喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今回で3回目になりますが、すべてコロナ禍での受験。去年受験した成蹊大学へ戻ってきました。去年の時よりもはるかに感染者も増え、電車に乗ることですら怖くさえありますが、まずは会場へ無事到着しないと始まりませんので、電車に乗るにしても極力モノを触らない。マスクを外している人がいる車両には乗らないことを意識して向かいました。片道100分。緊張しながら、この時間移動するだけでも一苦労です。



吉祥寺は緊急事態宣言とは思えない人ごみ。まぁ現実こんなものだろうと思いながら、成蹊大学へ。去年は曇っていたから少しはマシでしたが、今日は真夏の炎天下。会場に到着するときには汗だくになってました。マスクつらいわ~。今回は電気主任技術者の会場にもなっているようですね。

今回は実技試験のみ(学科は合格すると、1年間免除あり)なので、実技試験対策のみにフォーカスしてきましたが、とにかく時間が足りないので、75分で問題を解ききるペースというのは意識してきました。そんな時間が足りない中、この試験はひっかけというか、よく問題の趣旨を理解してから書かないとケアレスミスしたり、見当違いな解答になってしまうので、ありえないようなミスをたびたび冒してしまうのが課題でした。今日は少しでもケアレスミス減らすぞ!

さて、実技Ⅰ。問1は簡単。しかし問2で、等温線の緯度を求める問題が頻発してきて、これがまた、微妙なところでやたら時間を喰ってしまった。ちょっとペースが乱れるとがたがたになりがちだが、何とか問3は落ち着きを取り戻す。しかし、問4と問5がなんとも答えにくくて何を解答したらよいかわからなくなった。帯状になっている降水帯はどういう形状になっているか?って、帯状自体が形状なのに、何を答えればいいんだ??わけわからなくなってしまい、一番強いエコーの部分が線状だったので、線状降水帯のようなことを書いた。結局時間ギリギリ。問題を見直す余裕もなく、全く手ごたえがないまま実技Ⅰが終了。

30分後に実技Ⅱが始まるし、凹んでいても仕方ないので、実技Ⅱに向けて改めて復習を開始。実技Ⅱは台風と低気圧の複合問題で、実技Ⅰに比べるとだいぶ解きやすい印象だった。多分こういうことを書かせたいんだろうなという出題者の意図も少し見えた気がした。こちらは幾分時間が余りそうだったが、結局最後の線状降水帯の問題で時間がかかって、見直しの時間はほぼゼロ。時間が足りなくて白紙で出すという事態は免れたが、ほとんどの問題が一期一会になってしまい、十分な見直しの時間を確保するのは不可能だった。これはまだ実力が足りないということだろう。

ということで、実技Ⅰは全然自信ない。実技Ⅱは70点くらいいけたか?平均すると60-65点くらいのような気がするが。おそらく今回は平均点が結構高いのではないかと思う。実技Ⅰは何を書いたらよいかわからない問題は多かったが、難易度が低い問題もそこそこあったから、極端に点数が低い人はあまりいないのではないかと思う。となると、平均点は高いが、高得点者が少ないという、65~70点くらいに受験者が集中する分布になる気がする。となると、自分はそこまで実技Ⅰが採れている可能性はないので相当厳しいだろうなぁ。

今回は個人的には過去問は10年分やって、やろうとしていた対策は実行できたので、あまり後悔はないのだが、過去問だけではやはり対応難しい問題も多かったし、もっと広い視点で気象をたしなんでいかないと対応できないとも感じた。これは専門知識を受けた時も思ったことで、前回中途半端に9点で通ってしまったので、改めて厳しい現実を突きつけられたなぁと。結果は10月初旬なのでまずは待ちますが、1月に向けて過去問+何をするかは別途考えないといけません。

後日談
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自己採点の結果、
  ・実技1:66%前後  ・実技2:72%前後
で、最終的に無事合格していました。採点は甘めというか、キーワードらしき文字・数値が入っていておかしなことを書いていなければ記述問題は正解扱い(漏れごとに-1点)にしたのでブレはあると思いますが、そもそもすべての解答を書き写せていないので、再現をもとにした採点だし、作図がどう採点されたのかもわからないので自己採点の精度は微妙です。合格点は65%で、4.2%の合格率だったので、難しい方の回だったのかもしれません。時計回りをなぜか反時計回りとか、方角を逆に書いたりケアレスミスもやはりあったけど、3つか4つくらいに抑えられたのが勝因か。上位2~10%くらいは実力は均衡しているだろうから、結局分かれ目はケアレスミスの防止と、時間がない時にどう動くかの戦略感(シミュレーション)なんだろうなと思いました。

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