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1日目は散々な天気だったが、その分三日月シーパークホテルの施設をフルに満喫できて楽しめました。いつか来てみたいというホテルだったので、帰って天気が悪いことで心置きなく15時チェックインできてよかったかも。今日も天気は決してよくはないですが、一応日の出の時間に起床してみる。日の出は見れるわけないよなぁ。カーテンをオープン!

(5:26の空模様)


もちろん、、見えませんでした。とりあえず雨は降っていないな。このホテルの近くは勝浦の朝一や、遠見岬神社があるので、みんなが起きる前に少し散策をしてきたいと思います。



平日なので普通にスーツ姿の人も。朝一は魚や野菜が中心なのかなと思ったけど、パンやお菓子なんかも売っているようでした。あまり話しかけられて断るのも苦手なので(財布も持ってきてないし)、メインの通りは避けて行きましたが、、、朝食を予約せずこういうところで買って食べるのもよいでしょう。


④遠見岬神社(7:40-8:00)


遠見岬神社(とみさき神社)の入り口から階段へ。この長い階段が有名で、勝浦ビッグひなまつりの時期はこの階段に雛人形かびっしりと飾られると。しかも毎日出したりしまったりするらしいですね。階段は結構段数もあるし、すごいひなまつりの時期はすごい見ごたえがあるでしょうね。



平日だからか終始人とすれ違うことはありませんでした。はまだ咲いてますが、昨日の大雨で大分散ってしまったかな。今年はあまり桜をじっくり楽しむタイミングが短かったですね。海辺の高台だから風も強いし余計に短いのかも。



そばには立派なご神木が立っています。さらに奥の階段を上ったところにも祠が。見晴らしはいまいちかな。



ただ、拝殿をはさんで対面側にも階段があり、そちらから臨む景色は素晴らしかった!



こちらがパノラマ写真。こう見ると結構勝浦って低地なんだな。この遠見岬神社も重要な高台なのだと思います。



広場を岬側から振り返る。柑橘系の実がたくさんなった木が印象的でした。食べたくなるような大きな実で落ちて腐ってるのがもったいない!



帰りながら気づきましたが、参道もとても眺めが良い。夜はこの灯篭がライトアップされるのだろうが、これは幻想的な雰囲気になるに違いないな。階段は多いのでちょっと危ないかもしれないがぜひ夜にも来てみたいところだと思ったな。



ホテル全貌。左の建物の最上階がプールか、見晴らしいいわけだ。



部屋に戻ってみんな起床。昨日あれだけ満腹だったが、朝の散歩でいくらでも食べられそうな気がする!

(朝食 8:30-9:25)


朝食は焼き魚に、ねぎとろに海藻にと海の幸が多いですね。



ここの朝食の目玉は、いくら丼。といってもただでさえ人数が多いので、いくらもあっという間になくなります。自分が並んだときはちょうど2人前で品切れになって、前の人が早く次の出してと催促してました。そんな無限には用意されてないんだし、こりゃ食べそびれたなと思ったけど、10分後くらいに出てきて、何とかゲット!人気メニューはバイキングでも確保大変ですwドリンクバーのコーヒーを1杯持ち帰ってよいとのことでサービスもよいな。

チェックアウトは10時だが、直前は絶対混むと思ったので、少し早めのチェックアウト。雨は降らないので昨日外の観光ができなかった分も楽しむぞ~。といっても今日は、前回行って気に入った鵜原理想郷と、今回のメインの鴨川シーワールド2か所のみ!まずは鵜原理想郷へ向かいます。



鵜原駅前を通る。房総半島をローカル線でゆっくりと回ってみるというのもやってみたいんですがね。老後の楽しみかな。


⑤鵜原理想郷(10:15-11:10)


前回、海側の駐車場に停めて狭いところで車体をかすってしまったので、鵜原館側の駐車場に停めることに。ここ数年で観光地化が進んだのか、観光客も結構いました。案内もわかりやすくなった気がする。なんてったって理想郷ですもんね。晴れた日にココに来たら再訪したくなります。



トンネルを数回くぐりぬけて岬の方へ。私有地なので「一番良いのはしゃべらないことです」みたいな看板が。観光地化と騒音は切り離せない課題ですからね。この周辺は私有地も多いので静かに見て回るのがマナーということでしょう。



今回の目的地は前回いけなかった手弱女平(たおやめだいら)。鵜原理想郷のメインスポットです。まだ水たまりが残る道を行きます。



急遽現れたのは奇妙な地形。りっくんが入れるくらいのみたいになっています。なんでここだけこんな地形になっているんだろう??



ここを過ぎると手弱女平。長い時間を経て造られた地形はもろくなっているようで、端の方には近づかないで下さいという注意書きもありました。





先端にはが。天気は曇りですが水平線に続く雲模様が壮大な雰囲気を演出してくれています。晴れた時の景色もきれいだろうが、今日も見ごたえ十分でした。



集合写真。ちょうどカメラを置けそうな岩があったので、そこにおいてセルフタイマーで。まだまだ人にカメラを渡して撮ってもらうのは気が引けますからなぁ。。



先端からは海中公園もみえる。なんてよいロケーション!・・・ということは海中公園から、この手弱女平が見えるということか。海中公園はもう16年行ってないですが、今度来たときはそこからの手弱女平を見てみたい!



手弱女平からもイワシ漁跡の四角い生け簀が見える。さらに縄文前期の遺跡が発掘されたようですね。景観も素晴らしいが、歴史や文化もすごい場所なんですね。改めて鵜原理想郷のすごさを再確認できた再来訪でした。



それでは鴨川シーワールド行ってみよう。昨日はあれだけの雨だったのに長い行列ができていたが、、今日もかなり長い行列ができているぞ!?平日を選んでもこんな感じなの??春休みだからですかね。



⑥鴨川シーワールド(11:40-16:20)


結局行列に40分くらい並んでチケット購入!ちなみにチケットを買うだけなら全然並ぶ必要ないんですよ。なぜ行列ができているかというと、割引クーポンを使う場合は友人の受付で手続きが必要だから。そう、全国旅行割引のクーポンを使うならこの行列に並ばないといけないんです。鴨川シーワールドはただでさえ入場料1名3300円と結構な出費ですから、クーポンなしはキツイです^^;今日はJAF割引がちょうどキャンーペーンだったので、800円引きで、かつ、1人4000円の旅行割引が使えるので、かなりタイミングよかった。ちょうどシャチのショーが始まるところだったので、急げ!



