「おかしなおかしなおかしな世界」
原題:IT'S A MAD MAD MAD MAD WORLD
1963年 米 160分
■監督:
スタンリー・クレイマー
■出演:
スペンサー・トレイシー
ミッキー・ルーニー
ジェリー・ルイス
シド・シーザー
ピーター・フォーク
バスター・キートン
●あらすじ
『手錠のままの脱獄』のスタンリー・クレイマー監督、スペンサー・トレイシー主演で贈るスペクタクルコメディ。
ある日、偶然35万ドルという大金の隠し場所を聞いた男女たちが、
大金の在り処を目指して相手を出し抜きながら激しい競争を繰り広げる。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
大昔から誤解していた作品。
ウィリス・H・オブライエンとレイ・ハリーハウゼンの師弟コンビが最後にタッグを組んで
恐竜をアニメートした作品かと思いきや、それは「恐竜の世界」と言う映画だったみたい。
本作のビデオのパッケージもなんか恐竜みたいと思ってたし。
内容としては完全にベタなコメディで、スタントが多めでセットを壊しまくる辺りは
完全にドリフだね!
べたべたな展開は今観ても割といけた。
映画始まって真っ暗な画面のまま3分近く歌だけ聞かせた後、さらにOPが始まって
本編開始するまでに7分近く掛かるとか、途中でインターミッションが入るとか
車で走るシーンがメインながら、背景が合成の特撮とか昔ながらの撮影技法が新鮮な感じ。
コメディ映画ってジャンルは今まで避けてきたけど、これくらい昔のコメディなら楽しく観れるかも?
これからゆっくりとこのジャンルも開拓してみよう。