喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



紅葉第一弾は新潟南部の秋山郷を中心に回ってきます。でも天気はあいにく雨の模様…。気づけば今年に入って旅行の天気が恵まれないことに気が付く。。また今回も雨が降ってしまうのか!?




プロローグ(8:15発)


新潟は雨が降っているというのが嘘のような空!雲ひとつありません。ホントに雨降ってるのかなんて思いながら快速に飛ばしていきます。関越道に乗るころには、遠くの空に少し雲が見えました。でもまだまだ快晴です。秋晴れの気持ちよい天気です。



赤城高原SAでちょっと休憩。確かに少し雲が出てきた。東京方面を見るときれいな青空なのに、これから向かう新潟方面は暗い雲に覆われています^^;水上ICを過ぎる頃についにポツポツと降ってきました。バックミラーを見ると青空なのにねぇ・・・そして関越トンネルへ。



このトンネルを越えると景色が変わるといいますが、、青空が完全になくなりました(泣)でも紅葉はかなりいい感じで、雨の中でもよく見えました。これで天気がよければ・・・



山の上のほうにはもう雪が積もっています。11月の新潟、もう関東でいう冬みたいなもんですね。まずは日本三大渓谷である清津峡の紅葉から見学していきます。とりあえず雨はすぐにでも止んでくれorz



①清津峡(10:30-12:20)


車から降りた途端とんでもなく寒いことに気がつく。なんと7℃!多少は着込んできたけれどもっと防寒対策しとくべきだった。一方、山はいい感じに色づいています。雨はパラパラくらいだけど、空が少し明るくなってきました。「トイレはこの先ありません」とのことですが、これだけ寒いと心配だw



奥に進んでいくと、売店や食事処がありました。川がすぐ隣に流れていて写真スポットには最適です。清津峡は普通の渓谷とは違ってトンネルの中から見所を見学できるというタイプなので、実は雨が降っていてもそれほど問題にはなりませんでした。入坑料は500円



トンネル内は、周辺の歴史や動物の剥製が置いてあったり、イルミネーションが飾られていたりできれいでしたが、とりあえず寒い!このトンネルを掘っているときに温泉が沸いてきたという箇所はなんとなく暖かかったような気がしましたが、風が吹き抜けてるので基本寒いです^^;



第一の出口がありました。全部で4つの出口があり、そこから外の景色を見ることができます。周辺の岩は柱状摂理というちょっと変わった模様をしていて、確かに普通の渓谷とは違う雰囲気を持っています。岩の割れ目から草や木が生えていてそれがいい感じで紅葉しているのでとてもきれいだ。



一番奥の出口からは、柱状摂理とその間を流れる川が置くまで続いています。ここが清津峡のベストスポットでしょうかね。渓谷には階段があり人が通行できるようになっていました。降りて見れるなら降りたいけど・・・どっから降りるんだろう?一応トンネルから見れるのはここが最後だけれど、山道を通れば一応渓谷沿いを歩いていけるようです。ただ、所要時間9時間らしいので、朝から歩き始めないと無理ですね^^;



トンネルを出るといつの間にか日が出ていました。やっぱり晴れのときの紅葉は鮮やかさが全然違う!来たときに撮った写真を撮りなおしましたwちょっと昼には早かったけど、食堂で天そばを食べました。これで840円は結構安いのでは?



清津峡でちょっとのんびりしすぎました。天気もよくなってきたので、晴れてるうちに次の観光地へ。



②竜ヶ窪の池(13:00-13:45)


竜ヶ窪の池は日本の名水100選に選ばれていて、遠くからこの池に水を汲みに来る人もいるとのこと。駐車場につくと名古屋ナンバーの車がありました!全然人がいなかったけど、管理人のおじちゃんがいて200円料金を取られました。人件費の元が取れてるのか!?



池へは、駐車場から階段をおりて200mくらい歩きます。龍の石像の口から水が出てますが、これかな?管理人のおじちゃんもちょうど掃除していたので聞いてみると、「階段を上ったところに神社があって、そこの水のほうがオススメだけどお年よりも多いのでこの龍の口から出てる水を持っていく人もいるよ」、とのこと。なら神社まで登ってみよう。



神社まではすぐでした。神社のちょっと下に、水がたまっています。周りを見ても他になかったのでこれが名水でしょう。名水という割には演出がぱっとしませんが、持っていたペットボトルに汲んでおきました。タンクを持って汲みに人がくるくらいなのでいい水なのでしょう。飲んだ感じすっきりとしていてミネラルウォータのような感じでした。



もう少し頑張って歩くと、池を見渡せるスポットと、この池の源泉を見ることができます。よくガイドブックに乗ってる風景はこのあたりで取っているようです。「池に賽銭を投げないでください」か、そりゃそうだ。名水が錆びてしまいますもんね^^;




飲み水とはいえ、池にはカモも泳いでいるし下手するとフンが混じっているなんてことも!?湧き水の量も多く、大きな池の水が一日で入れ替わってしまうほどらしいので、汚物が滞留することはまずないと思いますが・・・

竜ヶ窪の池は思っていたよりもずっとよかったです。天気はなんとか持っているかんじ。このまま今回のメインともいえる秋山郷も無事まわりたい!



