先週NHK BS-2で7夜連続放送された『とことん!石ノ森章太郎』、放送中の『キバ』ウォッチャーとしては看過できず、昨日(29日)20:00~の第7夜『仮面ライダーシリーズよ永遠に』をHDDに最高画質で録画。
とにかく深夜26:45までの7時間弱ですからね。VTRでは3倍モードでも途中で1回テープを入れ替えなければならないし、まして翌日曜は朝7:30『炎神戦隊ゴーオンジャー』からレギュラー録画もある。夜中の3:00にごそごそ起きてテープのガシャ出し入れなんかとてもできない。
というわけで、今回は「HDD内蔵レコーダー買ってよかった」を心から実感の初体験となりました。
……しかし、一夜明けて、朝寝坊の9:00過ぎ、“録画済みリスト”見ると、この1タイトルで420分。最近は、居間のHDDから、高齢家族就眠後いつでも自室デスクのPCで再生できるDVDにムーヴしてファイナライズして、初めて録画一丁上がりと思っているのですが、「VTRじゃなくHDDに録画してよかった」が実感できるレベルの画質に焼くには、チャプター分けした上で、DVD4~5枚要する。
いつものように高齢・非高齢ともに家族の誰もTVもレコーダーも使用してない深夜・早朝の時間を選んでダビるとしたら、うまくいっても2~3夜かかるわけ。
ここまで作業予定組んで改めて自問してみたのですが、『仮面ライダー』って、月河の中ではあくまで“特撮TV番組”であって、石ノ森漫画(ご本人は晩年“萬画”とコンセプト表記しておられたようですが)ワールドの実写化、ではないんですね。
石ノ森(←やはり“石森”のほうがしっくりくる)作品は、月河にとって『佐武と市』『サイボーグ009』ぐらいまでで止まっている。石ノ森さん自身のご活躍と仕事量をよそに、月河の中ではそれ以上には拡がらなかった。
『クウガ』以降の所謂“平成ライダー”、特にリアルタイムで接した『龍騎』以降の作品は、OPクレジットに“原作 石ノ森章太郎”とあっても、言われなきゃ思い出さない…って、いやまさかそこまで失礼千万ではないまでもですよ、せいぜい“背景の地盤のそのまた地底が地続き”ぐらいの認識でしか観て来ませんでした。
冒頭のスタジオでは、スタジオにはライダー変身前OBとしてV3宮内洋さんと、555半田健人さんの2ショットも見えました。最近は昭和歌謡・高層ビルコメンテーターとしてNHKにも、民放クイズ番組でも重用されている半田さん。宮内さんはナマ出演姿は『深夜戦隊ガリンペロ』以来のような気も。BS‐2なればこその時間枠の長大さとも相俟って、スペシャル感はひとしお。
しかし420分。ふぅーーー。チャプター分けダビングの練習にもなるからきっちり保存はするつもりですが、“お宝映像”として以上の体温で、完走視聴できるかな。