既にシャチのショーはほぼ満席。ただ前の方の席がぽつぽつ空いているので、子供は行きたいと^^;「シャチが飛んだらちゃんと下を向いておくんだよ」とは言ったものの、思いっきりしぶきが飛んで来たら濡れるのは必至でしょう。自分は前の方に座ったことはないですが、子供だけで前の方に座ってきたのでした。さぁ、どうなるだろうか!?



結果的に、運よく(?)しぶきがかからないところでシャチが飛んだので陽菜もりっくんも無事でした。でも、中段くらいまでかかっていたし、一部の人は中段でレインコート着ずに見学していたので、思いっきり濡れて途中退場した方もいましたね。今日は結構寒いから大変だろうに…そういえば着替え持ってきていなかったから、もし濡れたらどちらにせよ大変だったな。



鴨川シーワールドに居るとショーを続けてみるなら忙しい。続いてベルーガのショー。前に来たときはベルーガが輪っか状の空気を吐いていたが、今日はベルーガの生態の説明が中心だったかな。こちらも混み過ぎて全く座れませんでした。月曜でもこの人気っぷりはすごい!



腹ごしらえ。タコ焼きに、アメリカンドッグに、たいやきに…敢えてホテルのバイキングで食べられなかったものを中心に。



水族館の中も一通り全部見て、そろそろいい時間か。広いですからね歩き疲れました=3。そろそろ帰らないと次の日学校と仕事だからな。





せっかく鴨川シーワールドに来たんだから、定番の写真もとらないとだな。次に来るのはいつになるでしょうか。改めて来て思ったのが、やっぱりここに来るなら隣接する鴨川シーワールドホテルに泊まって空いているうちに入場するのが一番いいな。でも次はやっぱり三日月シーパークホテル鴨川か?そして晴れている日に来たいところです。

(17:22 君津ICイン 19:23 自宅着)


帰りは君津ICから高速にイン。やっぱり帰りは渋滞だった。穴川JCTあたりまで混んでいて、そこから成田方面へ向かって渋滞を逃れました。カーナビでは、京葉道路を通って、三郷から常磐道を通って帰る道が提示されていたが、絶対渋滞を考えると成田から圏央道に入った方が早いと思うんだけど。。。それが当たったかどうかはわかりませんが、そこからは順調に進んで大幅に遅くなることなく何とか家に着いたのでした。

もう少し茂原とか、九十九里方面を見てこられたら良かったんだけどな。本来は、茂原公園で桜まつりが27日から開催の予定だったので、そちらに行ってこようと思ったんですがね。天気については運任せなので、コントロールは難しいが東海岸側を通って次は行ってみようかな。
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【関連ブログ】
・2018/11/23 房総紅葉旅行2日目~鵜原理想郷・海の博物館・養老渓谷紅葉祭り~
・2018/11/22 房総紅葉旅行1日目~笠森寺・月の沙漠記念館~
・2013/10/05 鴨川旅行 ~陽菜初旅行 to 鴨川シーワールド 2日目~
・2013/10/04 鴨川旅行 ~陽菜初旅行 to 鴨川シーワールド 1日目~
・2007/05/04 勝浦・鴨川旅行 2日目
・2007/05/03 勝浦・鴨川旅行 1日目

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久しぶりに鴨川方面に旅行に行くことに。今回の目的はホテル三日月に行ってスパを楽しんでくるという主テーマがあるので、まず全国旅行支援で値段と空きを見て予約。やっぱり土曜に泊まるのと、一日ずらすのではかなり差が出てくるので、月曜有休ということで(学校は春休み)予定を確保したのでした。それにしても千葉は独自の施策で休日でもクーポンを1日2000円、平日だとなんと1人あたり4000円出してくれるようだ。1人4000円あればほぼ観光費をカバーできますからね。今行くなら千葉だ!




プロローグ(8:40発)


で、初日は大雨!それも8mm/hとかいうザーザー降りです。出かけるときこそ降っていなかったけど、さすがにプランを変えて、インドア中心にすることに。いつもは良く見える牛久大仏も今日は胴体の下半身が見えるだけ!



当初は九十九里の方から南下して勝浦に向かう予定で、左手にきれいな海でもみながらドライブしようと考えていたんだが、今日の天気では海だか空だか区別付かないくらいどちらもグレー色だろう。ルートも木更津方面から向かいます。


①高倉観音(10:20-11:05)


まず向かったのは木更津の高倉観音。子供は全く興味ないかもしれないが、ここには「観音浄土界と、地獄・極楽巡り」というのがあり、そこを見てみたかった。着いたときはすごい雨。これではインドアとはいえ濡れるのは必至だろう。



御真言はオン・アロリキャ・ソワカ。300円で中に入って拝観できるのか。まぁそこまでは、、、外からでも十分な迫力です。



全体を振りかえる。この雨でもポツポツと参拝者がいらっしゃるところを見ると、普段はたくさんの人が参拝に来ているんだろうな。



さて、ではお目当ての「観音浄土界と、地獄・極楽巡り」へ。入場料は大人300円、子供100円。相当たくさんの展示物があるようだ。





いやぁ、、、ほんとたくさんの展示がありました。貴重そうなものから、明らかに趣味でしょと突っ込みたくなるようなものまで。極楽界や地獄界で分類しているんだろうけど、中にはうんこのおもちゃとかまであって、りっくんは指さして笑ってました。ちょっと不気味なBGMが鳴り響く中楽しませてもらいました。じっくりみて話しながら行くと結構時間かかります。さらっとみれば、10分くらいかな。



これが看板でもポイントとして書かれていた「札所最大級本尊正観世音」で3.6mあるそうです。手のような椅子に座ってみると、大きすぎて足しか見えません。牛久大仏と言い、今日は観音は足しか見えないのだろうか?そして、どうやって運んだんだろう?他には「他では絶対見られない墨彩画による来世観音」と看板で謳っていたが、どこだったんだろう。写真を撮りそびれたわ。



御朱印はお寺に入ってから右手の受付にあるので、お忘れずに。帰りにトイレに寄ろうと思って極楽巡りの受付の方に聞いたら、大木が倒れて、トイレが使えなくなったので受付側に仮設トイレがあるのでそれを使ってくださいとのこと。木が倒れてトイレが潰れたってこと!?ここは極楽でなく地獄なのか??とにかくけが人がいなくてよかったですよね。



ここから鴨川を経由して、勝浦方面へ。実はこの後は鴨川シーワールドに行くつもりだったのだけど2つの理由で明日に回すことにした。
1.とにかく雨が強くて、鴨川シーワールドの外を歩けない
 →鴨川シーワールドって水族館がメインですが、ショーを見るところは外だし、結構外を歩いて建物を移動するのでこの雨ではきつい。
2.入り口にとんでもない行列が!

