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「真昼の用心棒」
原題:TEMPO DI MASSACRO
1966年 伊 90分
■監督:
ルチオ・フルチ
■出演:
フランコ・ネロ
ジュゼッペ・アドバッティ
ニーノ・カステルヌオーヴォ
ジョージ・ヒルトン
●あらすじ
久しぶりに故郷に帰ってきたガンマンが、腹違いの兄の助けを得て、町を牛耳るボスと対決する西部劇。
そのボスが実は主人公の実の父であると分かり、主人公はボスを殺した弟と戦う。
マカロニ・ウェスタン特有の残虐描写に溢れたバイオレンス作品。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
ストーリーがほとんどあってないようなもんだったんですが(苦笑)
監督ルチオ・フルチだけに、同時期の他のマカロニに比べると残酷描写は強いかなって感は受ける。
主人公のフランコ・ネロも頑張っているが、強さ的に印象が残るのは兄貴の方である。
いつも酔っぱらってるのに、銃を持つとあっと言う間に大人数を倒すシーンが多く、マジで強そうである。
フランコ・ネロのピンチも何度も救うし、まるで酔拳の達人のようだ(笑)
敵もまたキャラクターが濃い奴で、芸術家気取りなのか薄目が多く、目が見えない設定なのかと思うくらい細かった。
しかもいつも首を傾けてたり、父親に対する変な愛情とかもうかなりヤバ過ぎ。
と言っても脚本が全く展開しないので観ていて辛くなるとも思うが、まあマカロニ好きならなんとか。