レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

鉄拳高 同級生はケンカ王

2009年07月16日 23時49分05秒 | アクション

「鉄拳高 同級生はケンカ王」
原題:MY SCHOOLMATE THE BARBARIAN/我的野蛮同学
2001年 香港 93分
■監督:
 王晶(バリー・ウォン)
■出演:
 謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
 馮徳倫(スティーブン・ファン)
 容祖兒(ジョイ・ヨン)

●あらすじ
超お金持ちのお坊ちゃまで、名門学校に通う秀才エドワードは順風満帆な日々を送っていた。
しかし元彼女に陥れられ、学校を転校する羽目に…。
手違いによって転校した先は野生児の王国、黒社会とも繋がりの深い、悪名高きTBS高校。
そこでは、55脚の並べた机をリングとして、そこから落ちたら負けというシンプルなルールの決闘が日常的に行われており、
その勝敗によって全てが決定されてしまうという恐ろしい学校だったのだ…。

★感想など
「火山高」のパクリなタイトルだなあと思いつつも観てみた。
そしたら、こっちの方が全然面白かった!
アクションとストーリーのバランスが程よく、最後まで飽きなかった。
これはひとえに主演のスティーブン・ファンが、思ったより良い役者だったからだろう。
あと、ヒロインの子は、後のツインズの一人っぽい顔だね。
2000年過ぎからの香港で流行した顔なのか?
ニコラス・ツェーは随分アクションしていたが、もしかしてこいつは結構アクション出来るのかね?
これからはアクション・スターとして認識した方が良いのかも? と、ちと思った。
本作はアクション監督が程小東(チン・シウトン)なので、ラストのバトルは本当に凄かった。
そう言えば、途中二人が日本の格闘ゲームをプレイしているんだけど、あれは何というんだろう?
確か「友情のツープラトン」とか出てたような気がしたが?
だがそんなゲームのアイデアを、ラストバトルに生かしてくる辺りは、流石バリー・ウォンと言う所だな。
とにかく、何かのついでに観てみても、全く損は無い作品である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火山高

2009年07月12日 18時30分28秒 | アクション

「火山高」
英題:VOLCANO HIGH
2001年 韓国 108分
■監督:
 キム・テギュン
■出演:
 チャン・ヒョク
 キム・スロ
 クォン・サンウ

●あらすじ
高校生ギョンスは自身の並外れた“気”が災いし、これまで8つの学校で退学を余儀なくされた。
彼は今度こそ卒業することを固く誓って火山高校にやってくる。
だが、この高校は17年に及ぶ“教師の乱”で荒廃し、生徒たちによる抗争が繰り返されていた。
彼らは、校長が所有する“師備忘録”という秘伝書を我がものにしようと、それぞれ虎視眈々と狙っていた。
そんな中ある朝、校長毒殺未遂事件が起きた。
これを機に、教師陣と生徒たちの秘伝書争奪戦が始まるが、ギョンスも美少女チェイに事態打開を託され、
壮絶な闘いに巻き込まれていく。

★感想など
むか~しCMで観て、ちょっと気になっていた作品。
冒頭の面白さから、これは凄い面白い作品だ! と期待して観続けたが、そうでもなかった。
まず主人公が凄い力を持っているが全然戦おうとしない、いわゆる「ドラゴン危機一発」タイプで
かなりイライラする展開が続く。
赤毛の番長の方が主役級の活躍だった記憶が残るくらいだ。
ヒロインの子は、途中までチョン・ジヒョンかと疑うくらい似ていたような気がする。
ちなみに韓国映画については、ワタクシほとんど知識がありません。
ただ本作が持つ無国籍な雰囲気はイイ感じ。
ほとんど漫画な背景や設定も、徹していて良かった。
和田慎二の漫画が似てるかねえ?
一回くらいは観てもいいかも知れないくらいかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AVP2 エイリアンズVS.プレデター

2009年07月08日 22時44分28秒 | 怪獣/モンスター

「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」
原題:ALIENS VS. PREDATOR: REQUIEM
2007年 米 94分
■監督:
 コリン・ストラウス
 グレッグ・ストラウス
■出演:
 レイコ・エイルスワース
 ジョン・オーティス
 アリエル・ゲイド

●あらすじ
コロラド州のガニソン。
人口5000人余りのこの小さな町で、エイリアンとプレデターの本能を合わせ持つプレデリアンと、対する最強のニュー・プレデターが火花を散らす。
壮絶な戦いは住民をも巻き込んで、町はあっという間に破壊され尽くしてしまうが。