そう、雨がすごくても、逆に空いていれば今日行った方が都合がいいという考え方もあったんですがね。入り口にすごい行列ができてました。雨で空いていればっていうのは実はその逆で、この雨だからこそどこにも行けないから水族館に行こうとしている人が多いという結果だったようです。横殴りの雨の中待っているのは無理だと思い、ホント現場で決断した感じでした。


昼食 うおまさ(12:05-13:10)


鴨川シーワールドに行かないんじゃ、この後どうするか?なんて考えているうちに昼時になったので、とりあえず食べるか。鴨川シーワールドのフードコートで食べる予定だったので、店は全然決めてない。通りにあった「うおまさ」に入ることに。



ここに入って正解だった!日替わり定食が煮つけがどっさり入って1980円。これは結構お得じゃないか!?しかも金目の煮つけでちょうど食べたいと思っていたのでうれしい^^



他に生タコのから揚げなど注文。りっくんは煮つけの頭から目玉を取って、裏のゼリーが面白いといって食べてました。ほう、美味しい所知ってるんだな。そこはDHAが豊富でトロトロしていて実は自分も結構好きなんですけどね。親子は煮るものですね(ちなみに自分の父も目の裏好きでよく食べてたなぁ。)うん、お腹いっぱい。災い転じて福となす。結果的にいいお店を見つけられてよかった!



ますます強さを増す雨。ここまで雨が強い旅行は久しぶりというか初めてか?(台風が直撃した時の旅行でもここまでではなかったと思うが。。)早くホテルにいってホテルで遊べばいいかと思ったが、まだチェックインまで時間があるので、完全インドアな海の博物館でも行ってくるか~。


②海の博物館(13:40-14:35)


ここは完全にノープラン。大雨バージョンのぶらり旅見たくなってきたなw実はここは5年前にも来ていてくじらの標本があるんだよな~とか、覚えていたんだが今回は臨時の展示もやっているらしい。前回と違ったものが見れるとはラッキーだ。



展示物は、勝浦付近でとれる魚の展示。あ、ブリいるんですね。りっくん、ブリが大好きなんですよね。ブリオトだって喜んでました。定番ギャグです。



個人的に見入ってしまったのが、昭和時代の駅弁。昭和30~40代の弁当に鴨川シーワールドが描かれているがこんな昔からあったの??改めて鴨川シーワールドのHPを見ると、「1970年10月にオープンし」と冒頭の方に書かれている。へぇ~。



読書コーナーもあったので時間潰しには最適でした。というか旅行で時間潰し勿体ないorz外を見ると雨が大分止んできたようでした。そろそろチェックインできる時間だし、ホテルに向かうか。



勝浦のこの辺りの地形は結構特殊でトンネルも景勝地も多い。そして道が狭いんですよね。前回は縁石に車こすっちゃったからな。できるだけ細い道は避けて行かないと。


③三日月シーパークホテル勝浦 チェックイン(15:00)


そうそう、ホテル三日月と呼んでいたが、名前が三日月シーパークホテル勝浦に変わってました。背景記事がこちら



そうか、コロナ禍でホテル三日月くらい有名なところも経営が厳しくなって、経営権を別の業者に譲ったんだな。でもこのホテルが残ってくれてよかったです。2007年に旅行に来たときに横を通って、いつかは来たいなと思っていたので。16年越しの願いが叶ったということか!?



建物はたしかに老朽化しているが、目につきやすいところはきちんとしているし、サービスとかも悪そうには見えません。



部屋の前には大窓があり、そこから勝浦市内を展望できる。日曜宿泊で大人17000円くらいだったから、今回は旅行割引で2割引かれて(上限3000円)、さらに1人4000円の補助が出るから、1万円くらいで泊れることになるな。これは素晴らしい!



部屋は1127。客室の中では最上階です。景色もいいです。雨も上がって少し明るくなってきた感じがあります。



ただ驚いたのが、風の吹き込む音がすごい!これは風が強すぎるからか??老朽化しているから多少吹き込むのは仕方ないけど、ずいぶんゴーゴー鳴っていたのが気になった。(結局、夜になったら鳴りやんだので、風が強いとなるのだろう。。)


ホットスパ(15:50-17:30)


ここのホテルの目玉はホットスパ。インドアのスパでアクアパレスというのと、屋上に屋外スパがある。結構寒いし、インドアの方かな。建物は別になるので、一度外へ出て隣の建物へ。



おお、すごいきれいだ。流れるプール・滝・イルミネーションなどいろいろ見どころが揃ってますな!



滝があるので、ゴーっという音で癒されるのもいいし、見ているだけでもいいですね。カメラ持って入るのはさすがに止めておくかな。。。いいや、ちょっとだけ入って取っちゃおう。もう完全に自己責任です。



比較的浅めなので大丈夫でしたが、一部深くなっている部分もあって子供は注意。りっくんも大分スイミングで泳げるようになったし、ようやく家族でプールが楽しめるようになってうれしい限り。



17時からは、お決まりのテーマソングが。「ゆったりたっぷりの~んびり。旅行けば三日月ホテル三日月~♪」
ん?なんかイルミネーションショーが始まるってHPには書いてあったが、、、いつ始まるのかな?歌が終わったら始まるのかと思ったら、なんとリピート!?結局3~4回くらい繰り返して、イルミネーションショーが始まることは無かった。一体何だったんだ。。。しかも歌はホテル三日月と旧名のままかい!^^;色々と突っ込みどころがあるなぁ。



