雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

アメリカのよさ、日本のよさ

2010-08-06 05:23:11 | 発想$感想
★7月の初めに孫たちがアメリカから、夏休みで日本にやってきて、日本の暑い夏だが精いっぱい楽しんでいる。
カリフォルニアにいれば快適な夏が過ごせるのに、わざわざ日本まで戻ってくるのは、それなりに日本の良さもあるのだろう。

子供たちが一番楽しみにしているのは、日本にいたときの友達たちとの再会のようである。
ちょっとの期間だが学校にも入れてもらい、サッカー部にも入れてもらって試合などにも出して貰ったりしている。

再会と言えば、アメリカで同じ地区にいた友達や親御さんが日本のあちこちに戻ってきていて、
子供たちだけでなくお母さん方も入れての会合を先日は名古屋で、東京に戻った人も入れてやったりしていた。
昨日は、カワサキに勤めている方のお宅に関西の人たちが集まったようである。

そんな人の繋がりも、特にアメリカという外国で一緒に過ごしたことは、何かちょっとした結束みたいなものを感じるし、
かっての日本での人たちとのお付き合いも、いつもは離れて会えないだけに絆が固くなるような感じである。
日本にいる短い1カ月ほどを、それこそ精いっぱいに、遊んでいる。
子供たちだけではなしに、このごろの『アラウンドフォ―テイー』はお金がないないと言いながらも、よく遊ぶものである。


★そんな日本での夏休みも、あっという間に過ぎて、今度の日曜日にはアメリカに戻っていくことになっている。

アメリカでは安く買える土産物をカバンいっぱいに詰めて持ってきたが、今度は日本でしか安く調達出来ないものを一杯買いこんで持って帰るようである。
ラーメンとかのスーパーで売っている普通のものだが、アメリカで買うと高いそうである。
三木の焼肉屋の『こざる』の焼肉のたれも買って帰るはずである。
お米もそうだし、うどんも、そばも焼肉も、みんな日本の食いものは繊細で『旨い』ことは間違いない。


★アメリカで住んだことはないが、アーヴアインのあの辺りは、カワサキのオフイスにも近く何となく雰囲気は解っている。

そこでのアメリカの生活も、もう5年以上になって、
子供たちは、特に小学校4年の下の子は、日本文字よりヨコ文字の方が読みやすいのかもしれない。
道路標識の長いローマ字も一瞬のうちに読んでしまう。
上の二人は2年前に英検2級に通って、この夏は英検準1級を日本で受けて通っていた。
満点38点のうち35点だったが、マイナス3点は態度が悪かったかな?などとうそぶいていた。
英語を学問と言う感覚はぜんぜんないようで、通って当然という態度は半分アメリカ人である。

中学校の方はまだ何とかなるが、下の小学4年生は日本語は話せるのだが、大人の人と話すときの言葉遣いが何処でも『身内語』のレベルである。
アメリカは誰でも、You だし、先輩後輩もほぼ同等なので、仕方がないのかもしれない。
中学2年生の次男は、こちらのサッカー部に入れて貰ったら、1年生がちゃんと先輩扱いにしてくれて喜んででいた。


★温泉はいいし、バスはあるし、食べ物は旨いし、日本もいいところいっぱいである。
市役所の対応の良さなどは、アメリカと比べたら段違いによくて『感激』するくらいのレベルなのだが、
滞在中に、向こうの生活にも慣れた娘が漏らした幾つかの話、これは日本のよさなのか、あるいは欠点なのか?

●『信号を守らない』
確かに兵庫県は信号を守らない。黄色の信号で止まる車など皆無である。
札幌で2年暮らしたが、札幌では黄色の信号でちゃんと止まる。多分冬の交差点が危ないので、夏にもその習慣はそのまま残って守られている。
兵庫県が悪くなってしまったのは、多分あの阪神大震災の時の裏道の大渋滞からだと思っている。

●アメリカの人たちは決めたルールはちゃんと守る。これは徹底している。
横断歩道を人が歩いて渡ることなどめったにないのだが、人が渡っているときは渡りきるまで停車である。
日本のように半分渡ったらGOなどいい加減なことをすると必ずポリさんに捕まると言う。
警官の数が日本と全然違って何処にでもいっぱいいるそうである。

●警官の数や、公園の管理などは徹底してやるから、税金は高いが住宅地も公園と同じレベルで綺麗である。
犬のふんなどの対策も日本とは比べ物にならぬくらい徹底していて
行政が入れる袋から捨てる場所、かごまで用意万端整っている。
日本のように、糞を持って帰れとはいうが、その糞をみんなどのように処理しているのだろうか?
そこまでは行政は考えない日本と違ってどうすれば最後まで対策できるかを考えているのである。



●社会で、『人に迷惑をかけない』と言うのが一般的である。
小学校の子供は、親の付き添いなしには公園も歩けないし、独りで留守番もダメである。
キャンプ地など決められたところ以外でバーべキューなども酒を飲むこと自体が禁止だそうである。

多摩川のバーべキューや花火、飲酒など、考えられない出来事のようである。花見の風習も勿論ない。

●アメリカは危険は自らが注意して守れと言うのが一般的である。
山道にガードレールなどはないし、ましてや池にフェンスなどあったりはしない。

日本は税金が、役所の建物やガードレールやものに使われ過ぎであるよのも思う。
何処の役所も立派だし、道なども綺麗である。ちょっとやり過ぎかなと思う。


★勿論、日本もいいところいっぱいだが、海外生活を経験した日本人もだんだんと多くなる趨勢だから、
アメリカの良さなどは是非身につけて、一般社会の中で『世界の常識』として広まればいいなと思っている。
コメント
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