雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

夏の高校野球で思うこと

2010-07-28 05:34:02 | スポーツ
★各地で夏の甲子園出場を目指して熱戦が展開されている。
既に甲子園出場を決めたところもある。

兵庫県でもベスト4をかけての4試合が行われた。
いわゆる準々決勝である。
本来なら、熱戦が展開されてしかるべき8校なのである。

ところが、この試合の4試合のうち3試合がコールドゲームなのである。
神港学園―長田        11-0  5回コールド
神戸国際大付ー伊丹西    7-0  7回コールド
報徳学園―市神港       8-1  8回コールド

ルールなのだからコールドゲームは仕方がないが、圧倒的に私学が優勢なのである。
最近は甲子園の全国大会でも、圧倒的に強いチームが多く、野球ではなくてラグビーのような得点差になることも多い。


★もともと学校は学業をする所で、そこに通う生徒たちが、それぞれいろんなスポーツをするそんな形だったのだが、
最近は、スポーツをするためにその学校にはいる学生も多く、それがさらに先鋭化して全国から優秀な選手を集めて、あたかもプロのようなチームを作り上げるところも多い。

昔も幾らかはそういう傾向もあったが、ちょっと最近はひどすぎるような傾向である

兵庫県の大会で驚いていたら、宮城県の決勝戦では、もっとひどいことが起こっていた。[
仙台育英が気仙沼向洋を相手に『28-1』である。
決勝戦だから、多分コールドゲームがなかったのだろう。

堂々と戦った高校野球の結果を『ひどいことが起こっている』と書くのは、まことに不適切だとは思うが、決勝戦だけに本音で言うとそういう感じになってしまうのである。


★どうすればいいにか?と言われると即座に名案も浮かばないのだが、

何となく、『これはおかしい』と言わざるを得ないような状況なのである。



昨日は久しぶりに、明石に行ったので母校によってグランドまで行ってみた。
もう新チームなのだろう練習が始まっていた。

近くにいたテニス部の女の子に、野球部は何回戦まで行ったのと聞いたら、
『3回戦で須本に負けた』と答えが戻ってきた。
野球部の先輩でつい何年か前までは、OB会の役員などもやっていたのだが、
夏の大会になっても、最初から甲子園など、夢のまた夢と、期待もしないのが現状である。

『名門明石』の名前も、あの中京―明石の25回戦を戦った先輩たちがこの世をさられて、一緒に何処かへ行ってしまったのかも知れない。
この選手たちは、まだ夏も始まらないのに、春の選抜を目指して練習に励むのだろうか。

  

コメント (4)
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