スパは日曜は18時までということなので、せっかくだから屋上の方も行ってきた。…誰もいないのね。



でも、天気さえよければ露天風呂としても楽しめるし絶対気持ちいいだろうな。



ただ今日は寒すぎたので、サウナに入って10分も経たずに退散となりました。



帰りがけ、よくみるとテルマエ・ロマエのようなオブジェが多いなと気づく。「この人、何をしているの?」子供の疑問はもっともです。何かにハマって抜けなくなっているおじさんに見えなくもない。。



この後は卓球を予約してます。1時間で1卓1100円


卓球(18:00-19:00)


陽菜もりっくんもこれが初の卓球私も妻も卓球経験者なので、最初の30分くらいで打ち方とか教えて、最後の30分はゲームしてた。一応サーブとか打てるようになったしいいセンスしているじゃないか!卓球って力入れなくてもラケットの角度を調整すればあてるだけで返りますからね。何がポイントか?と聞かれれば、「力まないこと」が大事かなと思います。最後の方はラリーなんかも続くようになってきて、いいところで時間終了。次回のお楽しみだな。


夕食(19:30-20:50)


卓球やっていたのもあって、夕食のピークは少し外せたとはいえさすがに人が多い。でもメニューも多いから、大体なんでも残ってましたね。



ステーキはちょっと堅かったな。でも勝浦担々麺とか、あじのなめろうとか、地元の名物なんかもあって楽しめました。お酒も飲み放題。ただこの後もイベントや風呂があるので2杯くらいにしておきました。



りっくんも食べ過ぎたのか、抱っこ―が始まった。満腹りっくんを抱っこするのはこちらもつらいぜよ。と言いつつ何とか抱っこして歩かないと。。そうこの後21時からエントランスで噴水のイルミネーションショーがあるようなので。いやぁ、見どころがたくさんあってチェックインしてからも忙しいですw


エントランスイルミネーションショー(21:00~21:10)

実はこのイルミネーションショーは、この時間だけでなく19時からとか、30分起きくらいで実施しているようです。さすがにこの時間だと、みんな風呂に入っているか部屋に居るかのようで観客は自分ら以外に1組しかいなかった。



最初の方はイルミネーションの範囲も狭かったけど、時間経過に伴いイルミネーションの範囲も色も変化して見ごたえある内容だった。最後には、スパでも流れていたあの歌が!好きだねぇ~。ほっこりしました。



風呂の前に少しゲーセンによって遊んできた。隣にはボーリングもあって、久しぶりやろうかなと思ったけど、シューズ代やゲーム代を入れると3000円以上になるから結構高いな。まぁ1人分の旅行補助で十分賄えるが…疲れたしいいか。てかボーリングの受付は21時までなので、既に終わってたようです。


風呂(22:00-23:00)


風呂ではトラブル発生。りっくんが妻と入ると言ってきかない。「7歳の男の子が女風呂に入るのは犯罪なんだよ?」色々丁寧に説明したが、「ママとお風呂に入れないなら旅行なんていかない」と言い出す始末。とりあえず妻と陽菜には先に入ってきてもらったが、結局りっくんは入らなかった^^;仕方ない、妻が出るまで待つか。。。…40分くらい待ちぼうけしてましたね。結局りっくんは部屋の風呂に入ることになったが、この勝浦温泉、なかなかいい湯でした。あ、9歳までは男の子も女湯OKと書いてあった^^;でも、早いうちから慣れさせておかないとまずいですよね。(さすがに9歳になったら結構大きな子もいるだろうし)



部屋からの海側の夜景。いやぁ、今日は前半の観光は大雨もあって物足りなさがあったけど、むしろホテルについてからがイベント多くて、チェックインしたのが15時だったのに、なんだかんだで部屋でゆっくりできたのが23時の今というね。
明日は天気は回復する予定なので、副題の鴨川シーワールドと、前回の旅行でとてもきれいだった鵜原理想郷にでも行こうと思います。明日は計画通り進めるといいんだが。。

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2日目は昨日と打って変わって一日中雨の予報でした。まぁ仕方ありませんね。そのために昨日のうちに富士山を楽しめるアウトドアプランを寄せて実行したわけですからこれも想定通り。今日は、雨でも楽しめる東海大学海洋科学博物館など水族館や博物館を回って来ようと思います。



でも、、まだ雨が降っているわけではなさそうだ。朝食食べて、まだ雨が降っていないようならば、宿の近場を写真撮ってこようかな。

朝食(8:00-8:45)


朝食は夜と違って簡素な感じだった。ごはんはお櫃にたくさん入っているが、このおかずだとちょっと足りないのでは?と思ったくらい^^;焼き魚なり、卵なり、もう少し量が欲しいところだった。



よかった、まだ雨が降っていない。せっかくなので子供にも散歩するか?と聞くと「いってらっしゃーい」、というので1人で行くことに。この紅葉を見ずして帰るとは勿体ないぞ!?梅ヶ島温泉街は宿が数件並んでいるだけで非常に小さいのだが「お湯のふるさと公園」があって、そこで源泉が見れるのと、紅葉スポットということでそちらに行ってみることにします。

⑧お湯のふる里公園(8:55-9:10)


ここは大分山の奥なので、もう紅葉は終わってしまったかなと思っていたけど、とんでもない、ちょうど見頃でした。シンボルの赤い橋を渡って滝を見て公園内部へ。



上へ登っていく階段は2つありますが、片方は土砂災害で通行不可になっていた。確かにこの辺りの山は土砂崩れ多そうだ。実際大谷崩れという、日本三大崩れがこの近くにあるようだし、今日みたいな雨の日はもしかしたら…。さすがにそれは大丈夫かな。



これが源泉の岩風呂か。ここの源泉が、近くの宿に送られているそうですよ。梅ヶ島温泉、最高に泉質がよかったのでホントここで入ったり持ち帰りたいくらい。何でも年に2回は、この源泉が解放されるらしく、一般で入れるようです。旅館の女将さんの話だと、昔はこの源泉は解放されていていつでも入れたみたいですけどね。



さらに上がると湯之神社が。よくある温泉神社ですかね。まだまだ新しい社でした。先ほどの崩落していた階段とこの先でつながっているようです。



この高台から、梅ヶ島温泉を一望できます。紅葉も入っていて本当に風情のある景色だ。やっぱり紅葉旅行はこうでないと!静岡市内だと紅葉はあまり見られなかったし、ここに泊まってやっぱりよかったなと思ったのでした。


