レンコンの部屋

日常の感じた事など

最後の猫が・・・

2019-01-26 10:38:29 | 日記

我が家には4匹の猫がいました

長女が高校2年生の時に、公園に捨てられていた2匹の猫を拾ってきて飼い始めたのがきっかけで

すぐに子供が産まれて、結局4匹の猫と子供4人と、1匹の犬という大家族で子供たちは育っていったのです

子供たちが次々家を出ていき、猫の世話は夫がやっていました

もともと猫が大好きだったから、苦にもならなかったんだと思います

でも、我が家にも孫が生まれ、猫4匹との同居は赤ん坊に怪我でもさせたらと思い

猫たちだけの部屋を作ってもらい、隔離状態にして7年

猫も猫なりにそのスペースの中で、自由に動き回っていたと思います

床下や屋根裏も自由に動けるようにもしたのですから・・・

外はしょっちゅう出歩いていた時期もありましたが

もちろん全員去勢手術はしていましたし、猫部屋を作ってからは出歩くこともなく

まあ、それなりに過ごしていたのだと思います

そして、1匹2匹と、お別れがあり、最後に一番人嫌いだったコテツ(猫の名前)が残ったのです

1ぴきだし、もう解放しようかと、リフォームもあるし、と話をしていた矢先

亡くなってしまったのです

猫好きな夫は、いつものように泣いて、かわいそうなことをした、きっと察したんだな

もっとかわいがってやれば良かったと今日も言っていました

猫より犬が好きな私からすれば、猫好きの人の気持ちがまったくわからなくて

私は横になっていた時に、猫が私の上を走っていき、腕に猫の爪痕が今でもケロイド状に残っているんです

もちろんそういうことがあって、隔離してほしいって話もしたんですねど

いつまでたっても、きっとわかりあうってことはないんだろうなって思います

なんとも後味の悪い感じですが、たった一匹残されたコテツは一番の末っ子だったし、やっとみんなのそばに行けたのだから

幸せだと思います

道路で轢かれている猫とかいるじゃないですか・・・きれいな体で逝けたのだから、最後まで心配してもらって

きっと幸せでしたよ

もう、当分、猫や犬は飼いません・・・ペットロスをペットで埋めるということはしません(私はね)

猫カフェで新しく猫を譲ってもらってきたって話聞きましたが、私はいいかな・・・・

夫は、ペットロスの心を埋めるべく、部屋の片づけを懸命に行っています