★安倍さんが来年4月から消費税を8%に上げると宣言された。
マスコミ、テレビなどなどなど、識者や専門家もいっぱい登場して賑やかである。
私は年金生活者、そのほかには何の収入もない。
アベノミクスとか景気がよくなるなどと言っても年金が上がったりはしないし、むしろ年金は下がるとか言っている。
今も1年に年金生活者は12万円の負担増になるとかいろいろテレビで言っていたが、別に、消費税に反対などとも思わない。
まあ、成るようになるだろうと思っている。
少々世の中の状況が変わっても、『それに合わせた自分の生き方を創ればいい』と思っているのである。
★80年人生を生きてきて、 お金のことで振り返ってみると、
●昭和20年(1945)の終戦の時が12歳の中学1年生だったが、それまでの人生は『誠に裕福な暮らし』 で、お金のことなどアタマの中にカケラすらなかった。
●それが一転した。朝鮮京城、今のソウルから、それこそ一人1000円だけの現金を持って日本に引き揚げてきた。当然の話だがめちゃめちゃ苦しかったのだろうが、あまり解らぬままに過ごていた。
●大学は授業料免除で奨学金を貰ったから行けたのだと思っている。
●川崎航空機に入れて貰ったが、給料は12000円だった。
●そんな金にきゅうきゅうした生活は、大体55歳まで続いた。 途中家を建てたりしたのでその返済に大変だった。その間のボーナスは殆ど使った記憶がナイ。みんな家の借金の返済に充てていた。
●何とか金に余裕が出たのは、退職金が出て、息子が大学を卒業して、家の借金が終わった時期、それが55歳のころだった。
そんな人生の中で、ずっとインフレで物価は上がり続けたし、その間マスコミの論調などは、苦しい家計などと言い続けてはきたが、
全般に日本は豊かになり、戦後の生活などに比べたら、間違いなくよくなったのである。
通してみると日本は豊かに、庶民の暮らしもよくなった。
だから、今の安倍さんの政策も、多分何とか上手く乗り切っていくのだろう。
『反対、反対』の大合唱はするのだが、対案は出さない(出せない)のは子供じみている。
ホントにダメだと思うなら、次の選挙には共産党でもどこでも、反対と言ってる政党に投票すればいいだけの話なのである。
★物価が上がったとか、テレビはつまらぬことばかり、取り上げているのだが、
もっと世の中の全体の流れだとか、世界の情勢を時系列に見たらいい。
大勢がこんな論調で、こんな発想も間違いではないのだが、
こんな大衆が主として利用する世の中のいい仕組みが、いっぱい出来あがっている。
例えば『ユニクロ』では、いいものがどんどん安くなる。
世の中の効率的な企業などの動きが、結果的に生活を楽にさせてくれている ことを見落としてしまっている。
私が初任給12000円の時よりも、今の方が明らかに安い生活必需品がいっぱいある。
ちょっと、例を挙げても
卵、バナナなどの食料品のほか 靴、時計や衣料品など、高いものもあるがめちゃ安いものもいっぱいある。
企業が頑張ったことで大きく値段が下がったものも多い ような気がする。
だから、全般にみんな『豊かに』なったのである。
昔は家に『電話がある家』などは少なかった。『電話がある=金持ちの家』だったのである。
今は苦しいなどと言いながら、携帯のつまらぬ電話代を払い続けている人がむしろ一般的である。
その電話代が無駄だとは決して思ったりしないのである。
少なくとも私は、『そんな電話代』など全く払うつもりはナイ。
★自分の生活の態度を、世の中の流れに合わせたら、幾らでもいい案は浮かんでくる。
もう少し、アタマを遣って、自分の生き方を考えたら、消費税の8%も10%も全然問題ないのだと思っている。
世の中のいい仕組みの恩恵を知らないうちに受けているのだから、
アベノミクスが企業のことばかりと文句ばかり言わずに、世の中全体がよくなることを期待すればいい。
年金生活者の私がそう言っているのである。
こんな意見を言う人は少ないとは思うが、個人のことでは、一切文句など言わずに生きてきた、『私の考え方』なのである。
国は思ったより確りしているものである。
文句ばかり言わずに少しは信頼した方がいい。
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