秋山郷の紅葉は始めてでしたが、すごいですね。山に囲まれるので、どこを見ても紅葉していて、黄色を中心とした明るい賑やかな紅葉です。そして山のてっぺんは白い雪で覆われているので一般的な紅葉とは一味違います。これで青空だったらいいんだけど。



③猿飛橋(14:05-14:20)


秋山郷は大きな観光地はありませんが、橋や岩、池などが多くあり紅葉の時期はどこも見る価値ありですね。まずは、猿飛橋から見た風景。猿飛橋ってなんかいろんな場所にあるような・・・

しっかし道路が細い。車が2台すれ違えない場所はざらにあります。紅葉ピーク時の土日だったら結構運転大変そうだなぁ。ガードレールがない箇所もあって、ミスったら谷にまっさかさまです。観光地としてもう少し整備に力を入れればと思いますが、採算的にあわないのが現実なのでしょうか。



④見倉橋(14:30-15:10)


続いて、見倉橋へ。この吊り橋は国道から少し離れたところにあり、細い山道を徒歩で下っていきます。



そこへ熊に注意の看板が!しかもこの看板めちゃめちゃ新しいです。確かにこの時期、冬眠前のラストスパートで熊の活動は活発だろうけど・・・。5分くらい降りていくと、吊り橋に到着しました。



高さはそんなでもないですが、幅狭いし歩くとゆれるので結構怖いです。橋からの風景もいいですが、つり橋ならではのドキドキ感がたまりません。とりあえず一往復してきました。橋を歩いてる間に後ろから熊がきたらやばいわ~。

秋山郷の峠から見える景色はとてもよかったです!




⑤蛇淵の滝(15:35-16:05)


蛇淵の滝はツアー客が多く賑わっていました!外は7℃くらいしかないので、売店にはストーブがついてます。しばらくストーブで暖まったあと、滝を見に行きましたがこれは結構しんどい!戻ってくるお年寄りは皆ヘロヘロになってました。


ツアー客が多過ぎて、ただてさえ小さな展望台が一杯に!「一人30秒だよ~」だって、ツアーって大変だわぁ。この時間からして大分スケジュール押してるんだろうな。はるばる歩いてきて、一瞬見て戻っていくお年寄りはかわいそうでした^^;



滝とは距離があったので迫力はあまりないですが、周りが綺麗に紅葉していたのでなかなか見応えがあります。やっぱりくるなら秋ですね、ここは!



⑥とねんぼ/保存民家(16:15-16:30)


さらに進み長野県に。とねんぼという博物館で休憩。熊を捌いてる様子の写真などが飾られてました。そういやこの辺り、コンビニもスーパーもないからなぁ…どんな生活なんだろ?

とねんぼを出たら、なんと大雨に!4時を回ってなんか薄暗くなってきた。今日はここまでかな、ということで近くの「保存民家」を見て戻ることに。



保存民家は家の中にも「熊に注意」が貼られていました。寒いから家にも入りたくなるよな…幸いいませんでしたが、見学しに家に入って熊にやられたらシャレになりません^^;



⑦ニューグリーンピア津南(17:30着)


今日のホテルは山の上にあるニューグリーンピア津南です。入口に大きな赤い飾りがありました。「吊し雛」だそうです。



新潟に3箇所(このホテルと、越後湯沢駅、十日町)に飾られていて、ギネスにも認定されている模様。3箇所回ってスタンプ集めたら粗品がもらえるみたいなので、明日天気悪かったらスタンプ集めやるのもいいかもwとにかく今日は寒かった、ご飯食べて温泉に浸かって早く寝よう。。



夕食はカニ食べ放題付きのバイキングでした。でも平日だからかメニューの種類が少ない…メニューも魚や肉ばかりでもう少し野菜系が欲しかったな。

天気予報では降水確率70%とかだったけど、予報の割には要所要所では日も出てくれたし、恵まれていたかなって思う。明日は曇りの予報!よろしくたのんます!


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