「エアポート’77/バミューダからの脱出」
原題:AIRPORT '77
1977年 アメリカ 113分
■監督:
ジェリー・ジェームソン
■出演:
ジャック・レモン
ジェームズ・スチュワート
リー・グラント
ブレンダ・ヴァッカロ
クリストファー・リー
ジョージ・ケネディ
●あらすじ
「大空港」から始まった「エアポート・シリーズ」第三弾。
ハイジャックされたジャンボ機が“魔のバミューダ三角海域”に不時着。
次第に沈んでいく機体から乗客の救出が開始されるが……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
ジャンボ機がとんでもないことになるシリーズ第三弾。
毎回色んな危機が訪れるなあと感心するくらいアイデア豊富だね。
前作の操縦席の窓に穴開いたのも凄かったけど、今回は何と飛行機毎海底に沈む。
しかもバミューダ・トライアングルなところがポイント高いよね。
懐かしいなあ、魔のバミューダ・トライアングル。
70年代には良く取り上げられるテーマだったよね。
今回は珍しく話しのテンポと言うか、ジャンボ機が危機になるのが早かった。
だがハイジャック犯たちはジャンボ機が不時着したら全員死ぬか怪我をするかで動けなくなり
話的にも全然絡んでこなくなったり、他の乗客たちのサイド・ストーリーもちょこちょこあるが
結構端折られることが多くて、深く掘り下げないと言うか、端折ってるて言い方が一番適切かも。
しかもシリーズには必ず顔を出すジョー・パトローニ役のジョージ・ケネディが
今回はほとんど登場せず、ほとんどゲスト出演と言ってもいいくらいの出番の量だ。
代わりに主演のジャック・レモンが八面六臂の活躍を見せる。
シリーズとして見ると重厚さがどんどん薄れていってる感はあるが
逆にテンポは良くなってきているので、どちらが良いかと言う感じもあるが
この後ビデオ業界が勝手にタイトルに「エアポート○○」とつけた作品たちよりかは圧倒的に面白いんだろうなとは感じる。
でもいくつかは「エアポート○○」な偽者も観ちゃうんだろうな(笑)