チェックアウト(9:45)


さてさて、明日は子供も学校だし遅くなってはいけないので、10時を待たずに早めに宿を出ますか。旅行割引のおかげで16000円くらい安く泊まれました。4000円分のクーポンも今日使わないとな。昔ながらの民宿に泊まることもよくありますが、ここは秘湯と言ってもいいくらい静かで温泉の泉質もよく、落ち着けました。父母にもお勧めしておこう。



今日はここから再び静岡市内へ。昨日は暗くて分からなかったが紅葉がきれいでドライブにはぴったりじゃないか。静岡らしく、ところどころに茶畑があるのも印象的。ちょっと写真の時系列は前後するが、宿を出て割とすぐに赤水の滝があったのでそちらにも触れておきたいと思います。


⑨赤水の滝(9:55-10:05)


梅ヶ島温泉付近には、いくつか滝があって、一番有名なのは安倍の大滝だけど、どうも徒歩で結構時間がかかるところにあるという点と、クマ出没というのも気になったので、やめておいた(結局自分ひとりで行くことになるので^^;)



それに比べるとこの赤水の滝は、駐車場から遊歩道が整備されているし、すぐに滝が見える展望台にたどり着けるので安全安心。10分もあれば、ゆっくり見てこられます。



展望台からはちょっと遠めになるけど、音も迫力も遠目ながらに楽しめました。そういえば、ちゃんとした滝をみるの久しぶりな気がします。子供がいるとあまり山の中とか行けませんからね。帰りは、行きとは違った道を取って戻りました。順路として看板が立っていたが、渋滞することもさすがにないだろうに。。

あとは、梅ヶ島方面で多く見かけるのが吊り橋ですね。これも時間があれば渡ってみたかったが、、、リアルに怖い吊り橋もあるので注意が必要です。



さて、ここからは市街へ入っていきます。新東名高速の新静岡IC付近では、新東名高速を支える石柱がめちゃくちゃ太い!と盛り上がってみたり、静岡駅前に来て、新幹線で通過するだけならよく通ってるよなぁと思ってみたり。



東海大学海洋科学博物館へは海沿いを通っていきます。天気が悪いので昨日みたいなきれいな景色ではないですが、両方の景色を楽しめるのはそれはそれでお得ですね。昨日行った三保松原を過ぎ、東海大学海洋科学博物館到着。駐車料金は近くの店の有料駐車場に停めて500円でした。


⑩東海大学海洋科学博物館(12:10-13:40)


簡単にいうとここは水族館です。大学の研究施設でもあるので、ただの水族館というよりはアカデミックに少し入り込んだ解説や見方で楽しめるのが特徴的。あとは、りっくんの好きな「リュウグウノツカイ」も展示されてますからね。入場料は併設されている恐竜博物館とセットで大人1800円。なんとキッズカード割引で2割引いてもらってJAFよりもお得に入れました。



館内は見どころたくさんですね。メインの大水槽にはたくさんの魚類が展示されていました。大水槽の下をくぐったりもでき、いろんな楽しみ方ができます。



こちらが目玉の1つリュウグウノツカイ。かなり時間が経っているとは思うが、全体がしっかり保存されており、見ごたえあります。ここまで大きくなるのに何年かかるんでしょうか?リュウグウノツカイの生態については謎も多いですが、やっぱり深海で何が起こっているのか?非常に興味をそそられます。



そしてリュウグウノツカイの子供も。そもそもこれが深海から上がってきて、見つかること自体が奇跡でしょう^^;生きているリュウグウノツカイがどこかの水族館で見られる日が来るならぜひ見てみたいものです。



ちびっこ用のトンネルなど、子供が楽しめる仕掛けもたくさんあります。ただこの水族館、一般見学用としてはもうすぐ終了してしまうみたいです。惜しいですね。



クマノミがたくさん展示されており、クマノミのふ化~飼育までの裏側を見ることもできます。生後数日~数か月までのクマノミが展示されているので、どのように大きくなるか色が出てくるかなど経過で比較できるのが面白いです。



シロナガスクジラの骨格標本も。骨からアブラがしみだしているので触らないでくださいというのも、リアルな感じ。実際の骨格をみたことはなかったかもしれないが大きすぎですね。うちの庭にも収まりきらないぞこれは。さっきのリュウグウノツカイといい、深海見てみたいわ~。



さすが研究所だけあって、魚の動きを再現したメカ水族館や、海の不思議などの解説も豊富。1㎥の海水を干すとこれだけ塩が取れるという展示も面白い。ダイオウグソクムシの動きを再現したロボットもあったな。それがどんな役に立つのかはわからないが。



本当見どころたくさんでした。他にも展示はたくさんあったが1時間半では見切れないな。じっくり見るなら半日いていいかも。ただ旅行としてくる場合は、これを見るために…ってわけにもいかないから難しいですね。最後にお風呂に貼れる魚の一覧表を購入。ブリにハマっているりっくん、次は何にハマってしまうのか?


⑪東海大学自然史博物館(13:40-14:20)


さて、併設されている自然史博物館を見て帰るとするかな。水族館ほどではないですがこちらも3Fまであって見どころたくさんです。最初のエスカレーターはタイムスリップを再現しているかのような雰囲気です。







恐竜の骨格なんて見ると、本当に昔こんな動物がいたのか?今後このような生物が誕生する可能性もあるのか?と思ったりします。恐竜が絶滅していなかったら、今とはまた違った世界になっていたのかもしれないですね。

お昼ご飯を食べていないからお腹が空いてきた。。とはいえ、お昼をゆっくり食べている時間もないのでまずは昨日も行った三保松原でお土産を買ってこようと思います。


再び三保の松原…のお土産屋さん(14:30-15:05)


天気の良かった昨日と違って、さすがに今日はほとんど人がいませんでした。その分、買い物するにはちょうどいいですが。先ほどの東海大学自然史博物館では旅行クーポンが使えなかったので、いよいよここでクーポンを使う時が来たか!静岡のお土産と言ったら、お茶か?と思ったが、子供が「こっこ」というお菓子がいいという。こういうお菓子ならどこでも食べられるんじゃないか?と思ったが、クーポンも使わなきゃだし、こっこを買うことにした。「ひよこじゃないよ、こっこだよ」とPVを流しながらアピールしているこのお菓子、後から調べたら静岡では超有名な古くからあるお菓子のようですね。静岡でなぜヒヨコなんだろう?あと、安倍川餅を買いました。きなこ餅というイメージが強いけど、安倍川というのは、今日泊まった梅ヶ島温泉の近くを流れている川で、その地が発祥なんですね。知らなかった~。



まだまだクーポンが余ってます。ちょっとお腹もすいたし、寒かったので別の店でおやつタイムにすることに。なんだか安倍川もちを食べてみたくなったので、安倍川もちお茶セット300円を注文。あんこときなこがあったが両方うまい!



