レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ハイランダー3 超戦士大決戦

2024年07月19日 18時51分11秒 | SF/ファンタジー

「ハイランダー3 超戦士大決戦」
原題:HIGHLANDER 3: THE SORCERER
1994年 イギリス/フランス/カナダ 95分
■監督:
 アンディ・モラハン
■出演:
 クリストファー・ランバート
 マリオ・ヴァン・ピーブルズ
 デボラ・アンガー
 マコ

●あらすじ
戦う事を義務づけられた不死身の戦士“ハイランダー”の活躍を描いた「ハイランダー」シリーズの完結編。
日本の霊山に閉じ込められていた悪の魔術師が工事により400年の時を越え現代に復活。
再び狙われたハイランダーは時空を越えた戦いに立ち向かう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
このシリーズって、意外にもストーリーがちゃんと繋がっているんだね。
この3のストーリーも、きっと2から繋がっているんだろうなと思うんだけど
肝心要の2のストーリーを全然忘れちゃっているよ!
さていきなり舞台が日本になるのは、元々想定していたのか突発的にか。
それはさておき、今回の話は薄かったね。
ワン・プロットを無理矢理95分に引き延ばして映画にしたみたいに、脚本が薄い。
アイデアが一つしかないから、過去の回想シーンを混ぜてくるのも無理矢理感があった。
そう考えると完結編としては、結構辛い内容かな。
だがこれで正伝とでも言うのか、クリストファー・ランバートが主演のシリーズは一区切りなのかな。
以降もハイランダーがタイトルについている映画がいくつかあるけど、きっと設定だけ借りた別物なんだろうな。
それらを観るのは気が向いたらとかでいいか。
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『拳銃無宿』第28話 「恋心」

2024年07月19日 18時49分09秒 | 西部劇

『拳銃無宿』第28話 「恋心」
原題:WANTED: DEAD OR ALIVE
1958年 米 28分
■監督:
 トーマス・カー
■出演:
 スティーブ・マックイーン
 モナ・フリーマン
 フィリップ・パイン
 リチャード・カーライル
 ウィリアム・フィップス

●あらすじ
ジョッシュは、おとり捜査のためニューメキシコ州の刑務所へ潜入した。
そこでトムと接触し、トムが盗んだ5万ドルの行方を追うため共に脱獄する。
その足で真っ先に妻のマーガレットに会い、金を取りに行こうと誘う。
隠し金の場所へ出発したジョッシュたちの後を追うのはジェニングス。
しかしトムに残された時間がわずかだったのだ・・・。
(DVDジャケットより)

★感想など
最近のエピソードは少し捻った脚本が増えてきたが、今回もまた捻ったプロットだった。
まず冒頭からジョッシュが刑務所に囚われていて監獄の中に居るのに驚く。
そこから「アルカトラズからの脱出」ばりに脱獄を実行するが、
その脱獄を何故か阻止せず見過ごす刑務官たち。
この導入部だけでもかなりワクワクするが、その後の展開もまた面白かった。
ジョッシュとトム、さらにトムの妻マーガレットと三人で行動を共にするが
何だかマーガレットとジョッシュが昔馴染であるかのような描写があり、これがまた話に深みを与えている。
話の内容的に敵とか登場しないのかと思っていたら、意外な敵が現れて、全体的に満足感が高い。
それにしても全くもって面白いテレビドラマだ。
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ドリーム・スケープ

2024年07月17日 20時26分14秒 | SF/ファンタジー

「ドリーム・スケープ」
原題:DREAMSCAPE
1984年 アメリカ 99分
■監督:
 ジョセフ・ルーベン
■出演:
 デニス・クエイド
 マックス・フォン・シドー
 クリストファー・プラマー
 エディ・アルバート
 ケイト・キャプショー

●あらすじ
『インナースペース』のデニス・クエイド主演によるSFスリラー。
超能力を持つ青年・アレックスは、とある研究所が行うプロジェクトに参加する。
そのプロジェクトとは、悪夢に悩まされる人の夢に入り込み、悪夢の根源を絶つというものだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「インナースペース」のデニス・クエイドと、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のケイト・キャプショーと
中々の布陣に見えるが、中身はもろB級映画と言った感じの内容だった。
人の悪夢に入り込むと言うテーマは、同年の名作「エルム街の悪夢」と似たプロットである。
本作の脚本を書いたチャック・ラッセルは、後に「エルム街の悪夢3/惨劇の館」を監督するので、何か奇妙な縁がある感じ。
ちなみに「エルム街の悪夢」のプロットを考えたのは監督のウェス・クレイヴンなので、本プロットのぱくりではないし、
チャック・ラッセルから内容を聞いた訳でもないだろう。
さて「エルム街の悪夢」と比べていると、本作もいかにもホラー映画のように聞こえるがそんな事は無く、実はSFである。
人の悪夢に入り込むSF描写も中々良くて、観ていて楽しい。
他にもアクションや恋愛要素など、色々な要素を混ぜ込みながら展開していく内容は、一重に脚本の力が大きい。
だが演出面がその脚本を活かしきれておらず、全体的にもたついてる感じになっているのが残念なところだ。
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『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第3話「母の推し事」

2024年07月16日 19時13分39秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第3話「母の推し事」
2024年 日本 24分
■監督:
 ヤングポール
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次
 望月歩
 天川れみ(LINKL PLANET)

