レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ある閉ざされた雪の山荘で

2024年06月05日 18時50分03秒 | ミステリー/犯罪

「ある閉ざされた雪の山荘で」
2024年 日本 109分
■監督:
 飯塚健
■出演:
 重岡大毅
 間宮祥太朗
 中条あやみ
 岡山天音
 西野七瀬
 堀田真由
 戸塚純貴
 森川葵

●あらすじ
劇団に所属する役者7人に届いた、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。
新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、
【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。
出口のない密室で一人、また一人と消えていくメンバーたち。
果たしてこれは、フィクションか?
それとも本当の連続殺人か?
彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
元々は去年、西野七瀬が出演する劇場映画として認識はしていた。
去年の段階では観ようかなと思っていたけど、女優西野七瀬に興味を無くした時から、関心は無くなっていた。
しかし流れる予告編を何となく観ていたら、ミステリーとして普通に面白そうだと思ったので
例え西野七瀬が大根だとしても我慢しようと思っていたら、彼女の演技はナチュラルで気にならなかったよ!
まあ上手いわけではないけど、今までのような棒読み全開って感じではなかったので、普通だった。
これなら、これからの西野七瀬には、マイナス・スタートと思って観なくてもいいかも。
で、肝心要の映画の内容の方だけど、スマホとか色々なものが普及した現代で
【大雪で閉ざされた山荘】という、ミステリーの王道展開を実現するためのこの設定には、素直に関心した。
そして予告から気になってたのが、全員役者と言うキーワード。
この言葉を信じると、閉じ込められた山荘における連続殺人事件と言う展開に、
何か従来とは違う一捻りがあるのではないかと、大いに期待しながら視聴していた。
まあそのワクワク感が一体どうなったのかは、是非皆さん自身で確認して欲しい。
それにしても東野圭吾の小説は今まで一冊も読んだ事が無く、映像化作品はいくつか観た事あるのかな?
篠原涼子の人魚のやつって、東野圭吾だっけ?
そんな程度しか知識がないから、なんかミステリーにあんま興味とか無い人なのかなとか思ってたんだけど
昨日ちょっと調べてみたら、思いっきり本格ミステリー大好きっぽいね!
さらにSFとかホラー映画とが、ブルース・リーとかと言ったキーワードが出てきて、凄い興奮したんだけど!
もっと驚いたのが、綾辻行人とかの新本格が流行した頃には、もう小説書いてたんだね。
なんか作風が違ってそうだったから、てっきり新本格の後かと思ったら、そうではなさそう。
そこで勝手に想像したのが、東野圭吾って新本格を土台にして、さらに上に別の見え方と言うか
視点を層のようにコーティングして、別物に見せているのか?
だとしたら、より一層その考え大好きだし、この妄想があっているのかどうか、本当に何か小説を読みたくなってしまった。
多分初期作の方が、本人の趣味とか思想とかが色濃く出てそうだから、
割と初期の頃の作品で面白そうなの、これから探してみるつもりです。
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悪漢探偵V ~最後のミッション~

2024年06月05日 18時49分24秒 | アクション

「悪漢探偵V ~最後のミッション~」
原題:新最佳拍档/ACES GO PLACES V: THE TERRACOTTA HIT
1989年 香港 98分
■監督:
 劉家良(ラウ・カーリョン)
■出演:
 許冠傑(サミュエル・ホイ)
 麥嘉(カール・マッカ)
 張國榮(レスリー・チャン)
 利智(ニナ・リー)
 李元霸(コナン・リー)
 李修賢(ダニー・リー)
 莊泉利(ビリー・チョン)

●あらすじ
国宝である始皇帝の剣が何者かに盗まれた。
すでに引退していたキングコング(サミュエル・ホイ)はその犯人に仕立て上げられてしまうが、
真犯人は”新・黄金コンビ”の姉弟だった…。
(KunGFuTuBEより)

★感想など
「悪漢探偵」シリーズのパート5で、張國榮(レスリー・チャン)と共演している。
さらに監督が「タイガー・オン・ザ・ビート」に続き、劉家良(ラウ・カーリョン)なのも珍しい。
そのせいか、クライマックスは倉庫の中で功夫対決と言う、このシリーズらしくない展開に。
しかも「タイガー・オン・ザ・ビート」と共通しているのが、李元霸(コナン・リー)が功夫担当で
利智(ニナ・リー)が女優なのにヒドイ目にあるところも共通している。
しかし倉庫での乱闘と言うと、「五福星」とかでサモハンが良くやっていたイメージが強く
なんだかその頃の映画の亜流ぽく見えてしまうのが残念だなあ。
それ以外にも脚本とか展開が従来のシリーズと比べてハネてないと言うか勢いが無くて、
これ本当に「悪漢探偵」シリーズかと思ってしまうような出来栄えだった。
でもこれでも、1989年の年間興行収入で7位と言うんだから、驚きだ。
引退していたキングコングの事務所の壁に、映画「キングコング2」のポスターが貼ってあったりとか
偽名として周潤發(チョウ・ユンファ)と語ってた辺りがうけたのかな?
でもまあこれで「悪漢探偵」シリーズは全て制覇。
ただサモハンの福星シリーズと合体した「十福星」はまだ観てないんだよなあ。
当時は新五福星の五人って全く知らない人ばかりだったんだけど、今見ると全員知っているから
近いうちに観てみようかな。
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黄金バット