2019年にできた「みほしるべ」というシアタールームを含む展示場ができたようなので少し様子を見てきた。世界遺産ともなるとやっぱりお金がつくんだなぁ。松原~神の道~このシアタールームまで無料で入れるんだからすごいです。



まだクーポンが残っているので、ここで使い切るためにも夕食を軽く済ませるために、Mr.Maxによって夕食の弁当を買っていくことに。せっかくだから地場の食材を使ったものがいいな。何とかここでクーポンも使い切って、やり残したことはないな。いよいよ帰ります。



帰りも当然海老名JCTあたりで渋滞にはまるという想定はしていたが、その手前で3台が絡む事故があったようで、死者も出たんだとか。これは想定以上の長旅かなと思ったが、以外にも大きな渋滞にはなっていなかった。



海老名JCTの渋滞も、今日は天気が悪かったせいか、いつもより空いていて、1時間もかからずに抜けられた。あとは眠けに負けず帰宅するのみ!さすがに予定通りにはいかなかったが、20時に家に到着。次の日に支障をきたさない時間には帰れたかな。


エピローグ(20:00着)


夕食は予定通りMr.Maxの弁当。1日目も2日目も全般的に時間押し気味だったが、紅葉旅行は実に3年振りに行けたしよい秘湯を発見できて良かった。全国旅行割引が継続してくれることを切に願う!

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■今回の観光地ベスト3
1.日本平~久能山東照宮
2.三保の松原
3.お湯のふるさと公園の紅葉


久能山東照宮は思っていた以上に広かったし、ロープウェイを使っていくという工程も楽しめ、当初の想定とのギャップにやられましたw三保の松原は1日目、2日目両方行きましたしね。1日目のきれいな景観と、2日目のお土産・グルメで2度楽しめました。3位は水族館と迷うところだけど、やっぱり紅葉かな。雨が降った後だったからか、紅葉が映えて見えました。印象の深さでは、旅館の温泉もかなりポイント高いです。洞窟風呂入りたかったなぁ。


■グルメ賞ベスト3
1.ととすけ(1日目昼食)
2.いにしえの宿いずみやのジビエ料理
3.ー


ととすけ揚げは忘れられない一品。旅館の夕食も豪華でおいしかった!


■残念だったで賞
旅館の朝食は物足りなかったかな。


■旅の忘れ物
・エスパルスドリームプラザ(すし横丁、ちびまる子ちゃんランドなど)
・登呂遺跡
・駿河城跡
・安倍の大滝
・梅ヶ島方面の吊り橋


静岡市内にも、梅ヶ島温泉方面にもいろいろやり残しがあります。近いのでまたの機会にリベンジしたいと思います。

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コロナがまた増え始めていよいよ第8波かとも言われている今日この頃ですが、もういいかげん旅行の自粛はいいかなと思い、今年3回目の旅行へ。紅葉の時期に加えて、全国旅行支援も走っているので、紅葉を楽しめるルートかつ、割引もしっかり活用して2022年11月らしい旅行となりましたw3連休もなく、今回は土日でしか行けないので、近場×紅葉×旅行割引対象旅館でアンドを取って、静岡に行くこととしました。この時期は空気も澄んでるし、きれいな富士山も見られるといいなと。


プロローグ(6:40発)


紅葉シーズンでもあるので、混雑回避のために首都高は使わず、圏央道から向かう。圏央道は車線拡大工事をやっていて、もう少しすれば対面通行も解消されそうだ。



しかし八王子のあたりで渋滞に巻き込まれる。やはり紅葉シーズンにおける山梨方面への渋滞は回避できないか。。。7km渋滞の他にもちょこちょこ詰まって、すでに予定時刻をオーバー。この先に東名高速道の工事渋滞もあるからマズイなぁ。



こちらは想定通りだが、東名道路でも渋滞が発生。右ルートと左ルートのうち、左ルートが工事中なのだ。ここは想定通りだが結果的に1時間以上は押しそうなので、当初予定していたエスパルスドリームプラザはパスかな~とリプランニングを開始。天気がいいから富士山を見られる観光ポイントは残そうと思い、最初の観光ポイントは薩田峠に変更し、新清水ICで下車。
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6:56 常総ICイン ※8:10 八王子付近で渋滞発生
9:00 海老名JCT ※左ルート閉鎖による渋滞発生
10:12  新東名イン
10:37 新清水IC下車
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ただ渋滞は長かったが、富士山もきれいに見えた。富士山に気を取られて事故なんて起こしたら洒落にならないですが。



薩埵峠への道はちょっとわかりにくく、最初高速道路に付随している場所に案内され、道を戻ることになったが(ただでさえ時間がないのに!)、ナビで薩田峠のトイレを検索して、そこに向かって何とかたどり着けたのだった^^;周辺はミカン畑だらけです。


①薩埵峠からの富士山(11:15-11:25)


ここでの見どころは、やはり駐車場から臨める富士山。駿河湾と国道1号もセットで見られるということで、東海道五十三次の1つにもなっている名所です。駐車場から早速1枚。海もきれいだしいい景色です。この時期はまだ富士山の雪はあまり目立たないですね。



駐車場にはトイレと、無人ミカン販売所があるのみ。何人か先客がいて、駐車場は1台しか空きがなかった!



