「レディ・ドラゴン 怒りの鉄拳」
2012年 日本 76分
■監督:
中田圭
■出演:
阿部真里
舩木壱輝
秋山真太郎
夛留見啓助
●あらすじ
下町の商店街で男女の思いと意地がぶつかり合うカンフーアクション。
恋人同士の剛と美麗はかつて武闘を目指す師弟であったが、いつしか剛はカンフーを捨てて自堕落な生活を送るように。
そんなある日、ふたりの前に剛のライバルで恋敵の純が現れる。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
功夫映画好きの素人が作った功夫映画ごっこ。この一言に尽きるね。
まずOPの音楽が「ドラゴンへの道」のOP曲のぱくりで、タイトルバックは「ドラゴン怒りの鉄拳」ごっこ。
ここで一瞬テンションが上がったが、
バックで演じている功夫がかなりの低レベルなのに驚愕するが、観ていくとさらにもっとダメになっていく。
「燃えよ!ドラゴン」の服着て「ヤング・マスター」だったかな?
功夫映画の強者が持っていたイメージが強い扇子持ってるとか、「少林寺」の有名なあの練習シーンの演武やるとか
修行シーンで「少林寺木人拳」の日本語主題歌「ミラクル・ガイ」のぱくり音楽とか色々わかるんだが
功夫シーンが駄目すぎだろ!
全員動きが本当に素人。そして超スロー。
子供時代に功夫映画ごっこやってた頃を映像化したかのような超絶極低レベル。
それと日本で功夫映画を作ろうとすると、なんで必ずエロ要素を足すんだろうね?
本作ではファミコン・レベルのエロ要素を混ぜてきてたけど、全体的に邪魔でしかなかったんだが。
とまあ良いとこほとんどないが、マニアがマニアを許せるんならアリかもしれないね。