レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌

2012年09月17日 14時04分02秒 | アクション

「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」
原題:辣手神探/HARD-BOILED
1992年 香港 127分
■監督:
 呉宇森(ジョン・ウー)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 梁朝偉(トニー・レオン)
 毛舜筠(テレサ・モウ)
 陳欣健(フィリップ・チャン)
 黄秋生(アンソニー・ウォン)
 郭振鋒(フィリップ・コク)
 呉宇森(ジョン・ウー)

●あらすじ
「男たちの挽歌」のJ・ウーとC・ユンファが再び手を組んだハード・アクション。
1997年、中国返還直前の香港を舞台に、刑事に扮するユンファと、
麻薬捜査官に扮するT・レオンが武器密輸団相手に繰り広げる戦いを描く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
久々に観たけど、とんでもねえなこりゃ。
30分に一回は「男たちの挽歌」級のクライマックス並みのアクション・シーンが盛り込まれ
さらに火薬量は大幅に強化されているという、一大アクション絵巻!
只のアクション好きなら、十分以上に唸らせるだけの迫力は持っている。
ストーリーの方は完全にトニー・レオンが主役と言ってよく、彼が助演男優賞を蹴ったのも良く分かる。
逆にユンファはそこまで重要な役ではないしね。
まだ若いアンソニー・ウォンの活躍も見逃せない、一大アクション映画。
続編が「ストラングル・ホールド」と言う名前でゲームになっているが、一度はプレイしてみたいかな。
「男たちの挽歌」のドラマ部分が好きだった人には物足りないが、アクション面が気にいっている人ならば
本家以上に興奮出来ること間違いないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修羅の群れ

2012年09月11日 22時18分17秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「修羅の群れ」
1984年 日本 122分
■監督:
 山下耕作
■出演:
 松方弘樹
 鶴田浩二
 菅原文太
 酒井和歌子
 丹波哲郎
 北島三郎
 北大路欣也
 若山富三郎
 天知茂
 清水健太郎
 にしきのあきら
 小林稔侍
 宮内洋
 張本勲
 鳥羽一郎
 グレート小鹿

●あらすじ
原作は大下英治の同名小説。
主演に松方弘樹を迎え、脚本は村尾昭、監督は「徳川一族の崩壊」でもメガホンをとった山下耕作。
撮影も同作品の赤塚滋がそれぞれ担当している。
やくざの世界に踏み込んだ青年が、関東屈指の組織を作り上げていくまでの半生を描いた任侠映画。
時は昭和8年。
稲原龍二は横浜四親分の一人である加東伝三郎に見初められ、極道の世界に足を踏み入れた。
若い龍二は兄貴分の横山からもよく目をかけられ、頭角をあらわしてゆく。
戦後の混乱期も耐え抜いた龍二には、その貫禄から次々と舎弟が増えていった。
昭和24年、熱海を拠点とした稲原組がついに誕生、その後も次々と関東一群に進攻、勢力を広げてゆく…。
鶴田浩二、菅原文太、若山富三郎ら脇役の熱演にも注目。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
凄い豪華キャスト陣である。
特に東映に天知茂が出ているのは、物凄く新鮮だ。
と言ってもゲスト出演だが。
流石に80年代ともなれば、かつての「仁義なき戦い」のようではなくなり
一大やくざ浪漫とも言えるような作りになっているのが特徴か。
主題歌も歌う北島三郎含め、非常に土着的と言うかやくざ的だよね。
しかしキャストを見渡せば、演歌界からプロレス界まで幅広いねえ。
今の時代から見ると、非常にイミシンなキャストだよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

透明人間(東宝)

2012年09月09日 23時06分06秒 | 特撮

「透明人間(東宝)」
1954年 日本 70分
■監督:
 小田基義
■出演:
 河津清三郎
 三條美紀
 高田稔
 土屋嘉男
 植村謙二郎
 藤原釜足

●あらすじ
宝石店を襲撃した男は、何故か顔を包帯で覆っていた。
第二次大戦中に透明人間部隊が存在していたことから、犯人はその生き残りである可能性が示唆される。
事件を追う事件記者の小松は、宝石店に来ていたというサンドイッチマンのピエロに疑惑の目を向ける。
その男のアパートには盲目の少女がおり、ピエロの男は彼女にプレゼントするためのオルゴールを買い求めていたのだった……。
(YAHOO映画より)

