レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

トランザム7000

2014年01月13日 23時17分40秒 | アクション

「トランザム7000」
原題:SMOKEY AND THE BANDIT
1977年 米 97分
■監督:
 ハル・ニーダム
■出演:
 バート・レイノルズ
 サリー・フィールド
 ジャッキー・グリーソン
 ポール・ウィリアムズ
 ジェリー・リード
 マイク・ヘンリー
 パット・マコーミック
 アルフィー・ワイズ

●あらすじ
トラック野郎バンディットに大富豪が大金を賭けて無理難題をふっかける。
それは「28時間以内にビールを密輸送するためテキサス⇔アトランタ間を往復せよ」というもの。
距離にして往復3,000kmだ。
このビールは禁輸品なので速度超過だけでなく積荷チェックもかいくぐらなければならない。
富豪の挑戦を受けて立つバンディット。
滑り出しは上々だったが、結婚式を逃げてきた花嫁を拾ったことから事態が複雑になり…。
(ザ・シキネマより)

★感想など
いやあこれは中々の傑作だったなあ。
カー・アクション豊富な上に、とにかくノー天気な登場人物たちが勢揃いで、観ていて楽しくなる。
コメディ的なノリで進むのも、明るく楽しく観ることができる要素になっている。
観ている間中は飽きさせない娯楽作として言うことなし。
文句ナシのオススメ作品だ。
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TAKESHIS’

2014年01月09日 22時43分12秒 | ドラマ

「TAKESHIS’」
原題:TAKESHIS’
2005年 日本 107分
■監督:
 北野武
■出演:
 ビートたけし
 京野ことみ
 岸本加世子
 大杉漣
 寺島進
 渡辺哲
 美輪明宏

●あらすじ
2005年のベネチア映画祭でサプライズ出品という特別待遇で大きな話題を集めた北野武監督作。
芸能界で成功を収めたタレント“ビートたけし”と、冴えない中年男“北野”が出会い、
いつしか両者の世界が重なり合い混沌としていくさまを斬新なタッチで描き出す。
大物タレントとして多忙でリッチな毎日を送るビートたけし。
一方、そんなたけしにそっくりな売れない役者・北野は、
しがないコンビニの店員をしてなんとか生計を立てる日々。
ある日、北野は偶然にもビートたけしと出会い、やがて、たけしが演じる映画の世界へと迷い込んでいくのだった…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
結構面白かったよ、これ。但し『個人的には』と付けるべきか。
ようは互いのたけしが見ている夢の入れ子構造。そこまで複雑ではない。
そこよりも、何故こういった内容の映画を作ったのかに興味が沸いて楽しく観ていた。
前作は「座頭市」という娯楽作を作り上げ、大ヒットを達成した。
その次回作としてこれ。
素直な感想を言うと、前作はマーケティングをメインで作ったから。
そうは言っても、随所に自分らしさと言うか、たけしじゃなきゃ作れない「座頭市」になっているのも凄いが。
そして今回は他人を極力気にせず、自分の部分をメインに出して作っている感じ。
但しそんな風に作った作品を、他人がどう見るかもちゃんと意識して作られていると思う。
他者も自分も客観的に見ることができ、他者が自分の言動をどう捉えるのかと言うことが分かっている。
他者の期待にあわせることも出来る。そうなると自分を消す部分の方が多くなる。
代わりに自分を出すと、それを他者がどう見るか、どう思うか、どう影響するのかも分かりつつ
加減しながら自分を出していく。自分を演じていく。
たけしの天才部分はその部分にのみ興味があって、色々やっていくのではないかと思った。
色々やっていく中で他人から評価されていることについては、それ程興味を持っていない。
むしろ他人が自分のどこを評価して天才だとか言ってきているのかについては、すでに把握しているだろう。
それを踏まえて期待に応えていかなくてはいけない時がほとんどだが、たまにはその期待がうっとうしい時もある。
そんな時の作品に思えてしょうがなかったなあ。
観てないけど、松本人志の映画が酷評されているのは、自分を天才だと思っていて(自覚ではない)
それを他人から言わせたい人の結果と、本作を観て思ったなあ。
まあ松本人志を笑いの天才と思ったことは一度も無いので、彼の映画を観たいとは少しも思わないんだけどね。
いーつか、いっぽど観るものが無くなったら観てみようかな。
その前に北野武の他の映画が観たくなったけどね。
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サイレントヒル リべレーション

2014年01月09日 22時42分52秒 | ホラー

「サイレントヒル リべレーション」
原題:SILENT HILL: REVELATION 3D
2012年 米/カナダ/仏 95分
■監督:
 マイケル・J・バセット
■出演:
 アデレイド・クレメンス
 キット・ハリントン
 ショーン・ビーン
 キャリー=アン・モス
 ラダ・ミッチェル
 ローリー・ホールデン
 デボラ・カーラ・アンガー

