♪減塩 運動 胡麻ッ麦茶 というSUNTORYトクホ飲料のCMがヘンにツボに来てしまい、ホムペにアクセスまでしてストリーミング動画をリフレインした挙句、最近は台所作業などをしていてもつい ♪ゲンエン ウンドー…と口ずさんでいる始末。
「…胡麻ッ麦茶」から次の「♪減塩」に行くときの、アナログレコードミゾ傷による針飛びみたいな、ケッつまずいたようなリズムが、つい無限リフに陥る原因でしょうね。クラシックでもポップスでもCMソングでも、流れるようななめらかなリズムで甘美なメロディーとかだと、聴いたその場は感動するんだけど、脳内リフはしないですもん。
「どっかで一箇所スムーズでなくケッつまずく」…記憶に残る鍵はこれですな。思えば人生のすべてがそんなもんです。すらすらっと円滑に円満に終わったことって記憶にあまり残らない。
高橋克実さん演じるサラリーマン。イヤ実際、早起き→満員電車通勤→ランチ場トル→残業→接待→付き合いハシゴ→(最初に戻る→…)してたら、さらに運動なんかする元気残ってないよ、と言いたいお父さんは多いでしょう。「こんなに疲れてるのになんでメタボるんだ」みたいなね。
俳優として高橋克実さんの顔と名前が初めて一致したのは96年のドラマ『ピュア』。高橋克典さんの働くレストランのマスター役。当時はエンディングクレジットを見て、名前の字並びがあまりにも克典さんに似ているため、「ひょっとして兄弟俳優?」と、劇中、克典さん似のキャラを必死に探したりしたものです。「徹さんが狙ってる勝部演之さんの息子の、弟のほうかな?」なんて(それは幼き日の崎本大海くんでした)。
当時はさしたる特徴は(頭髪的にも)ない脇役さんに見えました。
02年暮れ頃に『トリビアの泉』での名MC、と言うかイメージキャラクターみたいになっておられるのを見ましたが、その前年ぐらいにロンドンブーツ一号二号のトーク番組『赤ちゃん金ちゃんしゃべる部屋』で「おっかしいでしょうこんなアタマ」と当時のウルトラ無理やり横分けヘアの“フタを開けて”見せてくれたのがいまだにいちばん印象深い。ドラマでのブレイク作となった『ショムニ』は実は一話も見たことがなかったのですが、この人見かけ以上におもしろいかも!と思った通りの文字通り“開”花となりました。
『交渉人』では1話から、いきなりわざとのようにでっかい耳ウォーマー装着で、これでヒゲ生やせば“黒いお茶の水博士”だぞってぐらいの勢いでしたが、2話以降どんなんなったか結局見届けないまま昨日(28日)最終話だった模様。
そう言えば『交渉人』の舞台になっている警視庁捜査一課特殊犯捜査係=“SIT”って、先日もNHKニュースで小耳にはさみましたが解説部分を聞き損なってしまった。結局、何の略なんだろう。S・I・T。
月河の身辺では「サッと・行って・捕まえる」の略ではないか、との意見が大勢を占めています。