2024年06月04日 19時32分19秒 | 特撮

「黄金バット」
1966年 日本 73分
■監督:
 佐藤肇
■出演:
 山川ワタル
 千葉真一
 高見エミリー
 筑波久子
 アンドレ・ヒューズ
 青島幸男

●あらすじ
惑星イカルスの軌道を変え、地球に衝突させようという怪人ナゾーの野望を黄金バットが打ち砕く。
紙芝居出身のヒーロー・黄金バットの活躍を描いた冒険活劇。
エキセントリックな世界をうまく映像化しているが、キャスティングから来る東映テイストも濃厚。
主題歌は後にアニメ版でも使用されお馴染みとなった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
確かに主題歌はアニメ版と一緒だった。
内容の方も完全に子供向けのアニメを実写にしたような感じ。
だが主演が千葉真一であり、太い眉毛が中央で繋がっている風貌も相まって、結構劇画臭い。
そして千葉真一による熱さがより物語を熱心なものにしている。
だが設定を知らなかったのもあるが、黄金バットって誰か人間が変身しているヒーローでは無くて
棺桶の中に眠っていたミイラだかゾンビだかが蘇ったヒーローだったんだね。
まさかあの髑髏の顔はマスクではなくて、本物の髑髏だったとは。
まあ東映による特撮物って以外と多くはないから、ここは素直に楽しむとしますかね。
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クロール・スペース

2024年06月04日 19時30分20秒 | ホラー

「クロール・スペース」
原題:CRAWLSPACE
1986年 アメリカ 80分
■監督:
 デヴィッド・シュモーラー
■出演:
 クラウス・キンスキー
 タリア・バルサム
 バーバラ・ウィナリー
 サリー・ブラウン

●あらすじ
通気口を自由に移動し間借人の美女たちを覗き見るアパートのオーナー。
だがその欲望は見ているだけではおさまらなかった……。
「デビルズ・ゾーン」のD・シュモーラー監督による異色サスペンス。
K・キンスキーが怪演。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
まず本作がチャールズ・バンドのエンパイア・ピクチャーズ作品だった事に驚いた。
エンパイアが表示されて始まったオープニングには随分期待したんだけど、イマイチだったなあ。
まあ内容の方は、ようは「屋根裏の散歩者」なのだが、脇が甘すぎてサスペンス性が弱すぎるのが難点だ。
折角通気口から覗いていて見つからないようにしているのに、わざわざ音を立てて気付かせようとしたり
気に入らない人間は次々と殺害していくが、その死体の処理については一切触れていないのだが
只のアパート暮らしでは、その辺はかなり難しいと思うのだが。
他にもキャラクター的にクラウス・キンスキーは良いのだが、それに肩を並べるようなキャラが居ないのが残念。
全体的に雰囲気は良いんだけどねえ。って感じかな。
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マスク2

2024年06月03日 20時08分15秒 | コメディ

「マスク2」
原題:SON OF THE MASK
2005年 アメリカ 96分
■監督:
 ローレンス・ガターマン
■出演:
 ジェイミー・ケネディ
 アラン・カミング
 トレイラー・ハワード
 ボブ・ホスキンス
 ベン・スタイン

●あらすじ
漫画家でいまはアニメスタジオに雇われている小心者の青年ティムは、
ある日ひょんなことから、あの緑色のマスクを被ってしまう。
人格が変わり大胆になった彼は、そのまま家に帰りベッドの中で妻トーニャと愛し合うのだった。
やがて月日は流れ、その時に授かった赤ちゃんアルヴィーが生まれる。
不思議なことに、アルヴィーはマスクを被っていないのに、どうやらスーパーパワーを備えているらしい。
一方、緑のマスクは愛犬オーティスがいつのまにか被っていて家の中は大騒ぎ。
そこへ、マスクの本来の持ち主であるいたずらの神様ロキが取り返しにやってきた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあ、評判通りのつまらなさだったなあ。
流石レビューサイトで100点満点中、6点をつけられただけはある!
まず誰が主役かがハッキリしてないんだよね。
前作の流れからティムが主役かと思いきや、彼は最初と最後しかマスクをつけない。
しかもその間は、ゆうに1年以上は空いている!
では原題のとおりティムの息子かと言うと、これがマスクの力を使ったり使わなかったりで中途半端。
さらに劇中一番マスクを被るのは、何故か別途の犬だったりする。
一番目的がしっかりしていたのは、神様のロキだったね。
また話のテーマがぶれぶれで、ティムは最初子供なんて絶対欲しくないとか言っていたのに
奥さんが妊娠したらそんな事忘れたかのように、一応は子育てをする。
などなど映画が始まってから1時間くらいは、ずっと何かの話の前振りみたいな感じで
全然メインストーリーが進んでいないような印象を受ける。
と思ったら、そうこうしている内に話が終わっちゃったみたいな感じ。
まあ前作は綺麗にまとまった一作だったから、続編とか必要ない感じだったが、
見事に外したなって感じだった。
ただ全編に渡って貫かれている、まるでピクサーアニメを実写化したような
カートゥーン描写は、観ていて楽しいけどね。
じゃあそういった雰囲気なんだから子供向けかと言うと、映画が始まってすぐに精子が卵子にむかって
突撃するCGとかやりやがるからなあ。
そんなの気まずいでしょ。
やっぱり誰向けなのかも不明なところからも、本作は駄作で間違いないでしょ(笑)
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