「コラテラル・ダメージ」
原題:COLLATERAL DAMAGE
2001年 米 108分
■監督:
アンドリュー・デイヴィス
■出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー
イライアス・コティーズ
フランチェスカ・ネリ
クリフ・カーティス
●あらすじ
ロサンゼルス消防庁の消防隊長を務めるゴーディーは、ダウンタウンの高層ビルの1階にあるカフェで妻と幼い息子を待たせていた。
時間に遅れたゴーディーが駆け付けたとき、突然爆発が起き、彼の目の前で最愛の妻と子どもが死んでしまう。
ゴーディーは爆発直前に犯人を目撃、その情報を当局に知らせる。
だが、やがてゴーディーは政府に犯人を捕らえる意志がないことを知る。
そこには、国家の目的のために多少の犠牲はやむを得ないという“コラテラル・ダメージ”の考えが働いていた。
国家に裏切られたゴーディーは、ついに自らの手で犯人への裁きを下す決意をする。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
シュワちゃんが、決して無敵のヒーローではない普通に人を演じている。
と思っているのは本人だけで、どう考えたって普通じゃない。
消防士という設定もまるで活かされてないし、しかも只の消防士が
単身コロンビアのテロ組織に潜入し、手近の材料で爆弾を作るとか
もうありえないと、突っ込みまくって観る事が出来るが
でもシュワちゃんならアリだなと思えて許せてしまう。
何たって「コマンドー」「ターミネーター」ですから!
話の割には単純な勧善懲悪になっていない所は、評価出来るポイント。
特に敵役のウルフは、もっとキャラを膨らませたらさらに面白くなったと思うが
主役がシュワだけに、それもしょうがないかな。
そう考えると惜しい作品。
スター映画じゃなかったら、心に残る作品となりえたかも?