せっかくだからミカンを買っていきますか。みかんと言ったら和歌山と愛媛というイメージがありますが、夏に行った愛知の蒲郡もそうだし、東海地方にはみかんの産地がたくさんあるのですね。200円で7個も入ってました。ちなみに遊歩道がありますが、通行止めになっていた。調べると展望台もあるようです。さて、まだお昼前ですが、海鮮市場は混みそうなので早めに行くことにします。エスパルスドリームプラザをパスすれば、ちょうど時間通りくらいになりそうです。(そう、元のプランからするとすでに1時間半くらい遅れているんです。。)

②清水魚市場 河岸の市「ととすけ」 (11:55-13:20)


お昼はやはり海に来たからには海鮮ランチにしようと思い、店がたくさん入っている河岸の市へ。狙いはマグロのカマを揚げて甘く味付けた一品(ととすけ揚げ)が美味しいらしい「ととすけ」です。たくさん店があるから駐車場に入るところからすでに渋滞。みなさん、どの店を狙っているんでしょうか?



1Fと2Fに分かれてますが、ととすけは2F。結構混んでます。さすがに分散しているのか、ととすけは6~7組待ち。まぁ30分くらいなら待つか。2Fには近隣の小学生の作品やマグロのオブジェなどいろいろ飾られていて見ていても楽しかった。清水港はかつては「冷凍刺身まぐろ水揚日本一」だったそう。小学生の書いた、まぐろのアピールが印象的。



ようやく入店。陽菜はあまりお腹が空いていないとか言ってるので、海鮮丼+ととすけ揚げセットを3つ注文。りっくんが相変わらず「ブリが食べたい」というので、ブリそのものはなかったがカンパチの刺身があったので、それを多めにしてもらった。ととすけ揚げおいしいです!世界の山ちゃんの手羽先に似た味付けで、ただでさえおいしいカマが香ばしく甘じょっぱく、最高のごちそうになってました。お酒にも合いそうです。ビニール手袋を使って食べます。「これめちゃくちゃおいしい」と陽菜も喜んでました。結局1人で食べてましたね。



メインの海鮮丼は、駿河湾産のさくらえびと生シラスに、まぐろと本日の刺身4種くらい入っていた。まさに清水港の海鮮丼という感じでしたね。これで1500円くらいだったか?他だったらこの値段で絶対食べられないでしょう。安いだけじゃない、って河岸の市のどこかに書いてあったけど、味ももちろんおいしいし、コスパとしては最高だと思いました。



食べ終わった後、少し散策。まぐろのぬいぐるみやご当地の缶詰などいろいろ売ってました。この後は三保の松原へ。この天気の良さなら富士山もきれいに見えそうです。


③三保の松原(13:45-14:20)


こちらに来るのは8年振り2回目。陽菜の初旅行で来た時以来です。その時はちょうど世界文化遺産に登録(2013年)された直後だったのでとても混雑していましたが、それから8年経ってもたくさんの人が観光していました。



階段を上がり、木漏れ日をくぐりぬけて「天女に会える、そんな気がする」海岸へ。さすがは世界遺産、とてもきれいに整備されています。



海岸へ降りる。くつに砂が入りやすいのでりっくんは20歩歩くと靴の中の砂を取り払ってましたねw平べったい石が多いので、みんな海に向けて水切りしたり、写真撮ったりしてました。自分も水切りしたが、波が邪魔で3飛びくらいが限界!



富士山をバックにした海岸での1枚。前回来たときは雲がかかってあまり見えていなかったが、今回ははっきり見えました。



羽車神社。ここにぽつんと建っているのは不思議な感じ。この後行く神の道の先にある御穂神社の離宮になります。



こちらは羽衣の松。天女が衣をかけたとされる松で、3代目らしい。天女が衣をかけたのなら、何代目とか代替できるものなのかというツッコミはあるが、樹齢は300歳。江戸時代からここに立っていたのならば、衣なり、なんなり掛けられた経験をお持ちなのではないかと思わせてくれる。


④神の道~御穂神社(14:20-14:50)


続いて、三保の松原から続いている神の道の散歩。想いで深いのが陽菜がここでベビーカーを一生懸命押して歩いていた姿。今や小学4年生だからなぁ。ご本人はまったく記憶にないようですが、親としては大きくなって歩いている姿を見ると感慨深いものがあります。



神の道の両サイドには意外と古くて切られてしまった松が多いことに気づく。一方で、植林されたのか小さな松も。松も生き物ですし、文化遺産なので次の世代の松をしっかりと残していかないといけないですからね。しっかり管理されているなと。すべて見学無料なのが改めてすごいです。



神の道の終着点に御穂神社があります。結構歩いて疲れてきたが、軽く見ていこう。



前に来たときはあまり気にしていなかったけど、この神馬は子供の守り神なんだな。8年ぶりのご対面。子育という言葉の通り、この時期は七五三参りしている家族も見られた。

気が付けば結構時間が経っていた。実は今日の宿は、チェックインが17:00までとなっていて、遅れる場合は必ず連絡をくださいとのことでそれに間に合うようにプランを立てていたがちょっと厳しいか!?神の道を戻って、ちょっとお土産を買いたいという話も出たが、明日もこの辺り通るしその時に買おうということで次へ急げ!


⑤日本平ロープウェイ(15:15-15:35)


ここでは、日本平ロープウェイからの紅葉と久能山東照宮への参拝が目的だが、、道中感じたのはあまり紅葉はしていない?とりあえず駐車場到着。。も、車が満車で停められない!3周くらい回ってようやく駐車できたのだった。。Webで割引クーポンを取って、往復券購入!



ロープウェイは10分刻みで出ていると聞いていたが、今日は混んでいるのかずっと往復ピストン発車していた。ツアー客とかもいたので一回待ちになったが、あまり遅れないで乗れた。



ロープウェイからの景色。このロープウェイ、地上に対してかなり高いところを通っていて、高度感あったなぁ。こう見るとやっぱりあまり紅葉している感じはないな。


⑥久能山東照宮(15:40-16:25)


ここはロープウェイ往復だけではもったいない。徳川家康の墓がある久能山東照宮もセットでみていきましょう。入場券を買って、御朱印の記帳をお願いして、お寺へ。これは徳川家康の手形でしょうか?ちょうど自分と同じくらいの大きさ。昔の人にしては大柄な人だったんでしょうか。



お清めの水はコロナ対策仕様。陽菜が「飲んでいいの?」と言っていたが、これが新しいお清めの形。飲んじゃイカン!それにしても立派なお寺。こんなに大きなお寺だとは思っていなかった。この先はどうなっているんだろう…?と期待が高まる。



