★ 3月4日の『カワサキの想い出、そして未来』も、もう2日後に迫った。
集まるメンバーも、カワサキだけでなく、ヨコにいっぱい広がって、NPO法人 The Good Times のメンバーが開催するにふさわしいものに仕上がった
この『カワサキの想い出、そして未来』がココまで盛り上がったのは、
このイベントの主催者、平井さん独特のあの雰囲気と熱意があったことがベースなのは、間違いないのだが、
それを支えた周囲の人たちのうち、
特にbunCさんと、 ねこさんの力が大きかったと思うのである。
★bunCさんとは、ホントにひょんなことで、ブログで繋がった。 NPO に参加したいと言うので、カワサキマイスターに紹介したら、
NPOにも参加したし、カワサキのバイクも買ったし、ネットに強いことも解ったので、NPOのアシスタントになってもらった。
NPOのブログのこんなシステムを持ち込んだのも、Tumblrを創ってくれたのも、
Facebookのファンページを作ってくれているのも、みんなbunCさんなのである。
こんな才能は、私や平井さんは持ち合わせたいない。
『カワサキの想い出、そして未来』のこんな案内サイトを作ってくれたのは、bunCさんなのである。
最高のメンバーが集まったのは、このbunCさんが作ってくれたサイトのイメージの高さのお陰だと思っている。
★もう一人は、平井さんとは長年のお付き合いの『ねこさん』である。
私も、ブログで繋がったり、MFJのふれあいミーテイングでお会いして面識はあったのだが、一緒に取り組んだのは、今回初めてである。
最近はあまり流行らない言葉だが、『男勝り』と言うのがあるが、私の様な旧い人間から言えば、まさに『男勝り』なのである。
サーキットを走るとは聞いていたが、鈴鹿をまさか2分40秒で走るとは、知らなかった。
「マシンも時代も違う」と言えばその通りだが、カワサキが初めて鈴鹿を走った90ccのロードレーサーを駆った山本隆君は3分40秒が切れなかったのである。
安良岡健さんがテストしていたカワサキのGP125ccは2分50秒がなかなか切ることができなかったのである。
金谷秀夫が一時持っていた250か350の鈴鹿の記録タイムが、確か2分40秒前後だったと思う。
昔のレースしか知らない私などにとっては、2分40秒というタイムはまさに『男勝り』なのである。
そんな、ねこさんだが、今回のイベントの企画や広報で見せた動きもすごかった。
ブログでの広報も、 鈴鹿8耐のシンガーソングライター 左嵜 啓史(サザキ・ヒロシ)氏を 登場させたのもねこさんなのである。
ちょっとヒントを 言ったら、どんどん勝手に走って、『太一ちゃん』を連れ出してくれたり、SEMBAの岡田さんに電話したりしてこのイベントの一層のレベルアップを図ってくれた。
★極めつけはUstream で、このイベントの実況中継を全国に流そうと言うのである。
Ustream として今回のイベントで一番効果的なのは、午後、川重の明石工場内でやるトークショー、
1.創成期の60年代のレース活動 メンバー 大槻幸雄、山本隆、金谷秀夫、歳森康師、星野一義 と私
2.70年代のレースとZ1などの開発物語 メンバー 大槻幸雄、稲村堯一、百合草三佐雄、清原明彦、ケン鈴木
3.80年代のレース活動とTeam Green メンバー 平井稔男、清原明彦その他ライダーたち多数
が一番いいのだが、今からの調整は難しいので諦めて、夜のパーテ―だけにしたのだが、ツイッターとの連動で、どちらも実況展開しようと検討しているのである。
昼間以上に華やかなメンバーになるので、実況放送も事前PRも、事後のテープによる放映も、大丈夫OKなのである。
撮影してくれるのはプロだから、こちらのトークさえ上手くやれば、オモシロイものになることは間違いない。
NPOの公式ツイッターと連動させたら、全国13万人に向かっての情報発信が可能なのである。
どんなことになるのだろうか?
★永年お世話になった二輪の世界は、なかなかオモシロイ世界である。
特に末端のユーザーとメーカーが他の商品とは比べものにならないくらいその距離は近く親密なのである。
なのに、日本独特の消費者よりも業界を大事にする『護送船団方式』の体質が災いするのか、なかなかユーザー中心の動きにはなりにくいのであるのである。
現役の最後のころ、後には自動車工業会の会長にもなられたホンダの宗国さんと、水島さんたちと一緒に創ったNMCAだが、
現状は、その一番肝心のユーザーの段階が抜け落ちた展開になってしまっているように思ったりする。
この『カワサキの想い出、そして未来』に集まったメンバーは、
あくまでも一般のユーザーたちを中心に、
ライダーたちも レースの世界を纏めるMFJのメンバーも、全国オートバイの販売店も、それを纏める協会の会長の吉田純ちゃんも、業界誌紙のメンバーも、メーカーの現役も、OBも
みんな横一線に繋がって、NMCAが目指すような集会になっている。
NMCAのある方とご縁があって、先日、NPO The Good Times の個人会員に参加して頂いた。「Ustreamで見せて頂きます」と言っていただいている。
NMCAも、メーカーも、この業界に携わる全ての人が、高い理念をもって前に進んで欲しいと願うものである。
『カワサキの想い出、そして未来』もそんな方向へのお手伝いの第一歩になれば、『そして未来』と名付けた意味もあるかと思うのである。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。(会員さんのon time のブログもツイッターもFacebookも)