★NHKの受信料についてのこんなニュースが載っていた。
最高裁大法廷は六日、合憲と初判断した。「テレビ設置時にさかのぼって受信料の支払い義務が生じる」との判断も示した。訴訟では受信料制度は「憲法の保障する『表現の自由』や国民の『知る権利』を具体化するという放送法の目的にかなう合理的な仕組みで、契約の強制も許される」とした。被告の男性側は「放送法の規定は強制力のない努力義務。強制を認めているとすれば憲法の保障する『契約の自由』を侵害する」と主張したが、退けられた。
というのである。
仮にNHKなど殆ど見ないと言っても、テレビを持っている限り受信料は払わねばならないという判決である。
NHKによると、契約対象とみられる約4995万世帯・事業所のうち、未契約は約2割の約1000万世帯だというのだが 、20%の人たちは、受信料を払わずにテレビは観ていることになる。他人事だが20%とは結構な人が受信料を支払っていないのである。
我が家は、一般放送もBS放送も契約しているのだが、口座振替で落ちているので一体幾ら払っているのかも正確には私は解ってはいなかったので金額を調べてみたらこんなことである。
ついでに、新聞の購読料も調べてみたら、こちらの方が結構高いのである。
そんなに金に余裕のある生活でもないのだが、これくらいなら家計が破たんするほどの金額でもないので、無関心なのだと思う。
そんなにテレビを観ている訳ではないのだが、それでも新聞よりは見ているので、新聞の方が割高のような気がする。
最近は、『評判がもう一つ』で購読数が減っているという朝日新聞を取っているのだが、目を通す時間は平均して5分ほどさらーっと眺めるだけである。新聞はネットなどやらない家内の方は、よく見ているようである。
新聞は購読料未払なら配ってくれないだろうから、未払の家庭はないのだろうが、テレビは20%も未払とはビックリである。
テレビを設置した時点に遡って払わねばならぬとなると、『これは大変だな』と他人事ながら心配である。
★最近はネットが一般的になって、私が新聞を読まないのも、ネットで各紙が読めるからである。
昨日は、アメリカの娘から、先日送った年末の荷物が着いたと電話があった。
最初は、Line で掛かってきたのだが、そのあと続いて Skype に切り替えて1時間以上も家内と喋っていた、
これが無料であるのは、私たちの世代にとってはホントにびっくりなのである。
★まだ、カワサキが二輪事業を立ち上げた当初の頃、1970年代の話だが、アメリカとの電話はちょっと長く話すと10万円も掛ったのである。
日本の電話代も距離制になっていて、当時は私は仙台にいたのだが、明石との通話は1000キロ分の通話料で計算されたのである。だから、アメリカとの通話は日本とアメリカの距離で計算されたから、10万円もしたのだと思う。
いまの若い人たちなどは信じられないと思うが、電話代も当時の国鉄の料金のように距離が離れているところは高く、市内通話は安かったのである。
現在のネット時代、世界がみんな隣町で、神戸も明石もアメリカも全く距離は関係ない時代に生きている。
そう言う意味では、ネットに比べたら『テレビも新聞も』結構高いなと言うのが実感である。
★この話題、ツイッターに流したら、
『これからはタブレットPCやスマホでテレビを見る時代になりますから、「これはテレビじゃありません」でいこう。そもそも大型ディスプレー(テレビ)の時代なんて、とっくに終わりなんですよ。俺は絶対大型ディスプレー(テレビ)なんて設置しません。』
とこんな意見も。
確かに、アメリカの娘宅では日本のテレビがいろいろと既に見れる時代になっている。
世の中、どんどん進みますね。