社殿へ。最近子供に何をお祈りしたの?とよく突っ込まれる。自分はまず旅行の安全。そして家内安全を祈るのが基本だが、陽菜は「コロナが世界からなくなりますように」と祈っているらしい。神かよ!俺より数段目線が上とは。りっくんは飛び石でケンケンしないでください。


さらに階段を登っていくと、家康のお墓登場。天下を取った人間が眠る場所と考えるとすごい場所だなと思う。「あの建物、日光東照宮でも見た」なんて声が近くから聞こえてくる。



家康の墓の周りには、「金の成る木」や「愛馬の墓」などがあった。金の成る木なんて、家康の墓にはぴったりですね。時間もないのでそろそろ戻るか。



帰り際に、行きに見逃していたスポットに軽く立ち寄る。ここでも神馬が出てきた。御穂神社の神馬よりもリアルでかっこいいな。子育祈願なのは共通しています。



帰り際に、久しぶりに御朱印をゲット。御朱印自体はコロナ禍でももらっているが、直接御朱印帳に書いてもらうのはこれが数年ぶり。事前に紙に書いた御朱印を配るのが多かったですからね。御朱印集めも大分空いてしまいましたが、また持ち歩いて集めたいな。帰りのロープウェイもピストン運用だったので、割とすぐに乗れました。久能山東照宮、想像以上の名スポットでした。



帰りのロープウェイからは、日本平側がよく見えたが、こちらの方が少し紅葉している様子が見えるかも。



売店ではみかんジュースが売っていて、飲んでいくかなと思ったがかなり小さめの紙コップで1杯200円!これは3杯くらいお替りしないと足りん…夕食前ということで我慢だな。というか峠でみかん買ったやつ食べないと。旅館でいただくとします。

さて、今回の旅行プランとしては観光箇所は静岡市清水区で固めているから明日も海洋研究所など行くのだけど、宿泊場所だけはちょっと離れて1時間強くらい北上します。近場の宿でもよかったのだけど、せっかく全国旅行割引使うなら、行ったことのない温泉地がいいかなと思い、「梅ヶ島温泉」を選びました。結論としては梅ヶ島温泉の温泉が非常によくて遠い場所を選んだけど良かったと思います。とりあえず17時には間に合わないので18時頃着くと連絡を入れて、急ぐことに。途中静岡市内で渋滞もあり、18時ちょい過ぎの到着となりました。道中は道が狭くなったり、街灯も少なく、そういう危険を回避するためにも確かに早めに到着するのがよいかなと思います。


⑦梅ヶ島温泉 いにしえの宿 いずみや旅館(18:10チェックイン)


このご時世のためか少ない人数で回されているようで、最初受付に人がいなかった。夕食の対応で忙しいのかな。受付で全国旅行割引の適用を済ませて、早速チェックイン。全国旅行割引については、コロナワクチン接種3回目が完了している確証として、証明書(3回目のワクチンを打った時に発行してもらったもの)を大人分だせば、子供にも割引が適用された。クーポンについても土日は1人1000円ということで、紙で印刷されたものを受け取って、電子決済でするならアプリを落としてQRコードを読み込めば、チャージされるという仕組み。クーポンは4人で4000円もらえるので、観光費などに充てればかなりお得だなと思った。



部屋は広く、昔ながらの和室。この旅館自体かなり昔からあるようだが、きれいに掃除されているという口コミは多く、実際その通りだったかなと思う。廊下やトイレも部分的にメンテナンスもされていてとてもきれいでした。


夕食(18:40-19:30)

到着も遅かったからかすぐに食事が用意され、個室へ案内いただく。今回のプランはジビエ料理ということで、普段食べられないような食材が楽しめるプランです。



左側がシカ肉のたたき鴨ロースト、右側がぼたん鍋(猪肉)。シカを食べたのは初めてだと思うけど生肉でいけるのか!脂身が少ないたんぱくな味だった。猪肉は豚肉のコクを強くした感じで普通においしい。シカも猪も山でたまに見かけるが普通においしいんだなと改めて思ったのだった。まぁ免許も許可も得ていない人がやると鳥獣保護法に違反するのでしょうが。



山の幸が中心ではあるが、刺身もあります。ここではりっくんの念願のブリの刺身が2切れ登場。陽菜からかき集めて海鮮丼を作ってました。それお昼も食べたでしょ?料理全般おいしくて、一方で子供の分も量が多かったので残したものも自分が詰め込んだのでいつもの通りお腹いっぱいです。


風呂(19:55-20:55)


この旅館の楽しみの1つが温泉。口コミではめちゃくちゃ評価が高かったですからね。山に囲まれた静かな環境なのでぜひ露天風呂でくつろぎたいところですが、残念ながら露天風呂(洞窟風呂)は故障中でやっていないようです(コロナ禍があけて繫盛しないうちはなかなか修理の機会もないか…!?)。りっくんは「ママと入る!」と言ってきかないので、仕方なく女湯へ。小学1年生ですからね、そろそろ犯罪ですよ。次から男湯に入ってね。



しかし、内湯だけとはいえ、その泉質は確かに最高。硫黄の香りと、入ったらすぐにわかるヌルっとした感覚で特徴的な温泉でした。近いところだと伊豆の堂ヶ島温泉の泉質と似ているが、ここまで硫黄の香りはなかったか。でも臭いもきつすぎず、泉質を楽しめるという点で印象深い温泉だった。一応露天風呂への扉は鍵もかかっておらず、暗いですが洞窟風呂を見ることはできます(お湯がたまっていない)



風呂から出たら寝るだけ、山の旅館はそんなところもいいですね。旅館の近くに川が流れていて、小さな滝があるようで川の流れの音を感じながら寝られるというのも個人的には好みです。昼間買ったみかんを食べる人は食べて、寝ましょう!…と思ったら陽菜はお笑い番組を見ていて22時半くらいまで起きてました。

自分は40歳になる前に残りの期間で何をしようか考えてましたが、結局そんなにまとまらず諦めました。日々後悔なく生きていけばそれでいいかとも。旅行に行っているこの時間は間違いなく貴重で、やっぱり心の癒しは頻度あげていくことでQoLも上がると思うので、30代最後まで楽しくやっていきたいです。

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