★昨日は、母のふた七日の法事で、明石の長寿院に行ってきました。
長寿院は明石の子午線が通っている明石市立天文科学館の直ぐ南側に位置しています。
先代のご住職には、私が小学生の子どもの頃からいろいろご薫陶も頂いたのですが、今のご住職にはお気軽にお付き合いを頂いています。
今回、母を亡くし49日までの7日ごとの法要も、わざわざ三木までご住職にお越しいただくのも、大変なので長寿院の本堂でお願いできないかとお願いしたら、快くお引き受け頂いたので、その初めての仏事に明石まで行ってきました。
立派な本堂ですが、天井はこのようになっています。
1枚1枚を施主が奉納したものです。
いつごろのことだったでしょうか、私も1枚だけ奉納したのですが、ちょうど座った真上にこんな形で名前が載っていました。
仏事に入る前に、ご住職と30分ほど雑談していたのですが、
その横に、こんな立派な写経の額がありました。
写経とは、仏教において経典を書写すること、またはその書写された経典のことを指す。
と辞書には書かれています。
このような文字がこのような大きさで書かれているのです。
檀家の方の写経だそうですが、これは見ごとです。
★雑談の中で、長寿院の今の話になりました。
お寺もいろいろとあるそうです。伯父は長寿院の檀家総代をしていて、戦前は松平家のお殿様のご子孫がお盆に来られたら、伯父の家に泊まられたりしていました。私はそんな昔流儀のお付き合いが嫌で、三木に移ってきたりもしたのですが、
ご住職は、『もう80にもなったのだし、長寿院のことも少しは手伝え』と仰るのです。どんなことがあるのかよく解りませんが、関係のある明石の方のお名前を聞くと、存じ上げている方もおられるので、ひょっとしたら口説き落とされるかも知れません。
『もうすぐあなたもお世話になるのだから』と言う意味なのかなと思ったりしました.
今のご住職はご養子ですので、戦前や戦後の長寿院のことなど私の方が知っていることが多いのかも知れません。
それは、ともかく、
あと1ヶ月、49日の法要まで、墓石への戒名の彫り込みなど、あと少し残っていますが、ほぼ目途が付いて、ホッとしています。
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