喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



3連休だったので久し振りに草津温泉に行くことに。草津温泉自体は何回か行ったことがありますが、その周辺にはほとんど行ったことがなかったので白根山吾妻渓谷なども見て来れるよう計画しました。



プロローグ(8:30発)
前日に足利に移動しておいて朝8時半出発。最近は毎週末は天気がよかったのに、今週に限って朝はまさかの!幸い午後には止む予報だけど最近天気にまったく恵まれてません(泣)せめて山に行く時までには止んでくれ~。



足利IC~渋川伊香保ICまで、高速を使ってそこからは下道を使います。平日ってこともあって混んでなくて助かった!まずは草津に向かう途中にある吾妻渓谷を目指します。吾妻渓谷は予算の問題で造るかどうか相当もめていたかの有名な「八ツ場ダム」が完成すると一部が侵食されてしまう渓谷として惜しまれている模様。賞味期限付きの観光地は貴重、これはなくなる前に見ておかないと。



①吾妻渓谷(10:10着)

駐車場ガラガラでした。道路の歩道が遊歩道の一部になっていて、遊歩道から渓谷を見下ろすとかなり深いことがわかります。乗り出してデジカメで撮影するのもドキドキです(デジカメを落として
しまわないかという意味もあり)。



歩道を歩いて行くと吾妻渓谷入口の看板があり、そこから鹿飛橋を渡って山側を歩くことができます。でも雨が降ってたことで道がぬかるんでいて、しかも道と言えないようなところも通るということで、鹿飛橋まで行って近くを散策することにしました。



橋という赤い橋から見える渓谷はなかなか壮大。八丁暗がりと呼ばれているようです。妻にあまり無理させられないので、橋の先はためしに自分ひとりでちょっと奥に進んでみると、塗れた落ち葉の上を歩いていかないといけないようなので、やっぱりここで引き返すことに。八ツ場ダム完成までにぜひ一周してみたい!



遊歩道を戻って、道路沿いに歩いていくと、日本一短いトンネル「樽沢随道」があります。木が邪魔でその全貌はよく見えませんでしたが、きわどい角度でもトンネルの入口から出口が見えます。電車に乗ってたらトンネルだなんて気がつかないだろうな^^ちょっと大きな木の陰に入ったかなくらいかも。これもダムの完成でなくなってしまうんだろうか!?吾妻渓谷はネットで調べた評判に比べるとそこまですごい渓谷という印象はなかったけど、紅葉とか新緑の時期にくると印象もまた違うでしょう。



車に戻り、草津方面へ。途中、メロディラインという道路を走ると音が鳴る仕掛けが印象的でした。昔からこんなのあったっけ?看板見てないと車の故障か!?って思います^^;



②道の駅草津運動茶屋公園(12:00着)


道の駅にちょっと立ち寄ってみました。お土産が豊富!試食できる種類も多いので、お昼をコンビニで済ませてしまった自分としてはいろいろつまませてもらいました。こんにゃくの中にゴボウを通した漬物がうまかった!あと花豆が有名なのかたくさん置いてありました。お土産を買うにはちょうどいい位置にありますね。


そして草津温泉の入り口に。先に白根山に向かいます。冬に来たときは封鎖されていたのでここから先は未踏の地です。



山頂まで割りと近いかと思ってましたが結構時間がかかりました。窓を開けて運転していたらすごい硫黄の臭い!山の中はどうなってるんだ!?



③白根山湯釜(12:45着)


山頂は雲の中に包まれてました。外に出ると・・・寒い!半そででは無理だ^^;湯釜までは遊歩道を20分くらい歩かないといけないらしい。妻がきついと思うので背中を押して歩きました^^;雲の中にいるけれど、山頂だから雲も薄くなっているのか、時々雲が途切れて日が差し込んでます。それが所々で差し込んでいるのでとてもきれいでした。それにしても結構急だ・・・一般男性でも普通に疲れるな、こんなところに妊婦を連れてきてしまったのはまずかったかも。



来た道を振り返ってみると、、絶景ではないですか!青空ではないですが…



そしてついに湯釜が!ちょうど光が差し込んでそれが湖面に反射してすごいきれい。昔東北の蔵王で見たお釜よりずっときれいでした。もっと近くに行ってみたいけれど、近くまでいけるもう一つの道は今は封鎖されてしまったようです。時間が経つと光の差込具合も変わるから、それによって色が変わっていきます。これは生で見ないと表現しきれないですね。なんでこんなコバルトブルーな色なれるんだろう、これこそ自然の神秘!



お釜から戻る頃には天気がだいぶ回復してました。お釜展望台から見た弓池がとてもきれいだったので、ついでに行ってみました。カモが歩いてます。まさかこんな山の上で生活しているのか?一生独身になるぞ?

