レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

透明人間現わる

2012年09月06日 22時40分50秒 | 特撮

「透明人間現わる」
1949年 日本 86分
■監督:
 安達伸生
■出演:
 月形龍之介
 喜多川千鶴
 夏川大二郎
 小柴幹治
 水の江滝子
 伊達三郎
 羅門光三郎

●あらすじ
中里博士は人間を透明にする薬品を密かに完成させるが、秘密をかぎつけた謎の男が薬を奪い透明人間になって、
希代の宝石“アムールの涙“を強奪しようとする。
円谷英二が大映京都撮影所で、「虹男」に続いて特撮を担当した話題作である。
(ぴあ映画生活より)

★感想など
円谷英二が「透明人間」を徹底的に研究して作っただけに、特撮部分などは和製「透明人間」と言える出来。
内容も特撮部分に合うかのように作られた素晴らしい出来栄えだが、かの円谷英二自身は
本作の特撮に納得がいかず大映を退社してしまったらしい。
特撮部分に関しては、素晴らしい出来栄えだと思うんだがなあ。
内容の方は本家より面白いかも。
ただ最後のオチが良く解らなかったけど。
昔は特撮と絡めたスリラーというジャンルは結構あるんだが、最近はすっかりなくなってしまったねえ。
と言うかスリラーというジャンル自体が、すでに無くなってしまったのかもしれない。
淋しい限りだが、その分昔の作品が凄い楽しめるんだけどね。
昔の町並みとかの映像を、古い映画から観るのは楽しいもんです。
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透明人間

2012年09月06日 22時39分19秒 | 特撮

「透明人間」
原題:THE INVISIBLE MAN
1933年 米 70分
■監督:
 ジェームズ・ホエール
■出演:
 クロード・レインズ
 グロリア・スチュアート
 ウィリアム・ハリガン
 ウナ・オコナー

●あらすじ
H・G・ウェルズ原作『透明人間』の初の映画化。
この映画によって透明人間というキャラクターは、
フランケンシュタインのモンスターやドラキュラと並ぶ人気モンスターとして定着することになる。
透明薬を発明した科学者は、薬の副作用で凶暴化して殺人を犯し、町の人々に追い詰められていく……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
子供の頃にジュブナイルで読んだなあこれ。
最初の方の挿絵とか結構覚えていたりする。
でも最後まで読んだ記憶がなかったが、今回観てみてやっぱり記憶は正しかったよ。
あの「キング・コング」と同年に作られているが、シンプルで面白い。
今この原作を忠実に映画化しようとしても、きっと140分くらいになるんだろうなあと思うと
やっぱり昔の映画の方が楽しくてイイね。
古典を楽しめる人にはオススメできます。
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ゲーム・オブ・デス

2012年09月05日 22時30分06秒 | アクション

「ゲーム・オブ・デス」
原題:GAME OF DEATH
2010年 米 98分
■監督:
 ジョルジオ・セラフィーニ
■出演:
 ウェズリー・スナイプス
 ゲイリー・ダニエルズ
 ゾーイ・ベル
 ロバート・ダヴィ

●あらすじ
ウェズリー・スナイプスが主演を務めたアクション。
裏で莫大な金を操作している組織へ潜入捜査を行っていたCIAは、大金に目が眩み裏金の強奪を画策する。
しかし、その行為を許すことができないマーカスは、自らの正義を信じて孤独な戦いに挑む。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
まず「死亡遊戯」と同じタイトルだけってだけでも観なきゃあアカンのに、ウェズリー・スナイプス主演。
しかも共演にゲイリー・ダニエルズとゾーイ・ベルと来た日にゃあ、B級映画として結構期待してたのに
大きく期待外れだあ!
ツマラナイ脚本。変な映像テクニック(?)を駆使して見辛いことこの上ない映像。
50代のオバサンにしか見えないゾーイ・ベルなど、結構辛い時間でしたね。
ただスミス役で出てる人がトミー・リー・ジョーンズだと思って安心して観てたら、
どうも違う人らしい!
凄い似てたけどなあ。
ですが途中のウェズリー・スナイプスの格闘シーンは割とオオッとなりました。
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激突!螳螂拳

2012年09月03日 23時06分49秒 | 功夫/空手/武侠片

「激突!螳螂拳」
原題:螳螂/Shaolin Mantis
1978年 香港 96分
■監督:
 劉家良(ラウ・カーリョン)
■出演:
 姜大衛(デビッド・チャン)
 黄杏秀(セシリア・ウォン)
 劉家輝(リュー・チアフィ)
 李麗麗(リリー・リー)
 張午郎(チャン・ウーロン)
 李海生(リー・ホイサン)

●あらすじ
ラウ・カーリョン監督による傑作クンフー映画。
愛する者を殺された男が螳螂拳を編み出し復讐に挑む。
清の大臣を父に持ち武術に長けた韋風は、清朝転覆を画策しているのではないかと疑われている
名家の田一族を調査するようにと命令された。
そして、一族の長である田老太の孫娘、芝芝の家庭教師としてまんまと潜入することに成功するが、
彼女と恋に落ちてしまい任務と恋愛の狭間で苦悩する。
(DMM.comより)

★感想など
しばらくデビッド・チャンが強いんだか、弱いんだかが解らない展開にモヤモヤ。
ストーリー展開も矛盾が多くてモヤモヤ。
変わりに功夫シーンだけは出来がいいという、なんだか困った作品である。
デビッド・チャンが蟷螂拳の達人ではなく、蟷螂拳を編み出した人だったのにはビックリ。
ラストの闘いのシーンは素晴らしく、今まで見てきた蟷螂拳の中では一番功夫映画っぽくて好みだった。
ラストのオチは正に驚愕としてか言えないんだが、全体的な作りとしてはいびつと言えよう。
まあ後から思い返せば、割と楽しかったなあとかに感想が化けそうだけどね。
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