★感想など
円谷英二が「透明人間現る」の後に作ったのが本作。
「透明人間現る」の後に本作を観たいなあと思っていて、別のきっかけで自分のライブラリをごそごそとやっていたら
何と俺持ってるじゃん!
早速いそいそと観てみたが、「透明人間」ものとしては「透明人間現る」の方が上。
映画としての出来はこちらの方が上って感じだった。
「透明人間現る」は和製「透明人間」だけに、本家と同じ特撮を作ることに意義があるとも言える。
本作の方はある意味別に透明人間でなくても良い、秀逸なストーリー。
思えばこの頃の東宝は戦争の悲劇みたいな脚本が多かったよね。
しかし同一のテーマで東宝と大映の両方を見比べると、両社の違いが良く分かるねえ。
正当と言うか、真面目・王道な東宝に対し、ちょっと俗っぽい大映。
まあ私はゴジラ・ガメラの頃から、どちらかと言うと大映の方が好きなんですけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拳師~The Next Dragon~

2012年09月08日 11時43分20秒 | 功夫/空手/武侠片

「拳師~The Next Dragon~」
原題:武術/WUSHU
2008年 香港 98分
■監督:
 司徒永華(アントニー・シト)
■出演:
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)

●あらすじ
ジャッキー・チェンがエグゼクティブプロデューサーを務め、盟友、サモ・ハン・キンポーが主演を務めたアクション。
イーとエアーは、父が指導する武術学校で3人の仲間と共に武術を学ぶ。
10年後、武術家となった彼らはある事件に巻き込まれ…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
サモ・ハンが出ずっぱりな上に、本作の最強の敵を自分が倒してしまったのには笑った。
しかも「ベスト・キッド」ばりの鶴キックで!
話の方は現代版「七小福」とも言える内容で、子役が可愛い。
特に女の子は浅田真央みたいで可愛かったよ。
成長したボーイズ達も、弟の方はタッキーみたいな爽やかさがあって高感度高し。
しかし映画としてはあまり出来が良くなく、映像なども中国ぽくてTVドラマと言われても不思議はない。
まあ、この中から将来のジェット・リーが出てくればいいねって感じ。
でも個人的には結構気に入っていたりするが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イップ・マン 誕生

2012年09月08日 11時43分01秒 | 功夫/空手/武侠片

「イップ・マン 誕生」
原題:葉問前傳/THE LEGEND IS BORN - IP MAN
2010年 香港 100分
■監督:
 邱禮潯(ハーマン・ヤオ)
■出演:
 杜宇航(デニス・トー)
 樊少皇(ルイス・ファン)
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
 元彪(ユン・ピョウ)
 林雪(ラム・シュー)
 李力持(リー・リクチー)
 沢田謙也

●あらすじ
ブルース・リーが生涯で唯一師と仰いだ武術家、イップ・マンの人生を描いたアクションドラマの続編。
シリーズ1作目から時代を遡り、若かりし日の葉問の成長を描く。
1905年の広東省佛山。幼い葉問は、陳華順、呉仲素の下で詠春拳の腕を磨き始める。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
主演の杜宇航は、ドニー版「葉問」でデビューしたんだ。
そのせいか、ドニーが演じた葉問のキャラクターを忠実に再現している気がする。
内容はドニー版とは比較にも勝負にもならないが、久々にサモ・ハンとユン・ピョウが同じ画面に映っているのを観れただけで大満足。
思うにゴールデン・トリオが「サイクロンZ」で喧嘩別れした最大の原因と言うか、一番怒ってたのはユン・ピョウだと思うんだよね。
以前ユン・ピョウのそういった話も聞いた気がするし、ジャッキーとサモはその後も割と共演したりしてるんだが
ユン・ピョウはつい最近だもんな。
どんなレレレでもいいから、もう一回三人が本格的に主演する映画作ってくれないかな。
出来れば監督はサモ・ハンで。
そう言えばもう一人の主役である樊少皇だが、観ていてどうにもぞう~さんのイス取りゲームの人に見えて仕方なかった。
と言っても分かる人そんなに多くないだろうが。
すわるゾウ♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする