雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

東日本のOB会に出席して

2008-06-14 19:24:37 | カワサキワールド
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6月13日、東京であったカワサキモータースジャパンの東地区OB会に出席した。
ホントにいい会合であったし楽しかった。
楽しかったとはこういう1日のことを言うのだと思う。
いろんな思いもあるのでいろんな角度から、シリーズで思うところを纏めてみたい。


この会合は15回目の記念会合である。
15年前、私は現役であった。
当時、田中誠さんや足立さんや、松田与一さんからOB会発足のご相談があった。

当時はまだカワサキオートバイ販売という社名であったが、この会社の生い立ちとそれを繋いできた方々は普通の会社に比べて非常に特殊であった。

もともと川崎明発(メイハツ)と言う会社が、東京の金町にあった。そのメイハツに川崎航空機はエンジンを提供していたのである。メイハツがメーカーであった。
その後、川崎航空機は自ら二輪車の一貫生産を目指し、メグロも引き継いで明石工場で二輪生産をスタートするのである。

このメイハツとメグロのメンバーが中心に販売会社として「川崎自動車販売」(通称カワ自)という会社を設立し、東京の神田岩本町にその事務所があった。
1960年ごろのことである。
その後65年にカワサキオートバイ販売(カワサキ自販)と名称を変更したのである。

この会社の構成員はメグロ、メイハツの出身者、その後地方の代理店の従業員、川崎航空機からの出向者、この会社独自の定期採用者などで構成されていた。

通常会社のOB会は定年をその会社で迎えたもので構成される。
然し、出向者は元の会社に戻ることが殆どだし、のれんわけ制度でオート売店に転身した人も多いも多い。またメーカーに転籍した人もいる。

そんな複雑な会社のOB会だから、極端に言えば『1日でも勤めた実績があればOK』と言うことにしたのである。



今回の東京の会合に集まったメンバーはまさにそんなメンバーだった。
メイハツの金町時代の84,5歳の長老たちやその頃、お嬢さんであった女性たち、
関東地区の現在はカワサキの販売店をしているメンバーたちも大勢集まって本当に賑やかであった。


現在のOB会の会長はメイハツ出身の石塚君、副会長はメグロ出身の海老沢君である。
気安く呼んでいるのは、私と一緒に仙台事務所を立ち上げた時の仲間なのである。

私は久しぶりのOB会であったが、神田岩本町時代にお会いした諸先輩方はみんな80歳を越えているのにお元気だったし、今現役のオートバイは販売店の皆さんとも、昔の仲間に戻ってのひと時を過ごせて、本当によかったと思っている。


こんな、ちょっと不思議なコンセプトで結ばれたOB会である。
その当時の田中さんも、苧野、清水屋さんも足立さんも故人になられたが、当時の想いを受け継いで、こんなメンバーが集まる会合が盛大に行なわれるのもカワサキの独特のよさだと思っている。

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