山頂では結構天気がよかったのですが、山を下ったらやっぱり曇ってました。妻がまだ湯畑をみたことがないと言っていたので、明るいうちに見ておこうとなり光泉寺前の駐車場に止め街を散策することに。



④光泉寺(15:00着)


お寺のとなりは保育園になっていて、平日で時間が時間だったので園児の帰宅にぶつかりかなり混んでいました。地元が草津だなんて素敵ですね。家でも温泉引いてるのかな。



へぇ~って思ったのが、遅咲如来です。300年前に公慶上人が造ったということが、つい最近になって証明されたためようやく世に認められる如来になったんだとか。昔の人の発明も作った当初は周りから認められず、死後に評価されるなんてことがよくありますが、この如来様は認められるまで300年もかかったということですね。これからは永く祀られていくことでしょう。

そして光泉寺の階段を降りると、かの有名な湯畑が!



⑤湯畑


草津温泉の名物といったらやっぱりここでしょう。久しぶりにみましたが相変わらずの湯量でザァザァと流れていました。確かここに初めてきたのは小学生低学年の時。そのころ自分はここの臭いをゆで卵の臭いだ!って言って、風景をロックマン2のヒートマンステージみたいだ!と表現したのを覚えてます(わかる人にはわかりますよねw)。30歳目前にして改めてここに来て、そう言われればそうだよなぁと思えるのは、やはり長い時間ここの風景が変わらず残っているということなのでしょう。



ちょっと足湯につかって、西の河原公園にも行ってみることに。



⑥西の河原公園(16:10着)


草津温泉には公共の無料風呂がところどころにありますが、露天風呂といったらココ。今回は入りませんでしたが、とても広い露天です。公園にはその露天風呂から溢れたお湯が流れているので、温かい!自分はクロックスで来ていたので、川の中を歩きました。これはめっちゃ気持ちいいです^^中には熱いお湯がわきだしているところもあるので注意ですが。



外気もひんやりしてくる季節なので、湯気がより濃く見えて綺麗ですね。いつだったか冬にここに来たことがありましたが、雪に覆われた中で湯気が立ち込める風景は圧巻ですよ!露天風呂も冬がお勧めです。雪が降っている中、空を眺めながらアツアツのお湯に入る…。うん、また冬にこよう!

ちょうどいい時間になったので、今日泊まるホテルに移動します。



⑦草津温泉ホテルヴィレッジ(17:30着)


草津にはホテルがたくさんあるのでどこにしようか迷いましたが、バイキング料理がおいしそうなのといろいろアミューズメント系が揃っているのでここにしました。バイキング会場は2箇所あって、少し献立が違いました。ステーキやカニが食べ放題なのでどちらに行っても素敵なバイキングです。



雰囲気もバッチリですね。自分が食べた中ではまぐろの刺身がよかった!草津だけれど海鮮系どれもおいしかったです。地元食材というとキャベツとかレタスなどの野菜くらいらしいので、料理にするとあまり際立たないみたいですが、ちゃんと取りいれているとのこと。とにかく大満足の夕食でした。



食べた後は夜の湯畑を見に行くことになってましたが、お腹いっぱいだったのでかなり迷いました^^;でもやっぱりここでライトアップ湯畑を見なかったら草津のハイライトを逃してしまうと思い、出陣!ホテルから30分おきくらいに湯畑行きのバスが出ているので、最終の湯畑行きの20:30のバスに乗り混みました!



バスの行先はちょうど湯畑の目の前。湯畑の周りはこの時間でも結構明るくて、浴衣をきた人がたくさん歩いています。だいぶ寒いのでとりあえず足湯に浸かってゆっくり休憩。ただこの足湯熱すぎる!5秒入れてたら足がゆだってしまうぞorz



足湯で十分にあったまってから、湯畑をゆっくり見る。草津ならではの醍醐味ですね。昼間に撮った写真と比べてみると、やっぱり夜のほうが湯気が際立ち幻想的な雰囲気になります。滝も素晴らしい!冬季限定で特殊なライトアップがあるようですが、通常のライトアップでも十分ですね。



21時でホテル行きの最終バスが来てしまうので、あまりゆっくりできませんでしたがやっぱり面倒がらず来てよかったです。「草津よいとこ一度はおいで」の半分は、「ライトアップ湯畑」でできているんじゃないかと思います!

ホテルに戻ってゆっくり温泉。やっぱり草津温泉はいい!社会人になっていろんな温泉に行ってるけれど、草津温泉は泉質や温泉街の雰囲気含めトップレベルだと思う。肌のスベスベ感の違いが明確です。他の温泉を知って改めてわかる草津温泉のすごさがわかりました^^そんなこんなで草津温泉もっと来ようと思った一日でした。


>>2日目へ


コメント ( 0 ) | Trackback (  )