●あらすじ
リコ(与田祐希)たち三姉妹は、ふと家中が謎のアイドルグッズで溢れていることに気が付く…。
その謎のアイドルの正体とは、母がハマっている推しだった!
アイドルに侵食されまいと小向家の危機を脱するため、早速リコたち三姉妹が調査を開始すると、
想像以上に沼へとハマっていることが明らかに。
いい“推し変”がないかと考えたリコは、母を連れて矢島模型店へと向かう。
母娘でプラモデル作りをすることで、徐々に母の胸の内を知ることに…
(テレビ東京より)

★感想など
今回は母親役の浅香唯がアイドルのプラモを作ると言う話。
主演の与田祐希、共演の石田悠佳含めて正に新旧のアイドル揃い踏みと言った感じである。
まずアイドルのプラモデルがある事に驚くが、でも今は何のプラモもあるんだろうなと思うと不思議ではないか。
人のプラモ自体は昔からあって、私が作った事あるのは、キン肉マンの超人のプラモ。
子供の頃の話だけど、二体セットで600円くらいじゃなかったかなあ。
頭、胴体、両腕、両足のパーツくらいしかなくて、全然可動しないプラモだったけど、作っていて楽しかったなあ。
あと人形のフィギアと言えば、子供の頃からある、タミヤ人形改造コンテストだっけ?
戦車とかのキットについてた1/35の兵士のフィギアを改造してジオラマとかにするあのコンテスト。
あのコンテストで入賞している作品たちの写真を眺めるの大好きだったなあ。
一体どうやったら、こんな凄い事が出来るんだって興奮しながら読んでたよね。
あのコンテストの全ての歴代の作品が紹介されている本とかHPとか無いかな。
さてそれより気になったのが、今回の与田祐希。
確か劇中で「ギブバース」って四回は言っていた。
最早何にでも「ギブバース」って言っているきらいがあるが、そんな事よりもそういったリコの態度に違和感。
なんだかリコだけ、この世界観では浮いている。
まるで役者が同じだからのように、リコ自身がこの「量産型リコ」と言う世界をすでに3度目として生きている感じ。
ようは何かあたし、色々とこの世界のルールとかお約束を知っていますよ的な感じ。
それは矢島模型店の女の子も同様な感じがして、この子自身がこのドラマ二度目の出演であるなら
同じようにアオと言う役の女の子も、この世界のルールとかお約束を知っている風なのだ。
だがやっさんはそんなルールとか知らない一度目って感じ。
その事を知っているのか、アオの方がやっさんに対して色々と教えて楽しんでいるかのような演技をするのだ。
この辺って狙ってやっているのかなあ?
だとしたらもうちょい控えめと言うか、もっと上手くカモフラージュして欲しいかな。
ちょっと気になるこの辺。
まあこんな考えがあっているのか違っているのかも含めて、次回以降を楽しみに待とう。
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ヘルレイザー2

2024年07月12日 21時39分06秒 | ホラー

「ヘルレイザー2」
原題:HELLBOUND: HELLRAISER II
1988年 イギリス/アメリカ 99分
■監督:
 トニー・ランデル
■出演:
 アシュレイ・ローレンス
 クレア・ヒギンズ
 ケネス・クランハム

●あらすじ
モダンホラーの旗手、クライヴ・バーカー原作のホラーシリーズ第2作。
魔道士たちから逃げ出したクリスティは精神病院に収容される。
ところが院長は以前からパズル・ボックスの研究を進めており、
忌わしい継母・ジュリアを復活させてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
クライヴ・バーカーが前作を監督してヒットさせ、来日してキャンペーンをしていた時に
行く先々で「あのパズルボックスの秘密は?」とか、「魔導士の正体は?」と聞かれ続けるので
その答えを提示するために続編を作る事を決意したらしい。
だがバーカー自身は監督第二作となる「ミディアン」の準備を進めていたため
続編の監督は前作で進行をやっていたトニー・ランデルを抜擢。
俳優陣は前作の娘役アシュレイ・ローレンスと、継母役のクレア・ヒギンズが続投。
だが主役だった父親役のアンドリュー・ロビンソンは出ていない。
一人一人解説していくと、前作だけだが父親役のアンドリュー・ロビンソンはどこかで見た事あるなあと思っていたら
スタローン主演の名作「コブラ」で、スタローンに対してイヤミだっぷりの上司役だった人だった。
あれは非常に印象深かったが、それより上の世代の人には「ダーティハリー」の犯人役の方が、印象に残っているかも知れない。
娘役のアシュレイ・ローレンスは、透明感のある美少女感っぷりが前作では光っていたが、
本作ではちょっと大人になった感じがして、それもまた良かった。
一方継母役のクレア・ヒギンズは、前作・本作共に一番演技力の高さが目立っていた。
特に本作の役どころは、前作で愛人がやっていた役をやっており、中々見応えがある。
他にも監督が代わっているが、全体の雰囲気等は前作に似ていて中々良い。
特に話題になったのが大迷宮の描写で、当時観た時は壮大に感じたなあ。
まあストーリーが前作から直接繋がっているし、俳優も同じなので内容が頭に入りやすく面白い。
昔はここまでしか観てないけど、その後知らぬ間にシリーズも11作くらいまであるらしいね。
ホラー映画でこのパターンは、大抵ダメにしかならないんだけど、それも含めて全部観ていこうかなと。
この後のシリーズも楽しみ楽しみだ。
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