●あらすじ
コナミの人気ゲームソフト原作サスペンス・ホラー「サイレントヒル」の続編。
深い霧に覆われた街“サイレントヒル”を舞台に、幼いころの記憶を失った少女ヘザーが、
自らの謎に包まれた生い立ちを探る中で封印された街の秘密へと近づいていくさまを、
不気味なクリーチャーの数々とともに臨場感あふれる3D映像で描き出す。
18歳の誕生日を目前にした少女ヘザーは、
サイレントヒルという謎めいた街で起きる不気味な悪夢に苦しめられるようになる。
なぜか幼い頃の記憶がない彼女は、父に連れられ街から街へと転々と移り住み、身を隠すような生活を送っていた。
そんなある日、彼女が帰宅すると、自宅から父の姿が消えていたのだった。
彼女は父の行方を追って、唯一の手がかりであるサイレントヒルへと向かうのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作からきちんとした続編になっている。
しかし短い上映時間で、相変わらずのクリーチャーたちと、街の描写が前作譲りなのが嬉しい。
ヒロインがブサ可愛いのも好みだったが、ホラー映画としては相変わらずの面白さ。
前作と続けて観ても良い傑作だね。
シリーズとしてはこれ以上続けない方が良いとは思うが、どうなんでしょう。
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Mr. BOO!天才とおバカ

2014年01月07日 23時21分15秒 | コメディ

「Mr. BOO!天才とおバカ」
原題:天才與白痴/THE LAST MESSAGE
1975年 香港 100分
■監督:
 許冠文(マイケル・ホイ)
■出演:
 許冠文(マイケル・ホイ)
 許冠傑(サミュエル・ホイ)
 喬宏(ロイ・チャオ)
 許冠英(リッキー・ホイ)
 田俊(ジェームス・ティエン)
 石天(ディーン・セキ)

●あらすじ
精神病院で働く、お金に目がない用務係と女好きの看護師の二人組は、
ある日、新たに入ってきた患者から、海底に沈むお宝の情報を得る。
欲にかられた二人はお宝を手に入れようとするが、患者に振り回されていく……。
(パラマウントより)

★感想など
長い間幻となっていたMr. BOOの第二弾が、DVD化されているとは知らなかった。
去年のハッピー・ザ・ベストの勢いは凄まじく、長年欲しかったものも続々リリースされてるし
昔VHSで買い集めた幻の作品も、次々と低価格でDVD化しているのには驚き。
今HP見たらキング・レコードのSB作品にも手を出し始めてるし、こりゃ今のうち買っとかないとな。
さて本作だが、特に面白くはなかったな。
どうしてこれが香港で大ヒットしたのか、日本人には理解に苦しむが
第一作の「ギャンブル大将」同様に、金やギャンブルに執着している様が受けたのかもな。
リッキー・ホイの出番が増えていたね。
こうして「Mr. BOO!」に繋がっていったのか。
今年は大昔に買ってあるだけの「Mr. BOO!」BOXから、観ていないやつを観るとするか。
あと「悪漢探偵」BOXもね。
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墓標には墓標を

2014年01月06日 23時05分12秒 | 西部劇

「墓標には墓標を」
原題:I Tre Spietati
1963年 伊/スペイン 104分
■監督:
 ホアキン・ルイス・ロメロ・マルチェント
■出演:
 リチャード・ハリソン
 ロバート・ハンダー
 グロリア・ミランド
 ビリー・ハイドン
 フェルナンド・サンチョ

●あらすじ
日本で初めて公開されたマカロニ・ウエスタン『赤い砂の決闘』に主演したリチャード・ハリソンが出演。
幼い頃に殺された父の仇討ちを誓った3人の兄弟の復讐劇を描く。
無法者に夫を殺害されたルイーズは、3人の息子ジェフ、クリス、ブラッドを女手一つで育て上げる。
彼女は息子たちが幼い頃から殺された父の仇討ちを誓わせ、やがて3人は立派な大人へと成長する。
ガンマンになったクリスは母の教えに従い、父殺しの復讐を果たすべく、犯人を探す旅に出る。
そしてある日、無法者のウエストフォールに出会う。
彼こそが父を殺した犯人であると確信したクリスは、ついに仇討ちを試みるが…。
(イマジカBSより)

★感想など
イタリア製ウエスタンだが、マカロニ以前の作品と言えよう。
実際内容はかなりハリウッド的と言え、イタリア製として見ると異色作に映る。
あらすじは悪くないんだけど、細かな整合性がほとんど無視されているのがイタリアっぽいか。
各兄弟のキャラを変えているのだから、各兄弟毎のエピソードとか、兄弟間の絡み。
それに珍しくフェルナンド・サンチョが善人役だが、腕の良いコックの設定も
実は隠れた名ガンマンである等の設定も全く生かされていない。
父親の仇を見つけて倒すまでのくだりもなんだかぐだぐだだったかな?
こう書くといかにもつまらなそうだが、観ている間は別にそこまでつまらんとは思わなかったけどね。
そう考えるとこの頃のイタリア製ウエスタンは不思議と言えるね。
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