レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

新・少林寺三十六房

2022年01月19日 20時03分43秒 | 功夫/空手/武侠片

「新・少林寺三十六房」
原題:霹靂十傑/DISCIPLES OF THE 36TH CHAMBER
1985年 香港 90分
■監督:
 劉家良(ラウ・カーリョン)
■出演:
 小侯(シャオ・ホウ)
 劉家輝(リュー・チアフィ)
 李麗麗(リリー・リー)
 白彪(バイ・ピョウ)
 李海生(リー・ホイサン)
 元秋(ユン・チウ)
 劉家良(ラウ・カーリョン)

●あらすじ
『少林寺三十六房』の興奮が蘇る最高のクンフー・アクション。英雄たちは再び、宿命の敵に立ち向かう!
『少林寺三十六房』『続・少林寺三十六房』につづく、クンフー映画の巨匠ラウ・カーリョン監督による人気シリーズ第3弾。
『少林寺三十六房』で在家弟子のために36番目の修行房を創設した三徳(サンダ)和尚をリュー・チャーフィーがふたたび演じ、すばらしい風格とクンフーを見せる。
その『三十六房』に飛び込んできた弟子、方世玉(フォン・サイヨ)こそが今回の主役。
『嵐を呼ぶドラゴン』(74)等、多くの映画でえがかれた伝説のヒーローだ。
演じるのは、ラウ・カーリョン監督に育てられた秘蔵っ子、シャオ・ホウ。
目にもとまらぬすばやい動き、小柄ながら強靭な肉体、そして愛敬にあふれた表情で、やんちゃな少年・サイヨを好演。
はじけるような元気のよさに目をみはらされる。
愛弟子の初主演作に、師ラウ・カーリョンも自ら出演。清朝の武官役でクンフーの妙技を見せる。
その武官といざこざをおこしたサンヨが、少林寺にあずけられるのだが、サンダ和尚に反撥、逆に清朝の提督にまるめこまれてしまう…というストーリー。
壁を自在に駆けあがる「飛軒走壁」等、新しい技や訓練が搭乗してたのしませてくれる。
ラウ・カーリョン監督のクンフー・アクションに対する創意工夫は無尽蔵だ。
フン・ヘイクン、ロク・アーチョイ、チュン・マイロクら、少林寺伝説の英雄たちがそろうのも、おたのしみである。
(yodobashiより)

★感想など
劉家輝が再び三徳役でカムバック。しかも三十六房に弟子入りしてくるのが方世玉とは!
中々熱くなる設定だが、肝心の方世玉のキャラクターが腐ってて楽しくない。
三十六房の修行シーンも功夫シーンも少なく、話のほとんどは全く救いのない性格の方世玉の話ばかり。
ラストに戦うのも唐突な感じがあって、全体的にはスッキリしない。
これは興行成績にも現れていて、年間119位。
1985年の1位って何だったっけ? 確か「大福星」だったかな?
他にも成龍の大傑作「ポリス・ストーリー/香港国際警察」とかもあるし、
大ヒット作「霊幻道士」もあった、いわゆる香港映画界黄金の時代。
その時代にこの内容はキツイなあ。
コメント
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