★感想など
駄目だ、これ!
最初はレレレで紹介しようと思っていたが、あまりの駄目さにこっち行きとなりました。
駄目な理由はほぼ一つに集約される。
画面が暗過ぎて、何やってんだか全然見えねえよ!
クライマックスとかは、エイリアン・プレデター・プレデリアンの三つ巴の戦いになるんだが
画面が暗過ぎて、どれがどれだかさっぱり不明!
ニュー・モンスターであるプレデリアンも、最後まで全体像が一度も拝めなかった。
全体の作りがホラー映画な作りは、別に悪くはなかったが。
とにかく、最近の映画にありがちな、常に暗い映像がとにかく最悪。
折角のモンスター映画なのに、肝心のモンスターが見えないんじゃ意味がない。
この監督は、怪獣映画を100本観てからこれを作れ!
駄目過ぎてレレレに行かなかった、稀有な作品でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アポカリプト

2009年07月04日 19時19分54秒 | ドラマ

「アポカリプト」
原題:APOCALYPTO
2006年 米 138分
■監督:
 メル・ギブソン
■出演:
 ルディ・ヤングブラッド
 ダリア・エルナンデス
 ジョナサン・ブリューワー

●あらすじ
マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、妻子や仲間とともに平和に暮らしていた青年の過酷な運命を描くアドベンチャー・スリラー。
監督は『パッション』で世界中に衝撃を与えたメル・ギブソン。
映画経験のない若者たちをキャスティングし、全編マヤ語で前人未踏の映像世界を作り上げる。

誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐジャガー・パウは、妻や仲間とともに平和な暮らしを送っていた。
ところが、ある日、マヤ帝国の傭兵による襲撃を受け、仲間とともに都会に連れ去られてしまう。
そこで彼らを待ち受けていたのは、干ばつを鎮めるためにいけにえを捧げる儀式だった。

★感想など
メル・ギブソン監督作として、超評価が高い作品だったので、前から観たかった作品。
感想としては、娯楽大作という訳ではないので、感想は難しいね。
言語も全て英語ではなくマヤ語だし、登場俳優も誰一人知らない。
奥さん役の腹は、もしかして本当に妊婦だったのか? と言う疑いも浮かんだなあ。
とにかくメル・ギブソンが監督として、かなりのヤバさを誇る人物だと言う事は分かった。
いつものハリウッド映画とは違った魅力があるのは事実。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クローバーフィールド/HAKAISHA

2009年07月03日 22時37分31秒 | 怪獣/モンスター

「クローバーフィールド/HAKAISHA」
原題:CLOVERFIELD
2008年 米 85分
■監督:
 マット・リーヴス
■出演:
 マイケル・スタール=デヴィッド
 マイク・ヴォーゲル
 オデット・ユーストマン

●あらすじ
巨大都市ニューヨークを舞台に、“未知の何者か”が大規模な破壊を繰り広げるSFパニック・アクション超大作。
『M:i:III』のJ・J・エイブラムスによる徹底した秘密主義の下、“映画史上初めてタイトルも隠した映画”として全世界で話題が集中。
監督はテレビドラマ「フェリシティの青春」シリーズなどを手掛けたマット・リーヴス。
自由の女神の頭部が破壊され、突然眼前に落下してくるパニック映像や、巨大都市を崩壊と破滅に追い込む“HAKAISHA”など未曾有の展開に期待。

★感想など
去年相当話題になった作品。
大きな期待を背負って観てみたが、それ程でもなかった。
まず、手持ちカメラがずっと続く映像。
これが観づらい事この上ないうえに、ストーリーが進んでいくうちに
そりゃ無理だろ、と突っ込みまくりだった!
とてもヒドイ状況なのに、憔悴した憧れの彼女や友達をカメラで映し続けるかよ! とか
ビルからビルに移るシーンまでも、カメラで撮り続けるかよ! とかね。
カメラで映した映像と、普通の映画のような撮り方と両方混ぜた方が良かったと思うが。
肝心の怪獣も、ほとんど全身が映らず消化不良。
こういう作りもありだとは思うけどね。
だが話題作りから、あそこまで引っ張って、こちらを「観たい!」と思わせたやり方は凄いだろう!
でもパート2は作らない方がいいだろうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする