レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ゴリラ

2021年04月15日 23時12分44秒 | アクション

「ゴリラ」
原題:RAW DEAL
1986年 米 106分
■監督:
 ジョン・アーヴィン
■出演:
 アーノルド・シュワルツェネッガー
 キャスリン・ハロルド
 ダーレン・マクギャヴィン
 サム・ワナメイカー
 ロバート・ダヴィ

●あらすじ
「コマンドー」に続きシュワツェネッガーのタフネスさを見せつけたアクション映画。
今はしがない田舎の町の警官に甘んずるシュワツェネッガー扮する元FBI捜査官が、
かつての上司の頼みで暗黒街の組織に潜入する。
さまざまな銃器の登場するクライマックス、シュワルツェネッガーの生身のターミネーターぶりが凄まじい。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
大昔に一度観たきりシリーズ。
公開当時はスタローンとシュワちゃんはバリバリのライバル関係だった。
キャラも作る映画もほとんど被ってたしね。
ただ86年頃はスタローンの方が先輩で、1~2歩先を歩んでいて、同じ路線を若きシュワちゃんが猛追しているような図式だった。
86年辺りは完全にスタローンの方が勢いが上で、暴力刑事ものの傑作「コブラ」が公開。
まだまだ後輩だったシュワちゃんが同じような刑事もの(と言っても全然違うけど)だったからか
タイトルも安直に「ゴリラ」とされたのが本作。
ただ当時も思ったけど、大傑作な「コブラ」と比べてもどうにも面白くない。
今回久々に観てみたけど、やっぱり面白くはなかった。
なんと言うか脚本は超雑でご都合主義1,000%な展開。
アクションも思いついたらやってる感じだが、主人公には敵の弾は絶対に当たらないが
逆に主人公がどこを撃っていても敵がバッタバッタと倒れていく銃撃シーンは
完全にキャノン・フィルムの劣化版だった。
他にも敵組織の女を口説いておきながら結局手を出さないとか、
シュワちゃんは愛しているだろうが、シュワちゃんの地位とかにしか興味がない妻とか
そもそも敵組織に潜入しているけど、誰が悪で誰に何をしたいのかが良く分からない脚本とか、色々突っ込める。
恐らくシュワちゃん自身も目的が分からなくなったから、とりあえず相手を皆殺しにしてしまえというラストもウケル。
ただシュワちゃんは超若かったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする