「地獄のバスターズ」
原題:BASTARDI SENZA GLORIA
1976年 イタリア 100分
■監督:
エンツォ・G・カステラッリ
■出演:
ボー・スヴェンソン
ピーター・フートン
フレッド・ウィリアムソン
●あらすじ
エンツォ・G・カステラッリ監督が手掛けたマカロニ戦争アクション。
1944年、第2次大戦中のフランス。
ならず者の囚人たちが護送中にドイツ機の爆撃を受け、混乱に紛れて脱走する。
彼らはスイスへの逃亡を図るが、途中で戦闘に巻き込まれ…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
本作の英語題名は「THE INGLORIOUS BASTARDS」
あのタランティーノが「イングロリアス・バスターズ」を作るキッカケになった作品ですね。
内容の方は正にマカロニ・コンバットで、キャノン・フィルムのアクション映画と変わりがないくらいデタラメだ。
ただアクション面は結構のっぴきならない事になっていて、橋の上から列車の屋根に飛び移るとか
入ってる列車から地面に飛び降りるアクション等は、スタントマンではなく役者本人にやらせる辺り
この監督容赦がない感じ。
全体的に予算も掛かっていて、肩の凝らない戦争アクション映画として楽しめるのは、やっぱりイタリア映画だ。
途中、水浴びしに立ち寄った池で裸の女性を10人くらい登場させるのも、やっぱりイタリア映画って感じだったし。
そんなこんなでマカロニに慣れている方にはオススメできるでしょう。
それにしてもフレッド・ウィリアムソンが出ているとは思わなかった。